ウォーターローディングで体を作る際のミネラルウォーターは中硬水がベスト 「 のむリシリカ 」 が BEST です。腎臓に疾患がなく健康体の人に対しては、水は飲めば飲むほどいいでしょう。水をのむと手足や顔がむくむから水分を控えているという女性がいます、が、それは誤解です。

むくみは水分のとりすぎが原因ではなく、血液循環の悪化によるものです。血行が悪くなると、毛細血管と細胞とのあいだのミネラルバランスが崩れて、浸透圧が一定に保たれなくなり、細胞の内側に水分が過剰に入りこんでくるのです。

これが、むくみの正体です。水分を控えるよりもむしろ、たくさん水を飲むことによって血液循環量を増やしたほうが新陳代謝が活発になり、むくみの解消に効果を発揮します。

血行を促進して新陳代謝を高める水分補給は、冷え性や頭痛、肩こり、便秘、虚弱体質などで悩んでいる人にも非常に効果的で、簡単にできる健康法です。

少し前の話ですが、カルピスが 「 チームエビアンウォーターローディング 」なるものを発足させたというニュースがありました。

順天堂大学スポーツ健康科学部の高岡郁夫先生をリーダーに、マラソンランナーの 谷川 真理 さん、プロゴルファーの 横尾 要 さん、プロテニスプレーヤーの 吉田 友任 さんの 4 人で構成されていました。

「 ウォーターローディング 」 とは耳慣れない言葉ですが、カルピスによると、試合前の一定期間、毎日 1 ~ 1.5 リットルの水を少しずつ摂取することによって、からだを常に水で満たし、試合中の水分喪失による運動能力の低下を防ぐ体調調整法です。試合中は、アドレナリンが大量に分泌され、運動量 緊張 体が水分不足になるのは言うまでもありません。

個人差もありますが、 1 回の摂取量は 250 ml が目安です。欧米では、すでにだいぶ前から行なわれているらしく、いろいろなスポーツ選手が取り入れていると開きます。

この体調調整法はスポーツ選手に限らず、一般の人たちの健康法にもあてはまるでしょう。

何度も述べているとおり、人体の約 60 パーセントを占める水分は、体温の調節、栄養分の運搬、体内の老廃物の排泄などを行ない、体調をよりよい状態に整える役割を果しています。マラソンランナーが試合中によく水分を補給する場面が見られますが、ウォーターローディングは、これをさらに発展させたものということになります。

高岡先生の研究によると、この体調調整法に適しているのが 中硬度 の ミネラルウォーター だそうです。ちなみに 中硬水でおすすめは、 のむシリカ です。

ミネラル含有量の多い硬水では、利尿作用が強すぎてミネラルの一部を体外に排出してしまい、逆にミネラルの少ない軟水では、必要なミネラルが摂取できないというデメリットがあります。

中硬水が最適で、その条件に合うのが 「 霧島天然水 のむシリカ 」 です。

のむリシリカ.jpg

普段何気なく口にしている水ですが、私たちが生きていく上ではある意味食事よりも重要な役割を果たしています。そして妊婦さんならその水の影響はさらに大きくなります。生命体に調和する水を口にするだけで母体と赤ちゃんの両方によい影響を与えることができます。

最近は、環境汚染、食品に関する問題、そして水の問題も含めて真正面から向かって考えたらノイローゼになってしまいそうな問題ばかりです。安心して赤ちゃんを産み、育てたいのならまずは水についてしっかり考え、母体にも赤ちゃんにもよい水を飲むという行動にいますぐにかえることが必要です。

不安がたくさんあるからといってつきぬ心配に際限なく惑わされたところでよことは1つも起こりません。大切なのは、心配の基となる要点だけをしっかり抑えて根本のところで確実な対応をしていくことです。その後は、赤ちゃんの想像を超える生命力と人類の叡知に信頼してまかせるより方法はありません。

