リンとカルシウムのバランスもいい

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リンがカルシウムと一緒に骨や歯を作っています。実際にはリンはカルシウムと結合することによってリン酸カルシウムとなり、骨や歯などを構成しています。したがって、カルシウムだけをとっていたとしても、リンが不足していればカルシウムは本来の役目を有効に果たすことはできないのです。

カルシウムとリンの割合は1:1が理想

その他にも、リンは核酸のDNAを構成する成分としてもなくてはならない存在です。また、リンの1日の摂取量の目標としては成人男子で600mgでカルシウムとほぼ同じで、ヵルシウムとリンの摂取量の割合については1 対1が理想だとされています。したがって、もしどちらか一方が過剰に摂取されるとカルシウムやリンの代謝に支障が生じてきます。

リンは多くの食品に豊富に含まれていますし、体内にも広く存在していますからリンそのものが不足するという状況はあまり考えられません。それよりもカルシウムとリンのバランスが問題なのです。

例えば、市販の清涼飲料水に含まれている甘味料には多くの場合、カルシウムがほとんど含まれていないのにリンが多量に含まれています。

こうしてカルシウムが不足しているのにリンを過剰にとりますと、「過ぎたるは及ばざるがごとし」の諺のように体内のカルシウムがリンと結合して体外に排泄されてしまい、結果としてますますカルシウム不足になってしまいます。

その意味で清涼飲料水を飲みすぎるのは、健康上あまり好ましくありません。繰り返しますが、カルシウムとリンは両者をバランスよくとることが大切なのです。その点ウコンの場合は、カルシウムとリンがバランスよく含まれているので安心して利用することができます。

ウコンでカルシウムは足りるか? | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/350

鉄分の含有量も多い

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鉄分は、赤血球のなかで酸素を運ぶ役割を担っているヘモグロビンを作るのに大切な成分です。もし、酸素がヘモグロビンによって体の組織に運ばれなくなりますと、栄養分がいくらあっても、それを燃やしてエネルギーに変えることができなくなり、体の機能が低下してしまいます。ですから、鉄分はどうしても欠かせないミネラルなのです。

こうした鉄分が不足しおこる具体的な症状としては貧血症状だけでなく、疲れやすい、健忘症、おこりっぽい、無気力といった症状が現れます。

飽食の時代でも不足する鉄分

特に現代女性には貧血気味の人が多いといわれます。これにはいくつかの原因が考えられますが、その1つとして鉄分不足が関係しているようです。事実、現代人の食生活は飽食の時代といわれるほど豊かになっているのに、鉄分は、カルシウムと共にまだまだ不足しています。

ちなみに、鉄の1日の所用量は、大人の男性で10mg、女性で12mg、妊婦で15~20mg、授乳婦で20mg、子どもでは年齢によって幅がありますが、6~23mgとされています。

そこで、こうした鉄分を補うのによい食べ物としては、パセリやほうれん草などの野菜、それからレバーや豆腐などもよく知られています。実は、ウコンについて鉄分の含有量を見ますと、驚くことに100g中に106mg含まれています。

例えば、野菜のなかでもっとも鉄分が多いとされているパセリでさえ、100中に9.3mgしかないことと比較しますと、いかにウコンに含まれる鉄分が多いかわかっていただけるでしょう。

ウコンのすぐれた薬効と同時に大切な鉄分の補給に役立ってくれることも見逃すことができません。こんなところにも、医薬品とは違って体に総合的に働きかけながら効果を発揮する生薬としてのウコンの素晴らしさがあります。

マグネシウムとカルシウムのバランスが絶妙

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マグネシウムといわれてもあまりピンとこない人が多いかもしれませんが、ミネラルのなかでいちばん多く体のなかに存在するといわれるカルシウムは、マグネシウムとのバランスがよくないと、さまざまな成人病の原因を生み出してしまいます。

というのは、マグネシウムがカルシウムの働きを円滑にするのに欠かせない働きをしているからです。したがって、カルシウムをとるときには、マグネシウムをたくさん含んでいる食品とうまく組み合わせてとることがとても重要なのです。

