牛といったらどんな牛を想像しますか?そうです。ブチ模様の牛を想像するはずです。プチ模様の牛ですが、本来は黒一色。白くなっているのは、激しい皮膚炎を起こしている部分です。
近年になって、人間の赤ちゃんにもアトピー性皮膚炎に代表される深刻なアレルギー疾患が頻発しています。それと同じような症状が出てしまった子牛だと思ってください。しかしこの子牛の皮膚炎ほ、必ずしも自然に発生したものではありません。ある意味ではわざと皮膚炎にさせている側面があります。順を追ってお話ししましょう。
この子牛を飼育したのは岐阜県にある電子物性総合研究所に付属する牛舎です。まずは、この電子物性総合研究所というところが、何を研究している施設かというところからです。この研究所は、ごく簡単にいうなら、電子物性技術を応用しながら農薬や化学肥料・合成飼料、あるいは抗生物質などを使わないで行なう理想的な農業と畜産業を追求・実践しているところと思ってください。
人の健康や、より安全な食品加工業といったことも重要な研究テーマとされていますが、そもそものはじまりは農業・畜産業の分野への取り組みでした。ここで「電子物性技術」ということについてお話しすると、それだけで1冊の本になってしまうほどですので、くわしい説明は割愛することにしましょう。
「健康と電子」のかかわり、また大変に体によい水である「電子水」のことも含めて、とても分かりやすく書かれています。ここでごく簡単に説明するなら、電子物性技術とは、生命活動の根本に電子(あらゆる物質の基である原子は、陽子と中性子と電子によってできています) がとても大きな役割を演じていることに注目した技術です。
さて、この電子物性総合研究所付属の牛舎では、親子代々、電子物性技術によってとても清潔かつ快適に整えられた飼育舎で、電子的によい飼料を与え、また子水を飲ませて飼われている牛がいます。この牛を「電子飼育牛」と呼ぶことにしましょう。この電子飼育から生まれた子牛では子牛のような皮膚炎が生じることはありません。
ところが他の畜産業から買い入れた子牛、つまり母親牛はあまりよくない飼育環境で合成飼料を与えられ、普通の水道水を飲まされ、時には抗生物質などの投与も受けています。
そうなると皮膚炎を必ず生じるのです。この皮膚炎は医学的にいうなら好転反応として説明することができます。
つまり、母親牛から受けつぎ、子牛自身もそれまでの飼育状態の中で体内に蓄積してしまった毒物や汚染がよい環境、よい飼料でそして何よりも電子水を与えられて育つ中で体外に排泄される結果、普通なら隠されたまま過ぎてしまう不健康の原因が外に現れるのです。
この電子物性総合研究所を訪れた折、このような状態の子牛をみました。むろんこれは好転反応の結果であり、体の根元のところで本来の健康を取り戻すための経過なのですから、激しい皮膚炎はどんな子牛でも数週間のうちにすっかり解消してしまいます。
ちなみに電子物性総合研究所で与えている電子水とは、最近では広く知られるようになった大半の水の中にあって、人間の体にとっても、またはとんどの動物にとっても、さらに大半の農作物や植物にとっても、生命活動の根本のところでよい影響を与える水、健康にとって積極的によい働きをしてくれる水の代表格の1 つだということを覚えておいてください。念のためにお話しておきましょう。写真の子牛のように激しい皮膚炎などの好転反応が生じるのは、電子水を与えるなどして体質の改善をほかった結果です。
したがって、普通の水や飼料を与えてごく普通の畜産業老のように育てるなら、このような好転反応は現れません。しかしそれほ、子牛が何の問題もなく健康に育つことを意味しているわけでほないのは、すでにお分かりでしょう。根本のところに隠されている汚染された体質をそのまま内在させて育ってしまうということです。
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