飲み水は、生体に調和する「活泉水」を選びます。活泉水についてはこちらです。

食品の安全性については以下が参考になるでしょう。

水に関してハードルをクリアーしたならば、食品では、加工食品や添加物に注意してできるだけ安全・安心な食品を摂るようにすることが重要です。

妊婦さんの美容のための水

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活泉水を飲むことでの潤いは、からだのさまざまな問題を解決して、キレイまでが手に入ります。

お通じが快適

体内に入った活泉水は腸を刺激します。水分量の増えた便は、スムーズに腸内を移動できるようになるので、お通じが規則正しくなります。水をこまめに飲むと宿便が解消されて腸内環境、またリンパ液の流れが改善され、水分代謝のいい元気なからだに変わります。そして脂肪の燃焼が促進され、ダイエットにもつながるのです。

30年ものの便秘が活泉水で改善

活泉水によるダイエット

ダイエットには有酸素運動が効果的だといわれます。有酸素運動とは、ウォーキングや水泳など、一定の呼吸で継続的に行う運動のことです。からだについてしまった脂肪を燃焼させるには酸素が必要であり、効率のよいダイエットのためには多くの酸素を取り込める有酸素運動が欠かせません。酸素を運ぶのは血液の役目です。

からだに酸素が行き渡らないと脂肪は燃焼しません。また、有酸素運動をしているときは汗をかくので血液が濃くなります。きちんと水分補給をすることもエクササイズのひとつと考えましょう。セルライトの存在も気になります。太ももやお尻のあたりの皮膚がぽこぽこと波打っていませんか? これは、血液の循環が悪くなってできた脂肪の固まり。市販のスリミング剤に頼るのもいいのですが、何よりもまず食生活を改めることが肝心です。

青魚に含まれるDHAは血液をきれいにしてスムーズな流れをつくりますが、サンマ1匹で約160キロカロリーですので、カロリーに注意している人にとっては気になる数字ですよね。そこで、強い味方となってくれるのが活泉水。

水は代謝をよくし、からだの中で滞っている不要な水分を排出する働きがあります。ダイエットの大敵である便秘にも威力を発揮してくれます。水を飲んでも太るだとか、むくむからという理由で水を控えるのは間違いです。ダイエットしたい人こそ水が必要なのです。

都市部の幼児は大多数がアトピーという真実

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母親となる女性に限らず、人間の健康を支配するのは食事と水です。食事の質もかなりの部分を水が支配するあらゆる食品の重さに占める水の重さほかなり高率です。

野菜の場合なら90% 以上、肉類などでも70% 程度ほ水です。調理してミソ汁ともなれば、99% は水と思ってよいでしょうでしょう。

ですから、「人間の健康を支配するのは水だ」と断言しても間違いでははありません。体の内側の問題としてみれば、健康を支配しているのほ血液ということができるでしょう。血液、これもやはり水にほかなりません。では「赤い水」 である血液について、もう一度考えておくことにしましょう。

血液とは

  • 動物の体内を循環する体液の一種である(他にはリンパ液などもあります)。
  • その成分は、脊椎動物では血球および血漿からなる。
  • 血液は、体を作り上げているすべての組織に、酸素・栄養物・ホルモンを運ぶ。
  • その一方で、二酸化炭素やその他の代謝生成物(老廃物や毒物)を運び去る。
  • 液を構成する要素の一つである白血球は、食作用や抗体産生により、生体防御(細菌やウィルスなどの外敵に対する防衛軍)の役割を担う。

もちろん、血液の働きはこれだけでいいつくせるはど単純でほありません。しかし、この5項目だけをみても、いまさらながらに、いかに重要なものであるかが分かります。

血液の状態が悪くなれば、体の組織細胞は総じて栄養不足になりかねません。またいらなくなった老廃物をちゃんと捨てられなくなります。

さらには、細菌やウイルスに対抗して体をしっかり守ることもむずかしくなってしまいます。妊娠中の女性となればなおさらです。胎児に十分な栄養を補給し、胎児が代謝する老廃物をも一緒に片づけなければならないのですから、血液の状態が与える影響ほ、より大きいということになります。ちなみに、人間の血液を構成する成分の内の82.5% は水です。