そこで、マグネシウムをたくさん含んでいて割合と手軽に手に入るものとしては、小えびとか、いわし、干しだら、グレープフルーツ、きゅうり、バナナなどがあります。

カルシウムをとるときには、これらを利用して、例えばバナナとグレープフルーツを利用したサラダやきゅうりのごまあえなどを工夫してみるとよいでしょう。

ところで、マグネシウムは体のなかのミネラルとしては7番目に多い成分で、成人では約25g存在しています。

そのうちの約60%は骨に含まれていて、カルシウムやリンと同じく骨がマグネシウムの主な貯蔵庫になっています。

ただし、カルシウムが骨の成分として欠かせないのに対して、マグネシウムは骨と骨をつないで円滑に動かす軟骨組織の成分として大切です。

カルシウムが筋肉の収縮に関与していることは前述したとおりですが、マグネシウムも同じような働きをしていると考えられています。その他にも、神経の情報伝達やさまざまな酵素の働きを助ける仕事もしているようです。では、どれだけとればいいかというと、マグネシウムとカルシウムを、2対1ぐらいの比率でとるのが効果的です。

もしカルシウムとマグネシウムをバランスよく含んでいる食品があれば、これほど都合のよいことはありません。その点、成分表を見れば一目瞭然ですが、ウコンにはカルシウムと同時にマグネシウムがたっぷり含まれています。

ですから、ウコンを利用すれば、クルクミンや精油成分による健康増進効果作用があるだけでなく、カルシウムとマグネシウムをバランスよく補ってくれます。この点でもクコンはとても貴重な薬草なのです。

ミネラル成分について | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/354

食べる=生きる(カルシウムとマグネシウムのバランス)
https://rumor-info.com/food-12.html

高血圧を予防するカリウムの量にも注目されている

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カリウムといってもなじみの薄いミネラルかもしれませんが、このミネラルは血圧を整え、高血圧を防ぐという大切な働きをしています。

血圧が高いと降圧剤を服用するのが一般的でありますが、6~7割の人はカリウムを摂取することで正常値に戻ります。

降圧剤の前にカリウムをしっかり摂る | 血圧対策
https://memo-diary.info/2015/04/18/%e9%99%8d%e5%9c%a7%e5%89%a4%e3%81%ae%e5%89%8d%e3%81%ab%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%82%a6%e3%83%a0%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a3%e3%81%8b%e3%82%8a%e6%91%82%e3%82%8b/

実は、ウコンにはこのカリウムが100g中に何と1750mgも含まれているのです。緑黄色の野菜の王様として脚光を浴びているモロヘイヤでさえ、100g中、920mgですから、その多さは群を抜いています。

ところで、高血圧は心臓病や脳疾患などの成人病と深く関係していて、中高年時代を健康に過ごすには、ぜひとも高血圧にならないようにしなければなりません。その意味で高血圧を防いでくれるカリウムの働きはとても大切です。

その他にも、カリウムは細胞内の浸透圧を一定に保つ働きや腎臓の老廃物の排泄を促進する働き、副腎ホルモンの生成にかかわったりと、私たちの知らないところでとても重要な仕事をしています。

ストレスが多い現代人にカリウム不足が深刻

こうしたカリウムが不足すると、一般には疲労しやすくなったり、脱力感に襲われたり、肩こりや腰痛をともなったりします。カリウムの成人の1日口当たりの必要量は2000~4000mgを目標にすれば十分です。

このカリウムに関連してストレスの多い現代人には特に注意してほしいことがあります。それはカリウムというミネラルはストレスにとても敏感で、ストレスがたまりすぎると尿と一緒にどんどん体外に排泄されてしまいやすいということです。

ストレスのたまらない生活をするのがいちばんかもしれませんが、現代社会ではそうもいっておられません。そこで、カリウムをたくさん含む食品をとることが大切になってきます。

カリウムは野菜や果物、具体的には、ほうれん草やパセリ、とうがらし葉、にら、にんじんなどからとるのがよいようですが、ウコンには、前述したようにこれらの野菜とは比べものにならないくらいのカリウムが含まれていますから日本人に不足しがちなカリウムの補給にも都合のよい薬草なのです。

