男性にも起こる更年期障害

3 年前に痛風発作を起こしたB さん(55歳) は、専門医にかかってすぐに治療を開始。医師と二人三脚で根気強く薬物治療を続けてきました。その甲斐あって、尿酸値も正常範囲内まで低下。

健康診断で、ほかに異常な数値もなく、健康的な生活が送れるはずでした。ところが、最近、Bさんは気分が沈みこむばかりで、以前の元気な自分に戻れなくなってきました。

ひょっとして心の病気ではないかと、心療内科に相談し、抗うつ薬を処方してもらいました。薬をのみ始めると、少しは改善したような気もしないではないのですが、やはりもとには戻れません。Bさんは原因がわからないまま、数ヶ月も抑うつ状態に悩み続けました。

そんなある日、友人から「男性更年期障害」ではないかと指摘され、泌尿器科の専門医を受診しました。すると、仕事のストレスから男性ホルモンの分泌が異常に低下しており、それが原因で抑うつ症状が出ていたことがわかりました。

さっそくホルモン補充療法を行い、Bさんはほどなく元気を取り戻したのでした。更年期障害というと女性に特有のもので、男性にはないと考えられてきました。しかし、最近の研究では、女性ほど顕著なものではありませんが、

男性にも悩む人が多いことがわかってきました。痛風年齢と男性更年期障害の年齢は、かなり重なります。過重なストレスなどが原因で抑うつ状態が長く続くようなら、疑ってみる必要があるでしょう。

女性の一般的な更年期についてはこちら。

男性更年期障害」セルフチェック

次の10項目のうち、「はい」が3つ以上、最後の2 項目のどちらかが「はい」の場合は要注意。

  1. 最近、元気がない
  2. 体力あるいは持続力の衰えを感じる
  3. 身長が縮んだ
  4. 日々の楽しみがない
  5. もの悲しい感じになったり怒りっぽくなったりする
  6. 最近、運動能力が落ちたと感じる
  7. 夕食後、うたた寝をすることがある
  8. 最近、仕事能力が低下したと感じる
  9. 性欲が低下した
  10. 勃起力が弱くなった

内臓脂肪を減らすエノキ生姜茶「 えのき美人茶」の効果と使用感

肥満は睡眠時無呼吸症候群の原因に

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大相撲のモンゴル出身力士、白鵬が大関に昇進する直前のころ、睡眠時無呼吸症候群になってしまい、十分に睡眠がとれないと嘆いているという報道がありました。現在は、横綱になり連勝街道まっしぐらですが、大関の時代にはそんなことも報道されていました。

睡眠時無呼吸症候群というのは、激しいいびきをかいている間に呼吸が止まってしまう病気です。一晩に500 回も呼吸が止まってしまう例もあれば、1 回の呼吸停止が3分間を超える人もいます。気になるいびきや歯ぎしりの対処方法と応急的処置

本人はまったく気づかないまま、一晩中、生死の境をさまよっているわけですから、体への影響は甚大といえます。何より脳をはじめ全身が酸素不足に陥り、十分な休養をとれないため、昼間に猛烈な眠気に襲われます。

居眠り運転など、交通事故を起こす確率は健康な人の約10倍にも上るといわれます。さらに怖いことに、心臓病にかかる確率は1.2~6.9倍、脳卒中を起こす危険性は10.8倍というデータが報告されています。

事故も含めると、8年後の生存率が6 0%というショッキングなデータもあります。原因はのどの気道が狭まることです。白鵬関も強くなるにしたがって全身に肉がつくのと同時に、のどの内部にも脂肪がつき、それがのどの気道を狭めるように作用したのでしょう。

これは一般人が肥満した場合とまったく同じです。過食や運動不足が原因で起こる肥満が、痛風・高尿酸血症の大きな原因のひとつであることは、言うまでもありません。痛風発作を起こした人、起こす危険性のある人は、睡眠時無呼吸症候群にかかる危険性が大きいといえます。肥満は早めに解消するように努めましょう。

朝食抜き、夜遅い食事はNG、肥満につながる

なた豆は蓄膿症を改善するパワーがある

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患者さんに教えてもらうまで知らなかった「なた豆」の効能、効果について