血液の状態をよりよくしよぅと思うなら、水の問題から考えねばならないのは、当然のことでほないでしょうか。こ

アトピー性皮膚炎に代表されるアレルギー性疾患を症状別に整理するなら、低年齢ではアトピー性皮膚炎の比率が圧倒的に高くなります。さて、低年齢、しかも都市部の人のアレルギー性疾患の発症率がいかに高いかに注目してください。都市部の4歳までの子どもでは半数以上にアレルギー性疾患が発症しています。

このはとんどはアトピー性皮膚炎とみてよいでしょう。これは見過ごせる数字ではありません。母体から赤ちゃんが受け継いだ「何か」のゆえに、これほど高い率で発症すると考えられるアレルギー疾患を予防するには、胎児の環境である母体の健康を、本質のところから改善するほかないのです。そのためのキーとなるのが「水の質である」という事実。

長男、長女にアトピー性皮膚炎が多い理由

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ある調査・研究からは、妊娠中にジュース類などの清涼飲料水をたくさん飲んでいた母親から生まれた赤ちゃんは、そうでない母親から生まれた赤ちゃんに比べてアトピー性皮膚炎になりやすいという傾向があることが分かっています。

赤ちゃんとは母親のコピーにほかなりません。したがって母体が健康であれば健康な赤ちゃんが、母体が不健康を内在させていれば不健康な赤ちゃんが生まれやすい、というのは自然な理屈です。

また、少しばかり極端な見解として「女性は、赤ちゃんを産むときに、自分の体内の毒素を赤ちゃんに移行させて排出する」という意見もあります。実はこの極端な意見にも、当たらずとも遠からぬところがあるのです。

よくいうではないですか、出産した後には肌がきれいになる、と。そうです、体内の毒素が排泄されるからなのです。また、アトピー性皮膚炎で苦しむ子どもの比率が、第1 子、つまり最初の赤ちゃんに高いということにもうなずけます。母体が溜めこみ続けた毒素の影響をもっとも大きく受けるのは、弟1子にほかならないでしょう。だとしたらなおさらのこと、母体はきれいでありたいと思いませんか。母体の中の毒素が少ないほど、生まれる赤ちゃんが引き受ける影響は小さいということになるのですから。

「むくみ」は水の飲み過ぎではない!

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むくみというのほ、体の組織からはみ出た役に立つことのできない水です。しかしこのむくみをとることだけを考えて水分を制限した上に利尿させてしまうと、体の組織の中でちゃんと働いてくれるはずの水分までもが不足してしまうのです。

むくみについてはこちら。

ではどうしたらよいのでしょう。まず大切なのは、体の組織への浸透性の高い水をたくさん飲むことです。つまり細胞組織に入りこむ力が強い水を飲むことで、体内の毒素をより、効率よく洗い流そうとする、と考えればよいでしょう。そその上で、利尿剤の投与はできるかぎり避けることにします。

い「体の組織への浸透性の高い水」として使用しているのは、アルカリイオン水です。同様の性質を持つ水はアルカリイオン水のみでほありません。簡単に整理しましょう。妊娠中毒症を改善するためには、体の組織への浸透力を積極的に飲んで、体内の「よい水」を潤沢にし、体が本来持っている自然の利尿作用を活用することで、体内の毒素を洗い流し、尿として体外に捨てることが大切なのです。もちろんこの方法なら、単なる水を飲むのですから母体や胎児に何らかの影響を与える副作用の心配は壷ありません。そればかりでなく、母体の体質を根本のところから改善して健康度を高める効果も期待できるのです。