ウコンに含まれるカリウムについて | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/347

日本人に不足しやすいカルシウム摂取に効果的

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ウコンが黄色い色素であるクルクミンや多くの精油成分によって驚くべき薬効を発揮してくれることはすでに今まで述べたとおりですが、ウコンが素晴らしいのはそれだけではありません。以下のウコンの成分表を見てください。

ウコンにはカルシウムや鉄分などのミネラル分、それから食物繊維が、たっぷりと含まれていることに驚かされます。ミネラルは私たちの健康を維持・増進するのにどうしても欠かせないもので、そのうちのどれかが不足したり、お互いのバランスが悪くても、体調が崩れたり、さまざまな病気の原因になったりします。特に現代人の場合はミネラルが不足しがちです。

ところが、ウコンならば、さまざまな薬効だけでなく、ミネラルを補うのにもたいへん都合がよいのです。

春ウコンの成分(100g中)

  • 水分(2.8%)
  • たんぱく質(9.9%)
  • 脂質(4.3%)
  • 線維(5.2%)
  • 灰分(6.2%)
  • 糖質(70.7%)
  • リン(295mg/100g)
  • 鉄(106mg/100g)
  • カルシウム(169mg/100g)
  • タンニン(0.89%)

それから、お産や授乳を経験する成人女性は、自分の分とともに子どもの骨を作るためのカルシウムもとらなければ、どうしても1日の必要量が足りなくなりますから、やはりカルシウムをたくさんとる必要があります。

最近はお年寄りに骨粗鬆症が増えています。この病気になると、骨の密度が極端に低くなすり、ちょうど大根に鞍が入ったようにすかすかになってしまい、ちょっとした力が加わるだけで折れるほどもろくなっています。

実は、どんなに年を取っても骨の新陳代謝は続いていますし、血液中のカルシウム濃度も一定に保たねばなりません。それなのに、もし外からのカルシウムの摂取量が足りなくなるとその分だけ、骨のカルシウムが利用されてしまいます。

その結果、骨は大根に稼が入ったような状態になってしまうのです。高齢になるとどうしても食べる量が減りますから、それにつれてカルシウムの摂取量も不足しがちになりやすいため、年齢が高くなってからでもカルシウムの摂取には気を配らなければなりません。

このことは高齢者にかぎったことではありません。というのは、私たち日本人の食卓は豊かになっているはずなのに、カルシウムの摂取量に関しては、いまだに先進国中最低レベルで、日本人の3人に2人はカルシウム不足だといわれているからです。

ところで、いったん体のなかにとり込まれたカルシウムの99%は骨や歯のなかに存在しています。

つまり、骨はカルシウムの貯蔵庫のような役割をしているのです。骨は体の柱としてとても硬い固まりですから、まったく変化しないもののように思いがちですが、実際には常に新陳代謝を繰り返して少しずつ生まれ変わっています。そのために、骨に蓄えられているカルシウムは常に新しいものと入れ替わり、古いものは体外に排出れます。

このとき、もし新しいカルシウムが不足したりすると、排出される一方にになってしまうためにカルシウム不足が生じてしまうのです。

こうして大部分のカルシウムが骨に含まれているのに対して、残り1%はどうなっているのでしょうか。1%といえばごくわずかですが、しかし、このわずかなカルシウムが私たちの体にとって実に重要な働きをしているのです。

このカルシウムは血液や細胞のなかに・含まれていて全身をめぐりながら、筋肉最縮させたり、心臓を動かすための働きをしています。また、脳からの神経の伝達晶けたり、血液を固めて出血豊める働きやホルモンの分泌にも関与しています。

さらには高血圧に対してもカルシウムは、有効な成分であることが認められています。こうして私たちが生きていくのに欠かせない働きをしているカルシウムは、前述したようにうつまり、われわれの体は万が一血液中のカル血液中では常に一定に保たれています。

ルシウムが足りなくなると、骨からカルシウムを取り出してでも血液中のカルシウム量を一定に保つようにしているのです。

一般的に成人ののカルシウム摂取量としては700mgぐらいは必要だといわれていますが、もし不足の状態が続くと、その分だけ骨から血液中にカルシウムが奪われてしまい、骨がもろくなったり、健康に影響が出てきたりします。ところが、日本の土壌や水にはそもそもカルシウム分が少なく、したがってそこで育った作物のカルシウム含有量も多くはありません。