私がナタマメの存在を知ったのは、今から6~7年前になります。当時、歯が原因で引き起こされる「蓄膿症」「歯性上顎洞炎」の治療に通院されていた患者さんが、ナタマメ茶のおかげで症状が軽減したと教えてくれたのです。「ナタマメ」という植物すら知らなかった私は、「民問療法のひとつにすぎないだろう」と適当な返事でその場を濁していました。

けれど、その患者さんが熱心に「先生、ナタマメ茶を飲んでいると、本当に鼻の通りがよくなるんです」と説明するので、次第にナタマメに興味がわいてきたのです。

一度気になりだすと、居ても立ってもいられず、ありとあらゆる文献を読みあさり、インターネットでナタマメ問連の情報を収集し始めました。それによると、ナタマメは昔から「膿とりの妙薬」として民問療法や漢方で活用されていたらしく、歯槽膿漏や痔ろうを治すということが、あちらこちらの情報に登場します。

それは、ナクマメが体で作り出される膿を軽減させる働きがあるから...というのです。

膿を取り除くなら蓄膿症にも効果があるはず!

それなら、歯性上顎洞炎にも効果を発揮してくれるに違いない!ナタマメを自分の担当する患者さんの治療に応用することを思い立った私は、さっそく、ナタマメの製造業者とコンタクトをとり、臨床用にナタマメ茶のティーバッグを入手しました。患者さんに飲んでもらおうと思ったのです。臨床にナタマメ茶を用いてから5年。その間に、12人の患者さんが協力をしてくれました。その結果、ナタマメの素晴らしい効果が立証されたのです。

いくら鼻をかみ続けても膿みが次ぎ次ぎとあふれ出る「蓄膿症」

空気の出入り口である鼻の穴には、その中心に鼻中隔があります。そして、それを両側からサポートするものとして、上顎洞、筋骨洞、前頭洞、蝶形骨洞という連絡通路があります。この4 つの連絡通路が「副鼻腔」と呼ばれていて、慢性副鼻腔炎とは、この場所にカゼやインフルエンザなどの病原菌、さらには花粉のようなアレルゲンがはびこって炎症を起こし、それが原因でねばっこい膿や浸出液が次から次へと生み出される病気なのです。このために、患者さんは絶えず鼻をかんで膿を出さなければいけなくなります。また、副鼻腔にたまった膿のせいで頭が重く感じられ、集中力が途切れたり、喚覚障害や呼吸障害が発生したり、さらにこれが原因で不眠症やノイローゼになつてしまうこともあります。

通常、慢性副鼻腔炎の治療には、抗菌剤や消炎酵素剤、消炎鎮痛剤などの投与による薬物療法が中心。薬物の力で、病原菌の増殖を抑え、それにともなって発生する膿の量を減少させて、患者さんの生活の質を維持することが目的となっています。

もし、薬物療法だけでは、しつこい症状が改善されない場合、鼻茸や鼻中隔湾曲症など、副鼻腔の構造そのものに原因があることも考えられるために、手術による外科的処置を施さなければならないケースが出てきます。これらの治療は耳鼻咽喉科で行われます。副鼻腔のひとつである上顎洞の下には歯根(歯の根)があります。虫歯の治療を怠ると、歯根の周りに膿がたまり、それが上顎洞にまで達して炎症を起こすことにつながります。皆さんご存じのとおり、鼻と口は切っても切れない関係があるのです。

病原菌が原因で発症する蓄膿症。膿のにおいはかなり強い

「歯性上顎洞炎」は口の中の病原菌がそもそもの原因で引き起こされる病気です。蓄膿症と同じ症状をもたらすのですが、インフルエンザなどの病原菌が原因となって発症するものよりも、その症状がしつこくつきまとうのが特徴。おびただしく生み出される膿のにおいは強烈で、これが患者さんを悩ませる原因のひとつになつています。

歯性上顎洞炎になると膿が多く出るのは、増殖した病原菌が歯根を侵して上顎洞にまで達し、そこで暴れ回るから。病原菌を退治するために白血球が総動員されますが、死滅した病原菌と、それと戦って倒れた白血球が、次々と膿に変化していくのです。