7割近い妊婦が水道水を飲んでいた

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妊娠中の女性の「飲み水と飲み物」について調査を行ない、次のようなことが分かりました。この調査で対象となった女性は、19 歳から38歳までで、平均年齢は25.3歳、初産の方が43%で、経産の方が57% でした。

妊娠中の女性の飲み水・飲み物

日常、主としている飲み水

  • 井戸水(1.9%)
  • ミネラルウォーター(5.5%)
  • 水道水(68.5%)
  • 水道水を浄水器・整水器を通した水(24.1%)

水以外で嗜好品としてよく飲む飲み物

  • 烏龍茶・麦茶・緑茶(61%)
  • 清涼飲料水/炭酸飲料・ジュース・缶コーヒー(13%)
  • 牛乳(20.4%)
  • その他(5.5%)

この結果は、全国的にみた一般の妊婦さんの状況と比べるなら「とてもよい状況」ということができるでしょう。清涼飲料水や牛乳(後にくわしくお話ししますが、牛乳の飲み過ぎは母体にとっても赤ちゃんにとっても好ましいことではありません) を大量に飲んでいる方の比率が少ないと思われるからです。

静岡の水道水はpHが8 というアルカリ性の水です。アルカリ性の水を飲めばアルカリ体質になって健康になる、というほど単純なことではありませんが、とりあえずpH8という数値ほかなり良質な水であることを意味しています。静岡の水源は富士山の伏流水というとても良質なものであることを考えるなら、これは当然の結果ともいえるでしょう。

妊婦さんにアルカリイオン水を持って帰ってもらって、飲み水、調理水の水をアルカリイオン水に変えてもらいました。その中できちっと変えた何人かの妊婦さんは、体が軽くなり、楽になったといわれ、むくみも軽減し、尿の出も今までよりもよく出るようになったと喜んでくれました。

そして、水にこだわった妊婦さんの羊水をスキャンで観察すると、羊水中浮遊物は少なく、羊水が何となくきれいだという印象を持ちました。

金城の華 純天然のアルカリイオン水

甘いジュースと非行の関連性

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非行少年と一般の高校生との、「清涼飲料水を飲んでいる量」を比較ししたデータがあります。

ここでいう清涼飲料水とは、ごく一般に市販されている甘く味つけされた飲み物のことです。ジュースといってもいいでしょう。これは「水」 としてみた場合、非常に悪い水です。「生命体の調和を乱す水だ」と断言できます。

「本数」は、130円前後で売られている1缶(300cc前後) 程度です。普通の高校生は、1 日あたり2~3 本飲んでいる率が多いです。中には4~5本という子もいるようですが、70%ほどは3本以下にとどまっています。これだって健康を大事にしたいと思うなら多すぎる本数です。

本当なら、甘い味のついた清涼飲料水など一切飲まないに越したことはありません。その理由は後に明らかにするとして、今度ほ非行少年の側をみて下さい。中には1 日に20本も飲んでいる子もいます。10本以上の子も多数います。4本以上飲んでいる子を合計すれば、全体の半分ほどに達します。

いずれにしても、非行少年ほ、普通の高校生よりも清涼飲料水をたくさん飲んでいるという傾向ほ明らかです。この傾向は、非行的な行動の結果であるという見方もできるでしょう。非行少年は外で過ごす時間が長く、家庭でちゃんと食事することも少なくなるとすれば、自動販売機やコンビニエンスストアで清涼飲料水を買って飲む機会も増えるでしょう。

しかし逆の見方もできます。清涼飲料水を大量に飲むことが、非行的行動の温床になっている可能性も否定できないのです。

ウーロン茶ほかのお茶の類をのぞいた清涼飲料水にほ、まず間違いなく大量の糖分が添加されています。そんな糖分をたくさん含んだ清涼飲料水を、毎日毎日大量に飲んでいたら、いったいどうなるでしょう。糖分を多く含んでいる以上、カロリーの高い飲料です。それを大量に飲めばカロリー過多になります。