ですから、カルシウムというミネラルは日本人にとつてとりにくい栄養素の1つなのです。それを補うために、苦から日本人は魚や海藻、豆類などをとつてきましたし、戦後は乳製品が普及することでかなり日本人のカルシウム不足は解消されたはずなのです。にもかかわらず、最近の「国民栄養調査」によれば、日本人のカルシウムはまだ不足しているというのです。しかも残念なことに、日本人にとつて大切なカルシウム源であるはずの魚や海藻、豆類が食卓にのぼることもめっきり減ってしまいました。こうした状況に置かれてい一る私たち日本人は、かなり意識してカルシウムをとることが必要で、その点でもウコンはありがたい存在だといえます。

ウコンでカルシウムは足りるか?
https://turmeric-guide.net/archives/350

医薬品との併用で薬の効果がアップする

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医療の歴史を振り返ってみますと、そこには疾病克服の華々しい足跡ばかりが目につくようですが、もう一方では医薬品の危険な副作用が問題にもなっています。

これに対処するには何よりもまず、できるかぎり薬の使用量を最小限にとどめながら薬の効果を最大限に発揮させるような努力が不可欠です。

これに対してウコンは、医薬品による副作用を抑えて薬の効果を高めるのにとてもよい働きをしてくれます。めざましい進歩を遂げた現代医療の主役である医薬品がよく効くのは確かですが、同時に危険な副作用も多くて、成果の陰で犠牲になった人の数も少なくありません。

特に目立ったところでは、ペニシリンによるショックやストレプトマイシンによる聴力障害があります。さらにはサリドマイドです。

風邪にかかって薬をもらって飲んだところ、胃が悪くなったなどという体験をもっている人は結構いるでしょう。これは風邪薬のなかに入っている、特に熱を下げ頭痛や筋肉痛を和らげる目的で配合された消炎鎮痛剤が胃の粘膜を傷つけるからなのです。

また、この消炎鎮痛剤は人によっては胃潰瘍をも引き起こし、吐下血をきたしてたいへんな事態になることもあります。。
ですから、副作用の危険性をできるだけ避けながら効果的な治療を行うことができるのです。

病院で処方されている薬と併用しても大丈夫か? | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/374

殺菌・防感染・抗炎症作用

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最近の研究では、ウコンには殺菌作用があることも明らかになってきています。これはアメリカの研究でも証明されていることです。

また、病院における院内感染が問題になっていますが、ウコンをうまく使えばこうした感染防止にも役立ちそうです。

さらに、ウコンにはたいへんすぐれた抗炎症作用があります。これに関する動物実験では、ウコンの黄色い色素であるクルクミンを与えてからカラゲニンという炎症を起こさせる特殊な化学薬品を投与すると、クルクミンの代わりに食塩水を使用した場合に比べて、60~80%という高い確率で炎症を抑えることができたとのことです。

殺菌・抗炎作用も | ウコンの効能・効果
https://turmeric-guide.net/archives/255

胆汁の分泌促進による健胃作用

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ウコンには健胃作用があると考えられています。それは、ウコンによって胆汁の分泌が促進されると消化酵素の分泌も全体的に活発になるからです。

それによって、胃腸などの動きが活発になり、消化機能が高まると考えられます。ウコンを実際に飲まれている方の声を聞くと、胃の働きがよくなり、食欲が出てきて、食事をとてもおいしく食べられるという感想が多いのも、ウコンによる健胃作用が一役買っていためでしょう。その他にも、ウコンによって胆汁の分泌が促進されると、脂質が下がるとか、便通がよくなるなどの効果が期待できます。

事実、ウコンを飲んでいたら、1週間に一度ぐらいしか通じがなかったのに、毎朝通じがあるようになったとか、ひどい便秘で下剤を手放したことがなかったのに、ウコンを飲むようになってからは、びっくりするほど通じが.よくなって喜んでいるなどという報告があります。