また、歯根と上顎洞との間はわずか数m。患部で発生した膿が、あっという間に上顎洞にたまり、それが原因で上顎洞の粘膜が厚く大きくなります。さらには、鼻腔まで炎症が波及することで、鼻の通りが悪くなり、呼吸困難や鈍重感が発生してしまうのです。

歯性上顎洞炎の治療は、原因となっている歯の根管治療を行うか、あるいは抜歯した患部を生理的食塩水で洗浄。さらに全身的に、消炎酵素を投与して症状の進行と悪化を防いでいくのです。普通はこの段階で完治するのですが、患者さんによっては抜歯したあとの患部に病原菌がすみついてしまい、症状をさらに悪化させてしまうケースが出てくることも。このような場合には、手術で肥大した上顎洞の粘膜を摘出して、鼻腔へ大きな穴をあける必要があります。この手術は患者さんにとって、かなりの苦痛と負担が強いられるものになります。

歯周病は歯への影響だけではない!全身への影響が!なた豆が効く

下痢

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便秘も困るけど、下痢にも困っているという人がいると思いますが、基本的に下痢は体にとっていいことなのです。だからあまり気にしなくていいです。

というのも体にとって必要のないもの、よくないものを超特急で外に出そうとする何ともありがたい働きなのですから。便秘症の人より、下痢症の人のほうが大病しないでしょう。でも何度も繰り返す場合はそうもいっていられませんね。いろいろなところのトイレにやたら詳しくなるくらい、いつでもどこでも便意がやって来られてしまうのは、憂うつだと思います。

下痢を止めるにはどうしたらいいかというと「出し切ってしまえばいいのです。

そのポイントになるのは肝臓。、肝臓を押さえると下痢は出切って止まります。下痢は肝臓をゆるめるための手段でもあるのです。

例えば深酒した翌朝というのは下痢っぽくなりますね。 あれはお酒という毒素によってくたびれた肝臓をゆるめるために、下痢をして大急ぎで毒素を外に排出させようとしているのです。だから二日酔いも、がーっと便が出てしまうと楽になっているはずです。

胃のトラブルなら

腸のトラブルとともに多いのが、胃のトラブル。胃けいれんとか、胃酸過多とか、胃の問題の多くは冷えから来ていることが多いので、それに思い当たった場合は冷えを改善するようにします。

ストレス

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現代人には必ずあるといってよいストレス。多くの体の変調も、ストレスから来てるなあと思うことが多々あります。本当に体と心というのは1つです。

ストレスは胃に来るというのが一般常識として通用してますが、そんなことはありません。首や肩にだって来るし、肝臓や生殖器にも来ます。もっといえば胃よりも肝臓や生殖器に来ている人のほうが多いように思います。

ストレスに村処する方法は風邪の対処法と似ています。人それぞれストレスが来るところは違うから、ストレスによって生じる体の引っかかりを取っていくと、すごく楽になります。では自分のどこにストレスが来ているかがどうしたらわかるかというと、体に聞くのが一番です。

体はストレスが引っかかっている場所を、目や神経系統なら頭痛、胃なら胃痛、生殖器なら生理不順というように教えてくれます。つまり、痛みや体の変調は、「そこが変だよ」という体からのありがたいシグナルなのです。

たまに「私はストレスを感じない」という人がいますが、実際体を観てみると本当にストレスのない人は稀で、ストレスがあるのにそれを感じられない鈍い人であることのほうが多いです。特に男性に多く、「ストレスもないし、疲れない、風邪も引かない」という人は突然大きい病気になって、入院・手術というハメになることもしばしばです。

男女雇用機会均等法というものもできて、女性も男性並に仕事をできるようになったのと同時に、女性も男性並に体が鈍くなっている人が増えているようです。ストレスに敏感になって下さい。小さいうちにストレスを感じることができれば、取り除くこともカンタンです。