したがって肥満や糖尿病や高血圧症にもなりかねません。実際、本来は成人病であったはずの肥満・糖尿病・高血圧症が子どもから若い世代にまで多発している背景には、清涼飲料水の多飲という原因があるといわざるを得ません。心配事はそれだけではありません。体内に入った余計な糖分は、その代謝の過程でカルシウムを大量に消費してしまいます。体の中のカルシウムが足りなくなるとどうなるでしょう。骨が弱くなる? それも心配です。歯が弱くなる...当然のことでしょう。しかしそれだけでほありません。

骨や歯にかかわること以外にも、カルシウムには重要な働きがあることをご存じでしょうか。実は、カルシウムは、神経組織の上できわめて重要な役割を果たしているのです。カルシウムが不足した体は、神経の伝達が悪くなり、ひどくなれば筋肉が痙攣して手足を自由に動かせなくなります。これに関連して、カルシウムほ精神安定の役割も果たしていますから、カルシウム不足の人はとてもイライラしたり、不安定になったり、感情をコントロールできなくなったりします。

「日本の軍隊では、兵士にわざわざカルシウム不足の食事をさせていた」という話を聞いたことがあります。その理由は、兵士をイライラさせて、攻撃的にさせるためだったということでした。お分かりですね。清涼飲料水という「生命体の調和を乱す水」を大量に飲んでいると、精神が不安定になり、ときとしてきわめて攻撃的になってしまうのです。その結果、非行行動が現れると考えたとして、不自然なところはあるでしょうか。

非行少年に清涼飲料水の多飲傾向がみられるのは、おそらく複合的な原因からでしょう。清涼飲料水のおかげでイライラするから外に出る。外に出るからなおさら清涼飲料水を口にするチャンスが増える。おかげでもっとイライラして攻撃的になる。

そんな悪循環の結果と考えるのが、もっとも自然だと思います。念のためにつけ加えておけば、受験期の子どもたちの中には、勉強中に大量の清涼飲料水を飲んだために急激に血糖値が変動してしまい、ひどいときには昏睡状態となって救急車で病院に運ばれる例すらあるといいます。

実に憂うべき事態ではないでしょうか。生まれたときから、水といえば水道水しか飲まずに育った子は、水ほ「おいしくないもの」だと思っています。また質の悪い水のおかげで味覚と臭覚も根本のところで麻痺していますから、たまたま本当に美味しい水に出会っても感動することがありません。その結果、強引なまでに「美味しさ」を演出された清涼飲料水ばかりに手を出すことになってしまうのです。さて、ここまでほ他人事である子どもたちの話でした。でほ、あなたご自身はどうでしょうか?

お腹の赤ちゃんのことも考えて、ちゃんとしっかり、よい「水生活」を心掛けていますか?

アレルギーの主な原因は「水」

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3人に1人がアレルギーだという話をしました。アレルギーの皮膚症状は、体内に蓄積されてしまった毒物や汚物が、もう溜めこめる限界を超えてあふれ出てしまった結果だと受け取ってはうがよいでしょう。日本人に多発しているアレルギー疾患の原因として、もっとも強調されているのは食品添加物( 日本人の場合1年間に1人当たり3.4kgもの添加物を摂取している計算になります) や環境汚染の影響でしょう。

あるいは食生活の変化も、何らかの影響を与えているに違いありません。

しかし、大きな原因があります。それは水です。むろん食生活や環境の問題も軽くみるわけにはゆきませんが、生命活動の舞台である水の状態が悪ければ、その後にどんなに手立てをつくしたところで、あまりよい結果にならないと考えるのが自然ではないでしょうか。