動脈硬化予防効果

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よく血液浄化という言葉を耳にしますが、それには血液中の脂質が下がる、コレステロール値が下がる、血小板凝集を抑制する、カルシウム括抗作用などにより血液の流れがよくなる、などという意味が含まれています。

このように考えると、血液浄化のうまくいかない状態こそ動脈硬化だともいえそうです。確かにその初期の段階においては血管内における血小板凝集が深く関係しているといわれています。

また、血液中には過酸化脂質が増加しやすく、血管の内皮細胞が傷ついて動脈硬化を進展させてしまうともいわれています。

それから多くの臨床データを通して、動脈硬化症と血圧の間には一定の関係があって、高血圧状態が持続すると動脈硬化も進展することがわかっています。したがって、うまく血圧を調節できれば動脈硬化の進展を防ぐことができると考えられています。

ウコンは老化防止の強い味方

このような点からウコンの働きを考えてみると、ウコンには脂肪代謝をよくし、コレステロール値を下げ、血小板凝集を抑制し、カルシウム括抗作用によって血圧を抑える作用もあります。

驚くことにこれらの働きはどれをとっても動脈硬化の予防に必要なものばかりです。もし、これらが総合的に作用すれば、動脈硬化の予防のためにウコンはとても効果的な働きをすることになります。

「人は血管とともに老いる」といわれるほど、血管の老化は健康維持のために放っておけない問題です。そこで血管の老化を防止しょうと思ったら、まず動脈硬化に注意しなければなりません。その意味で、ウコンは老化防止にも、とても強い味方になってくれそうです。このことは、現代の中国医学において、ウコンが狭心症や脳血栓など心臓や血管系の病気、つまり循環器系の病気に効果があるとされている事実とも一致します。

コレステロール値を抑制し、て高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する

抹消神経を拡張して高い血圧を下げる

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ウコンには高血圧を抑える効果もあります。そこでまず簡単に血圧の仕組みについて説明すると、血圧を上昇させる要素としては現在、アンジオテンシン変換酵素とカルシウムイオンが考えられています。


血液中にはアンジオテンシンⅡという物質が存在しています。これが血液のなかに増えると、血管を収縮させるので血圧が上がってきます。

この物質は、血圧とはまったく関係のないアンジオテンシンⅠという物質が転換酵素の働きによって変化して生まれたものです。

ですから、この転換酵素の働きが活発になるとその分、アンジオテンシンⅡが血液中に増えてしまい、血管を収縮させて血圧を上昇させるのです。

そこで、ドイツのある製薬会社がこの転換酵素そのものが生成されないようにする薬品を開発しました。それによってアンジオテンシンⅡが生成されるのを防ぎ、血圧の上昇を抑えようと考えたわけです。

高血圧の治療に使われる薬について | 薬の効能と副作用(生活習慣病に関連する薬)
https://medicine-guide.net/archives/24

この薬品は現在、高血圧の特効薬して全世界中で広く使用されていますが、咳が出て止まらなくなるといった困った副作用もあるので、実際の使用にはかなりの注意を払わなければなりません。

そのため、副作用の心配のきわめて少ない自然の成分を利用して高血圧を抑える方法に期待が集まっています。

例えば、昔から柿の葉は高血圧によいといわれてきました。そこで柿の葉から成分を抽出して確認してみたところ、確かにアンジオテンシンⅡの働きを阻害するタンニンという物質を含んでいることがわかりました。

一方、体を構成する筋肉の収縮は、カルシウムイオンが細胞内に取り込まれることにより起こります。同じく血管を構成する平滑筋も、カルシウムイオンが取り込まれると収縮するので、それにともなって末梢血管が収縮し、血圧は上昇します。

これに対してウコンの場合には、カルシウム括抗作用という血管の平滑筋へのカルシウムイオンの導入を抑える働きがあるため、末梢血管を拡張します。その結果、血流がよくなり、血庄の上昇も抑制されるのです。

現代医薬品のカルシウム括抗剤は、比較的副作用が少なく、多用されていますが、頭痛や動悸、顔のほてり、熱感、のぼせといった副作用が若干ながらあります。しかし、ウコンの場合には、食品ですから副作用の心配がいっさいありませんので、長期間利用しても安心です。