ちらし寿司にも食べるルールがある

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にぎり寿司は一口で食べるのが粋だとされているが、ちらし寿司はどうやって食べるのがいいのだろう。

ちらし寿司というのは、職人さんが見た目の美しさを意識して、精魂込めて盛り付けをしている。それをきれいに食べることが前提である。

よくない食べ方の例からいうと、いきなりネタの上全体にしょうゆを回しかけるのはNG。

また、しょうゆをつけたネタをお重やどんぶりの中に戻し、ネタとごはんを混ぜるようにして食べるのも間違っている。ネタとごはんは「交互に食べる」のが正しい。.

まずは小皿にしょうゆを入れ、1つのネタにワサビを乗せてから、しょうゆをつけて食べる。次はネタの下の寿司めしを口に運ぶ。つまり、ネタ1ごはん1ネタ、の順番を守ることが、上手にちらし寿司を食べるコツな。

その場合、好きなネタからより好みして、あっちこつちに箸をつけるのは見苦しい。端から順に食べていくと盛り付けもくずれず、見た目にきれいな印象になる。

箸置きがないと箸は、どこに置けばいいのか

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食事中にいったん箸を置くとき、定位置は「箸置き」の上と決まっている。そして、箸置きの定位置といえば、お膳やテーブルの手前の左側。では、箸置きが見当たらないときは?

ありがちなのは、盆やテーブルの上にべタッとじかに置く。あるいは、手前の器の上に置く。

もしそれをやっていたら、悪いお手本。箸先には食べ物の汚れがついているので、じかに置いたり、器の上に目立つように置くことは避けなければならない。

対策は2通りある。1つは、お膳(折敷)の左手前に箸先をかけるようにして置く。つまり、お膳の縁の段差を利用するわけだ。

もう1つは、割り箸の箸袋を折りたたんで即席の箸置きにする方法。簡単な作り方は、まず箸袋を4~5cmの長さに折りたたみ、これをさらに2つ折りにする。両端を中に折り込んで足を作れば出来上がり。割り箸がなければ、懐紙を使う手もある。

箸置きであれ、即席の箸置きであれ、箸先は2~cmほど出して置くのがマナー。つまり、汚れた箸の先端を直接箸置きにつけないようにするのだ。見た人が不快にならないような気配りがマナーである。

恥をかかない箸の取り方「3ステップ」

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すべての料理を箸だけで食べる、というのが和食スタイルの特徴である。日本の箸のルーツを探ると、もともとは神様にお供えものをするときに使う「神器」だったといわれる。

とても神聖な存在だったわけで、箸を正しく取り扱うことこそ食のマナーの原点。が、その基本が意外とできていないのが、現代の日本人である。ちょっとおさらいしてみよう。まず、箸の取り方にもルールがあり、本来「3ステップ」で取るのが正しい。
まず1が食卓に置かれた薯を、右手の中指、人指し指、親指を使って上かららまみ、2本揃えて取り上げる。次が左手の指先をそろえ、箸の下に添えて支える。最後に右手をすべらせて箸の下へ移動。正しく持ち替え、左手を離す。
この一連の動作を「三手で取る」という。普段はつい適当にやってしまいがちだが、本来、箸は両手を使って取り上げるものなのだ。箸を置くときは、この順番の逆になる。

では正しい箸の持ち方は? 持つ位置は箸の真ん中より上。人差し指と中指で上(外側)の箸をはさみ、親指のつけ根と薬指で下の箸(手前) をしっかり固定。この状態で、上の箸を上下に動かしながら使う。取り扱いはあくまでていねい・に。別に難しい動作ではないので、基本だけはマスターしておきたい。

和食で覚えておきたい器のこと

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会食の席で、左奥に置かれた小鉢を取って食べるとする。そんなとき、右手と左手どちらの手で器を取るのが正しいのだろう?

