寝たきり 原因 骨粗鬆症 が大きく関係している

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寝たきり 原因 骨粗鬆症 が大きく関係しています。骨粗鬆症は、骨の密度が低下し、骨がもろくなる病態を指します。この状態では、骨折しやすくなるため、身体活動が制限されることがあります。また、骨粗鬆症によって脊椎の骨が弱くなり、脊椎圧迫骨折が発生する可能性も大です。

寝たきり 原因 骨粗鬆症 には要注意

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寝たきりの原因になる骨粗鬆症

お年寄りは、背骨を骨折していても、痛みがないので気がつかないこともある「骨租しょう症」。健康長寿には、骨の健康も最重要です。
ちなみに寝たきりになると膨大なお金がかかってしまい経済的なリスクも大きくなります。

骨粗鬆症を予防するには?

  1. 骨量を貯える
  2. 骨検診を受ける
  3. 食事と運動に気をつける

の 3 つです。

「骨粗鬆症」とは、骨がスカスカになって弱くなり、骨折しやすくなる病気です。とくに女性は閉経後、骨量が急激に減少するため高齢になればなるほど、骨折しやすくなります。骨粗鬆症になると、わずかな衝撃でも骨折しやすく、背骨を骨折していても痛みがないので気がつかず、いつの問にか背中が曲がり、身長が縮んでいることさえあります。

平成25年に厚生労働省が発表した調査によると、介護が必要となった原因の第3位は「骨折・転倒」によるもので、全体の14.6% を占めています。これは骨粗鬆症による骨折がおもな原因であると考えられます。


高齢者が骨折すると、若い世代に比べて治りにくく、長期間の安静によって「廃用症候群」になり、ベッドから起き上がることもできない「寝たきり」の状態になってしまうこともめずらしくありません。そうならないためにも、骨の健康を意識した生活を心がけましょう。

骨は常に、古くなった部分は壊され、新しく作り変えられています。この破壊と新生のどちらの働きがより活発になるかによって、骨量が減る方向に進むか、増える方向に進むかが決まります。このような骨の新陳代謝は、骨の表面(皮質骨)
よりも、骨の内部(海綿骨) でより活発におこなわれています。そのため骨代謝に異常が生じると、まず内部の骨に変化が起きます。

ですから海綿骨の占める割合が比較的多い「背骨」などが、まずは弱くなっていきます。とくに更年期以降の女性は、女性ホルモンであるエストロゲンの低下によって、骨量が急激に低下します。
エストロゲンには、骨を壊す「破骨細胞」を抑える働きがあります。そのためエストロゲンが低下すると、破骨細胞の働きが強まり、骨量が減少するのです。また加齢によって、皮膚で作られている骨の形成に大事なビタミンDが減るうえに、腸や腎臓の機能が低下することでも骨量が減っていきます。

予防には、閉経までにできるだけ骨量を増やし、貯骨しておくことが大切です。貯骨量が多ければ多いほど、骨量が減っても余裕ができます。

人の生涯で骨量のピークは、思春期~20歳にかけてです。まずはこの時期に、栄養バランスのとれた食事でしっかりとカルシウムやビタミンD を摂り、運動によって骨を鍛えることです。

子どもや孫がいる人は、心がけてほしいと思います。成人女性のカルシウム摂取量の目安は1 日600ミリグラムですが、ストレス社会の現在では足りないかもしれません。

とくに更年期以降の女性は、しっかりとカルシウムを摂取する必要があります。ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えることで、吸収力を高めることも大切です。
丈夫な骨づくりのための必須栄養素

ウォーキングなどの適度な運動は、骨に刺激を与え、骨量を増やしてくれます。また、骨の形成に大事なビタミンDは食事からも摂取できますが、1 日10 ~ 15 分ほどの日光浴によっても皮膚で作られますから、ウォーキングは骨の健康に一石二鳥ともいえます。

40 歳を過ぎたら骨検診(骨ドック) で自分の骨量を知っておき、その後も定期的に検診を受けることで、骨量の経過を把握しておきましょう。もし骨粗鬆症になっても適切な治療を受ければ、骨量の減少を遅らせることができます。

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骨粗鬆症 初期症状

骨粗鬆症(osteoporosis)の初期症状は通常ほとんどないか、非常に軽微です。骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨が脆くなる進行性の状態であるため、多くの人が症状を感じる前に骨密度の低下が進行していることがあります。骨密度が低下しても痛みや不快感がないため、初期の段階では気付きにくいことが一般的です。

しかし、骨粗鬆症が進行すると、次のような初期症状や兆候が現れることがあります:

  1. 背中や腰の痛み: 骨粗鬆症による圧迫骨折が脊椎(背骨)に発生することがあり、これにより背中や腰の痛みが生じることがあります。

  2. 身長の減少: 脊椎の圧迫骨折によって、身長が減少することがあります。これは骨粗鬆症の進行によるもので、身長の減少が目立つ場合、骨粗鬆症の可能性が高いことがあります。

  3. 猫背(姿勢の変化): 圧迫骨折による脊椎の変形が猫背や不正な姿勢を引き起こすことがあります。

初期の段階で症状があまり感じられないため、骨粗鬆症のリスク因子に関する意識と、骨密度検査を受けることが重要です。骨密度検査(DEXAスキャンなど)は、骨粗鬆症の診断やリスク評価に役立つ検査です。特に、骨粗鬆症のリスク要因がある場合、定期的なスクリーニングがおすすめされます。また、健康的な生活習慣、適切な栄養、運動、骨密度を向上させるための措置が骨粗鬆症の予防や管理に役立つことがあります。医師と相談し、適切なケアプランを立てることが大切です。

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