糖尿病の合併症の予防にも

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糖尿病が何より怖いのは、体の抵抗力がなくなり、頭のてっぺんから足の先まで、いたるところに合併症が起こってくる」とにあります。

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国内では糖尿病患者さん、予備軍を合わせると2000万人以上にもなります。全体の20%になります。

そこで糖尿病を防ぐためにはどんなことに注意したらいいのでしょうか?生活習慣や考え方なども。 今後も文明の進歩に比例してますます増えるともいわれています。

快適で便利な生活環境は現代人から運動の機会を奪い、食生活面では、脂肪や動物性タンパク質の摂取量が多くなっています。その意味では糖尿病は豊かな生活の代償として増え続ける文明病だといえるのかもしれません。

ウコンは、このような合併症が気になる糖尿病の予防、改善についてもかなりの効果を期待できそうなのです。

そこで、まず、簡単に糖尿病の仕組みについて、少しふれておきたいと思います。私たちの体が必要とするエネルギーは食物の成分を通して待られますが、なかでも三大栄養素といわれる糖質、タンパク質、脂肪がもつとも必要とされます。

特に簡単にとれる糖質は、肝臓でブドウ糖に変えられてエネルギー源となります。ちなみに、糖質とは炭水化物から繊維を除いたものです。血液中には常に一定濃度のブドウ糖が含まれていて、体を動かしたり、脳を働かせたりするために必要なエネルギーは、すべて細胞が血液中から取り入れたブドウ糖から得ています。

エネルギーに変えられずに余ったブドウ糖は、グリコーゲンという別の形の物質に変えられ、肝臓や筋肉に蓄えられますが、それでも残った分は脂肪に変えられて皮下脂肪として蓄えられます。

そして、急激な運動などによって一度にたくさんのエネルギーが必要になったときには、蓄えておいたグリコーゲンを再びブドウ糖に変えて利用します。

インスリン不足が血糖値を上げる

このように糖質という物質が体内でかたちを変えることを糖質代謝といいますが、その際には、胃の後方にあるすい臓で作られるインスリンというホルモンが必要になります。というのは、細胞の表面には、インスリンを識別するレセプターのようなものがあり、ここにインスリンが触れると細胞の入り口を開いてブドウ糖を取り入れる仕組みになっているからです。

わかりやすくいえば、インスリンはブドウ糖が細胞のレセプターを通過するための通行証のような働きをしているのです。この仕組みのなかでもう1つ重要なことがあります。

それは、血液中のブドウ糖が不足し、血糖が低下しそうになるとそれを防ぐためにさまざまなホルモンが作用して血糖値を一定に保とうとしますが、血糖が過多になったときに血糖値を下げる作用をもっているホルモンはインスリンしかないのです。

ですからインスリンが不足すると、ブドウ糖がどんなにたくさんあってもレセプターを通過できないため、細胞はブドウ糖をエネルギー源として取り入れることができません。その結果、血中にブドウ糖があふれてしまい、かなか血糖値が下がらず、ついには糖尿病が発生してきます。

とはいっても、現代ではインスリンを薬として利用することも可能になっているので、糖尿病自体で命を落とすことはきわめて少なくなりました。そのため、糖尿病でもっとも怖いのは、免疫力の低下や血管障害、神経障害など、さまざまな合併症を招くことなのです。

これに対してウコンには、脂質代謝をよくするとか血小板凝集を抑制する、血圧を抑制するなどの働きがありますから、糖尿病による合併症の危険性を除去するのにかなりの効果が期待できると考えられます。

代謝促進効果もあるウコンの薬効