「利き手の右で取る」という人がいたら、それは「袖越し」といってマナー違反になってしまうので注意。

「袖越し」というのは右に置いてあるものを左手で、左に置いてあるものを右手で取ることで、やってはいけない和食のタブー事項。袖越しをして左にある器を右手で取った場合、料理の上を手でまたぐことになるし、料理に服がこすれて汚してしまう可能性もある。

人の料理の上を手でまたぐというのも、もちろんやってはいけない行為。むこうの方にあるしょうゆを取るために「ちょっと失礼」と手を伸ばしてはNGなのだ。

右のものは右手で、左のものは左手で取る。そして、遠くのものは、近くの人に頼んで取ってもらう。器は両手で取り上げるのがていねいとされるが、右にある器は右手で、左側にある器は左手で取って引き寄せてから両手を添えるようにすればいい。それが、基本。

ミルフィーユの大人の食べ方

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デートのとき、彼や彼女と食べたくないお菓子といえば、筆頭にあげられるのがミルフィーユ。

サクサクのパイとクリームの組み合わせは絶妙だが、その反面、くずれやすくて食べにくい。フランス発祥のこのお菓子の名の意味は、フランス語で「千枚の(ミル)葉(フィユ)」。小麦粉の生地を何層も重ねて作るので、薄い葉っぱを何枚も重ねたような仕上がりになる。

それだけに、繊細すぎて手を焼くのだ。

そこで、くずさずに食べるいちばん簡単な方法は、「横に寝かせてから切る」。これはマナー違反にはならないので大丈夫。

横に倒したらナイフを直角に入れ、左側から一口ずつ切り分けていく。ナイフは上から押すのではなく、横に静かに引くようにすればスムーズ。

次は、難易度をちょっと上げて立てて食べる方法。まず左手に持ったフォークをミルフィールの上に立てるように刺し、安定させる。この状態で、小刻みにナイフを動かしながら切れば、クリームがはみ出して皿を汚すこともない。切るときは、あわてずゆっくりと。ナイフを上から押しっけるような切り方は、必ず失敗するのでやめておこう。

ワインを注いでもらうときの大事な注意点

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日本酒やビールを飲みながらの宴会では、互いにお酌をしたり、女性がお酌をするのはごぺ普通。
注いでもらう方は、グラスやお猪口を手で持つのもあたりまえ。

ただし、ワインを飲むときは、こうした常識は通用しなくなる。西洋では、ワインを注ぐのはソムリエや店のスタッフの仕事。
つまり、専門家におまかせ。客同士が注ぎ合うのはむしろマナー違反なので、日本でもかしこまった席ではスタッフにまかせたほうがいい。

ワインを注いでもらうときは、グラスを持ち上げないように。どんなときも、グラスはテーブルに置いたままにするのがワインマナー。

グラスに手を添えたり、ちょっと持ち上げたりする必要もない。下手にグラスを持つと、注ぎづらくなってしまうので、余計な気遣いはしないこと。

カジュアルな席では自分たちでワインを注いでかまわないが、注ぐのはあくまで男性の役割。女性がお酌をするという宴会の発想はやめて、男性は女性に注がせず、そして、女性は男性に注がず、と心得ておきたい。

カクテルを飲むとき、マドラーはどうする?

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酒落たバーでじっくり会話を楽しもうというシーンでも、カクテルを飲み慣れていないと、勝手がわからずぎこちなくなってしまう。

たとえば、マドラーの扱い。グラスにマドラーが入っていたら、これをどうするかでカクテルの初心者はまず悩む。

マドラーを入れたまま飲む。あるいは混ぜたら、マドラーは取り出す。正しいのは後者で、マドラーの主な用途はカクテルなどをかき混ぜることなので、用が済んだら取り出してコースターの上や紙ナプキンの上に出しておけばいい。マドラーを入れたままだと、邪魔になって飲みづらいし、飲む姿も不恰好。さっとかき混ぜたら、すぐ取り出し、あとはじっくりお酒を味わうこと。