とにかくストレスがあることを感じないようにしたり、ストレスと戦ったりしないで、ストレスがあることをまず認めて下さい。ストレス感じるな、疲れたな、ムカックな、悲しいな、ということを受け入れて下さい。ただ、ここで一1つ落とし穴があります。ストレスがある自分に酔わないように気を付けて下さい。「ストレスを感じる、つらいわ、むかつくわ」とストレスを盾に、荒れる人がいます。

こういう人はなんだかんだいってもストレスがなくならないし、なくなってしまったら荒れる口実もなくなるから、なくすワケにはいかないのです。「ストレス発散」という名目で、暴れられなくなるのですから。でもそれでは何の進歩もないのではないでしょうか。

ストレスがあることを認めるというのは「ああ〜ストレスだな、それがここに来てるな、だから痛いんだな」ということを客観的に観るということです。何も騒ぎ立てる必要はありません。ストレスがあることを客観的な視点で認めることができてはじめて「ではどうしたらいいか」というステップに進めるのです。

「ストレスに巻き込まれて、客観的に観られない」という人も、自分の体を「どこにストレスが来ているかな、どこが痛いかな」というふうに観ていくと、うまく客観的に観られるようになります。ここまで来るとストレスも半分以上解決できたも同然。あとは淡々と引っかかっているところを取り除いていくだけです。

風邪

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多くの現代人は、エネルギーの余り過ぎです。まずは食生活。飽食の時代といわれているように食糧事情がよくなり過ぎてしまって、「食べ過ぎ」の人が多いこと。ダイエットを気にする女性たちだって、その食べている内容は甘いものを筆頭に、高カロリー・高たんばく・高脂肪なものが多いです。

食生活で、すでにエネルギーが余るほどなのに、それに加えて現代社会は便利になり過ぎて、エネルギーを発散する場があまりありません。余り過ぎたエネルギーはいろいろな悪さをします。風邪はその代表格。そしてなかなか風邪が抜けなくなるのです。

余剰エネルギーをつくらないために その1

何だか1年中風邪っぼい人、風邪が抜けにくい人はまず食べ過ぎを疑ったほうがいいでしょう。ほとんどの人が食べること、飲むことが大好きなのですが、せめて体調が悪い時だけでも、しばらくの間食べるものを工夫して、低カロリーなものや野菜を中心とした今流行りの「粗食」にしてみると、体が軽くなって風邪の抜けもよくなってきます。

風邪を引いたりすると、食欲がないのに「風邪に負けるな! 」とばかり精力つけて風邪を追い出そうとして、無理やり食べようとする人がいますが、コレは全く逆効果。

「食欲がない」ということは「今は食べないでね」という体からのメッセージなのです。手軽に摂れるビタミン剤も豊富に出回っていますが、そういうものを摂る以前に、今食べているものを落としていくほうがカンタンだし、経済的だしスマートだと思いませんか? 実際、ビタミン剤などをガンガン摂って元気な人より、粗食をして元気な人のほうが体がしなやかで活き活きとしているし、実際トラブルも少ないです。

余剰エネルギーをつくらないためには その2

余り過ぎたエネルギーを発散させようとする体の要求が引き起こす問題として、意外なものでは「恐怖感」があります。恐怖感というのは、すごいエネルギーを消耗するもの。だから今はホラーとか、スリル感のあるバーチャルリアリティものが人気なのだと思います。

でもやっぱり、恐怖感でエネルギーを発散するなんて、体としては本当の健全な発散の仕方ではないからどこか歪みが出ます。何となく表情や姿勢が美しくなくなってくるもの(そういうのにハマっている友達の表情や、姿勢を思い出して下さい)。

もっと快いエネルギーの発散をしましょう。別に、運動することだけがエネルギーの発散ではないのです。頭を使うことだって、感情を動かすこともエネルギーの発散です。自分のやりたいことや興味を惹かれることに向かって考えたり行動したりしていくエネルギーの発散が、一番その人を輝かせると思うのです。