特に赤ちゃんのアレルギー疾患に関していぅなら、「水の質こそが最大の原因」として対応しないかぎり、解決の道は見いだせないでしょう。もう一度、生まれるまでの赤ちゃんの環境を想像してみてください。温かい子宮の中で成長を続ける赤ちゃんは、まさに母なる海そのものである羊水に包まれています。もしもその羊水の主要成分である水が、よい水( = 生命体に調和する水) でなかったとしたら、いったいどうなるでしょう。

赤ちゃんは、この世に生まれる前から劣悪な環境にさらされることになりかねません。したがって、赤ちゃんが10ヶ月もの長い月日を過ごし、生命として初期のきわめて重要な成長を重ねる舞台である羊水をよりよい状態にしたいと願うなら、「生命体に調和する水を飲むべきだ」と考えるのはごく自然な話なのです。

生まれてから2~3ヶ月のうちにアトピー性皮膚炎が現れるとしたら、生まれてからの環境よりも生まれる前の環境、つまりは羊水と母体の状態に原因を求めるはうがほるかに説得力があります。羊水と母体の状態を決定する最大の要因が、お母さん自身の「水生活」 と「食生活」であることも、私たちの持つデータから推して考えれば十分にあり得ることです。

日本人は3人に1人がアレルギーという事実

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アレルギー疾患に関する初全国調査の結果は非常に興味深いものでありまた、深刻です。このアレルギー調査は、日本人がいかに潜在的な不健康を抱えて暮らしているかを明らかにしました。

調査結果によれば、湿疹やひどい鼻づまりなどのアレルギーとみられる症状に苦しんでいたり、過去1年間にそうした症状で悩んだ経験のある日本人は、何と約4千万人だったといいます。日本の全人口はおよそ1億2千万人ですから、3 人に1 人ほアレルギー体質が表面化しているということです。これほ驚くべき数字です。

あなたも周囲を見回せばお気づきでしょう。アレルギー体質の人がいかに多いことか。もしかしたら、あなた自身もそうかもしれません。現在の日本の1家族の人数が4人だとしてみましょう。すると1家族の中に必ず1 人はアレルギー症状に悩まされている人がいるという計算になります。しかも都市部の住民はどアレギ一体質が表面化する傾向が強いということですから、都会人の家庭をのぞきみれば、どの家にも絶対にアレルギー傾向の人が複数いると思っても大げさではなさそうです。

どうでしょう、あなたの実感としても、これは認めるしかないのではないかと想像します。同調査結果は、さらに厳しい現実を示していました。アレルギー体質の4 千万のうちの5人に1人、つまり800方もの人が、きわめて辛い症状をともないがちな、時として日常生活すらおぼつかなくなるアトピー性皮膚炎の患者だというのです。全人口1億2 千万に対して㈱万人といえば、15人に1人という割合です。決して少ない数字ではありません。いえいえ、これだけをみても驚くべき高率というべきでしょう。

ある一定の時期に症状が集中する鼻炎などのアレルギー疾患、すなわち花粉症程度なら、季節の挨拶として笑い話で過ごせる人もいるかと思います。花粉症の人の中でもひどい症状が出て、とてもじゃないけど笑い話になどできないという方もあるでしょうが、それでも、まだマシです。

もしも我が子がひどいアトピー性皮膚炎で苦しんでいる人となると、家族全員、特にお母さんは大変な苦労を強いられることになりがちです。アレルギー性の疾患は、その人の年齢によって現れ方が違う傾向があります。アレルギー症状は低年齢では皮膚に現れる率が高く、年齢が上がるにつれて喘息や鼻炎の形に移ってゆくという傾向も指摘されています。

おかげで、お母さん同士の日ごろの挨拶に「ウチの子はアトピーで... 。あら、お宅もですか? 」なんて交わされる始末。これを当たり前の状態だと思ってしまったら大変です。早いうちに手を打って、日本人全体の根本的なところでの健康を取り戻さないかぎり、将来さらに大変なことになってしまうに違いありません。