グラスの縁に添えられたレモンやライムは、中に入れたままでも、搾ってから取り出しても、どちらでもO K 。取り出したものは見苦しくないように紙ナプキンに包んでおく。

見た目がきれいなちょっとしたパターの塗り方

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きちんとした格好でコース料理を食べるようなときは、パンの食べ方やバターの塗り方にもマナーが大切。

家で朝食のパンを食べるときと同じ、というわけにはいかないのだ。まず、バターはバター皿から使う分だけを自分のパン皿に取り分ける。パン皿がない場合、バターはメインの料理の皿の端のほうに乗せ、パンはテーブルクロスの上。

いざパンにバターを塗る段になつて、いきなりパンの全面にべタツと塗るのはNG
。和食でいえば、ごはんの上にのりと佃煮をべったりのせるようなもので、欲張りすぎである。

ではどうすればいいかというと、パンはまず、一口で食べられるぶんだけちぎる。バターナイフを使ってそのちぎつたぶんだけにバターを塗り、口に運ぶというのがマナー。

食べるのも、バターを塗るのも、ちょっとずつ、一口ずつ、と心がけよう。パンに関しては、もう一つ気をつけたいことがある。
特にバケットをはじめとした皮の固いパンをちぎると、どうしてもテーブルの上にパンくずが飛び散りやす㌧このパンくずの処理は店の人に任せるのが基本。自分の手でパンくずを集めたりするのは、かえってエチケットに反する行為なので注意。

ナプキンを広げるベストなタイミング

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レストランで着席したあと、ナプキンを広げるタイミングで迷ったことはないだろうか?

早々と広げてひざ上に置くと手持ち無沙汰な感じがするし、料理が来てから広げるのも気ぜわしい。
ただし、「いつナプキンを広げるか」の絶対のルールはない。つまり、いつ広げてもマナー違反になることはないが、ちょうどいいタイミングはオーダーが終わったあとか、

最初の飲み物が運ばれてきた頃。広げたナプキンは二つ折りにしてひざの上に置き、正式には折り目を事前にする。

ただし、口元をふきやすいように折り目をひざ側にしてもかまわない。いずれの場合も、口元や手の汚れをふくときはナプキンの角をめくって内側を使うこと。中座するときは、ナプキンを軽くたたんで座っていた椅子の上に置く。

これは「また席に戻ってきます」のサイン。食事がすんで帰るときはナプキンを軽くたたんでテーブルの上に。こちらは「帰ります。ごちそうさま」のサイン。

たたみ方がていねいすぎるとと卿理がいまいちだった。のサインにとられかねないので注意する。

客を喜ばすビールの注ぎ方(泡)

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よく冷えていないビールを注ぐとグラスが抱だらけになり、逆に冷えすぎると泡が立たなくて、物足りなく感じてしまう。

ビールをおいしく飲むためには、なんといっても抱がポイント。泡の量をほどほどにするには、まず適度に冷やすことが原則だが、次は、注ぎ方。どうすれば、泡を立てすぎずに上手に注ぐことができるのだろう?割合でいうと、泡とビールは2対8くらいが好ましいといわれる。この2対8を実現するために、よくやるのが、グラスを傾けて縁に当てながら静かに注ぎ込むという方法。

こうすると、炭酸ガスが逃げ出して泡立ちを防げる。ただし、グラスを垂直にしてヘリから静かに注いだほうが、香りが逃げないのでおいしいという人もいる。

ビールの泡の正体は、発酵の過程で生じる炭酸ガス。しかもちゃんと役割があり、ビールの表面をおおってその香りが逃げ出すのを防いでいるのだ。また、泡はビール特有の苦味やアルコールの刺激を和らげ、口当たりをまろやかにするという使命も担っているから、おろそかには扱えない。

つけ加えれば、注ぎ足しは厳禁。グラスに残ったビールは泡も少なくなって酸化した状態。そこに新鮮なビールを足すのは、おいしいビールを気の抜けたビールで薄めるようなものだ。