米国の化学学会で発表されたウコンのガンへの薬効

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ガンは、現代人の三大死因の1つです。そのガンに対する効能を紹介します。ドイツに本社があり、世界各国の最先端の医学情報を伝える専門紙「メディカル・トリビューン」(Medical Tribune)によれば、アメリカのサンディエゴで開催された米国化学学会の場で、ウコンの薬効について画期的な研究報告がありました。

それによればウコンには悪い細菌を殺し、体内で作られる有害な活性酸素を除去する作用がぁり、それによっていくつかのタイプのガンを予防する効果をもっていることが確認できたとしているのです。

報告ではまず、ウコンが歴史的にすでに薬草として高い評価を受けていたとして、「インドや中国の伝統的な治療師たちは、ハーブの一種であるウコンには消炎作用があり、軟膏として局所に通用すると、傷跡を治癒することが無昔から知られていた」と述べています。そのうえで、マヤスを使った動物実験でウコンの薬効を調べたところ、ウコンに含まれる黄色い色素であるクルクミンや精油成分には一部の胃ガンや皮膚腫瘍の増殖を阻害する働きがあり、さらにはフリーラジカルと呼ばれる活性酸素を除去する作用のあることが明らかになったと発表がありました。

ウコンの抗ガン・活性酸素除去作用

この活性酸素は最近、老化や成人病の原因を作る存在として注目されているもので、酸化する力が異常に強い酸素分子のことです。これが体内に発生すると、遺伝子の集合体であるDNA 、代謝に欠かすことのできない酵素、タンパク質、脂質の多い細胞膜などに飛びかかって破壊してしまいます。

例えば、DNA が傷つくと、細胞の複製にエラーが生じ、正常な細胞を作り出せなくなります。

また、酵素の場合、その酵素の機能が失われ作用しなくなってしまいます。ウコンにあるクルクミンや精油成分には、このような活性酸素を取り除く抗酸化作用といわれる作用があります。その速効性は、同じく活性酸素を除去する可能性のあるものとして注目されているビタミンC やEよりもウコンのほうがすぐれているというのです。

それだけではなく、光と酸素のあるところでは非常に低濃度のクルクミンでも15分以内にサルモネラ菌などの細菌を破壊したといいます。つまり、こうした研究報告を見ていくと、クルクミンや精油成分を含むウコンには、ガンや感染症を防ぐのに、かなり効果的な働きがあると考えられます。

文部科学省の研究報告でも抗酸化性が確認

これについては、日本の文部科学省の指揮下で行われた文部科学省重点領域研究「機能性食品」の総括班による研究報告のなかでも指摘されています。

それによれば、「クルクミンはショウガ科クコン中に存在する黄色い色素であるが、これは広く食品系でも生体モデル系のいずれにおいても抗酸化性を示すことがわかっている」としています。

これをもう少しわかりやすくいえば、抗酸化性物質の1つであるクルクミンには、食品のなかや生命体のなかでの酸化を防ぎ、活性酸素などを除去する働きがあるということです。

ちなみに活性酸素については、東京大学理学部の加藤邦彦先生が活性酸素こそ万病の元であると警告していますが、そうであればあるほどクルクミンや精油成分のこうした働きは実に心強いものといえます。

「ガン克服新十カ年計画」でもウコンが研究対象に

ところで、厚生省、文部省、科学技術庁の三省庁は、1995年度から「ガン克服新十カ年計固」を実施しています。そのなかのガン予防研究分野には食品の成分によるガン予防のプロジェクトが組み込まれていますが、ウコンもこの研究の対象として取り上げられることになっています。

政府によるがん研究推進の主なあゆみ

これに関連して、このプロジェクトを担当する国立がんセンターのガン予防研究部長、西野博士は、ウコンの主成分であるクルクミンは、「皮膚、胃および大腸の発ガンの各過程を抑制する効果があることが、マウスを用いた皮膚発ガンの動物実験により明らかにされています」と報告しています。

ガン細胞への効果・効能 | ウコンの効能・効果

現在、ガンが発生し、成育する過程にはいくつかの段階があり、ガンウイルスや発ガン物質などによって正常な細胞がガン細胞に変身したあと、長いプロセスを通過しながら正真正銘のガン細胞になっていくと考えられています。すなわち、ガンへの過程には、発ガンのイニシエーション(引き金を引く段階) とプロモーション(発ガンを促進する段階) という二段階の独立した過程が存在していると考えられています。これを発ガンの二段階説といいます。ちなみに、ガンのプロモーションに作用する物質を発ガンプロモーターといいます。

発ガンプロモーター抑制効果が

ウコンには発ガンのプロモーター抑制の効果があると証明されており、発ガンのイニシエーションを受けた細胞が、ガン細胞として成育していくのを抑制する効果切あることが確認されています。

実は、このことはとても大切なことです。というのは、大腸ガンなどの一部のガン細胞の遺伝子を調べますと、いわゆるガン細胞化する以前からすでに遺伝子には先天的な異常のあることが明らかになっているからです。その状態に発ガンプロモーターが作用することによってガンが生じてくることがわかっています。

つまり、ガン患者は生まれたときからすでに、何かのきっかけで発ガンプロモーターの作用を受ければ、いつでもガン細胞に変化してしまう細胞をもつていたことになります。ですから、このような発ガンを予防するには発ガンプロモーターを抑制するしかなく、もし発ガンプロモーターを抑制できる物質があれば、ガンを効果的に予防できることになります。

こうした期待のもとに注目され始めたのがクコンなのです。

れどころか、今後の研究の進展次第では、ウコンが発ガンの全過程を抑制する可能性さえ十分にあるといわれています。

また、先ほどの米国化学学会の報告にもあったように、クルクミンや精油成分には、老化や病気の原因を作る活性酸素を除去する働きや活性酸素がDNAに障害を起こしたり、発ガン物質がDN Aと結合するのを防御する働きがあることも判明しつつあります。

さらに、このようなクルクミンのガン抑制効果について、「クルクミンは毒性がない化合物ですので、ガンの化学予防に用いるのに最適の化合物であるといえます。また、ガン予防効果をもつ機能性食品を創製しようという計画などにおいて、クルクミンはきわめて有用な素材となるでしょう。

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台湾大学でも抗ガン作用に着目

こうしたウコンのガン抑制作用に注目しているのは、アメリカや日本の研究者だけではありません。

台湾でも台湾大学病院において、ウコンを使ったガン治療に関する臨床試験が当局の許可を得て開始されています。台湾大学の医師らは、すでにウコンには細胞に成長の合図を送る遺伝子を抑制する働きのあることを突き止めていて、この働きを利用すれば、ガン化を促進する遺伝子を抑えることができ、それによってガンの成長を抑制できるとみています。

この臨床試験は3年間続けられる予定で、病院側は成功すればウコンで薬を作ることも可能だと考えています。その他にも、東京理科大学の糸川秀治教授は、ウコンとガジュツを使ったマウスの実験で、「腹水ガンに対して、ガンの増殖を防ぐ効果が高い」ことを明らかにしています。