風邪を引いてしまったときに風邪薬、健康食品やサプリを使わずに治す方法

男性なら避けることのできない加齢現象のひとつが前立腺肥大症。50歳以降の男性には、すでに発症している方がいらっしやるかもしれません。

前立腺肥大症には、排尿困難、頻尿、尿意切迫・切迫性尿失禁、残尿・尿漏れ、血尿・精液に血が混じる、尿閉という六大症状があります。

したがって、中高年の男性であれば、夜間の頻繁なトイレは前立腺肥大症の可能性が高いと思われます。ただ、前立腺肥大症以外にもこの症状が認められる病気は少なくありません。

神経系のトラブルなどの原因で膀胱が過敏に反応してしまう、「過活動膀胱」もそのひとつです。前立腺肥大症と同様に、尿意切迫や夜間頻尿が典型的な症状で、「就寝中にトイレに何度も行くため、不眠症になった」というようなケースもあります。

前立腺肥大症や過活動膀胱は、有効な治療薬が多く、薬物療法だけで症状を改善し、快適な生活を取り戻すことができるようになっています。また、内視鏡手術、レーザー手術の普及により、短期間の入院で完治させることも可能です。ところが、夜間頻尿による不眠を訴える方のなかには、昼間や集中している時は、ほとんど尿意を感じないという方がいらっしやいます。

このような場合、安定剤を服用すると、就寝中の尿意で目覚めることもなく、朝まで熟睡できるというケースも少なくありません。いっぼう、夜間頻尿は泌尿器系の病気だけが原因で起こるわけではありません。

たとえば、鼻炎、いびき、咳などにより目が覚めると尿意を感じるという方は、それらの治療をするだけで夜間頻尿が改善します。人間は夜間に目が覚めると、トイレに行きたくなるという習性があります。つまり、「トイレに行きたくなるから、目が覚める」のではなく、「目が覚めるからトイレに行きたくなる」というケースもかなり多いと考えられます。

ちなみに、人間の1日の排尿回数は、個人差があるので一概に言うことはできませんが、5~9回が正常値。このうち、夜間に2回以上行く場合は頻尿を疑います。

ニラの種「すっきり種」の口コミ、使用感、効能・効果一覧

「にらの種」を飲み始めて1ヶ月後には、寝つきも大改善。以前は、入眠するまでに1~2時間かかっていました。ひどいときには、夜のu時に床に就いて、明け方の3~4時まで眠れないこともあったほどです。それが、ほぼ毎晩、40分以内で寝つけるようになったのです。おかげで、「また眠れなかったら、どうしよう」という不安感からも解放されて、気持ちがとても軽くなりました。

網膜の動脈硬化で目に酸素や栄養が届かなくなると、黄斑変性が起こる

最近になって急増している目の病気といえば、黄斑変性です。(黄斑変性はこちら)欧米では中途失明原因の第1位に挙げられる病気ですが、日本でも増えつづけ、いまやわが国でも中途失明原因の上位を占めるようになりました。

黄斑変性とは、目の網膜の中心にある黄斑部という部分に異常が起こり、深刻な視力障害を引き起こす病気です。現時点では決定的な治療法が見つかっていませんが、つい先ごろ、世界初のIPS細胞を用いた臨床研究が承認され、注目を集めています。

この研究は患者さん自身の皮膚から作ったIPS細胞を網膜の黄斑部に移植するというもので、予定どおりすすみ、2015年にも第一号の移植手術が行われました。しかし、正式に安全性が確認されて実用化されるまでには、少なくとも10年以上かかると予測されています。黄斑変性の方にとっては、治療が幅広く普及するのを待ってはいられません。研究の推移を見守りながらも適切な対策を取って、黄斑変性の予防・改善に努めることが大切です。

黄斑変性は、主に2つの原因によって起こると考えられています。まず、1つめの原因は視細胞の老化です。黄斑部には、ものを見るための重要な視細胞が集中しています。視細胞は常に新陳代謝をくり返していますが、年齢を重ねるにしたがって目に蓄積された老廃物を処理する働きが衰え、黄斑部にたまりやすくなります。そのたまった老廃物が黄斑部を圧迫することによって、ものを見る機能が低下します。

2つめの原因は、動脈硬化による目の血行不良です。血流の悪化が原因で視細胞に酸素や栄養が行き渡りにくくなると、それを補うために本来の血管ではない「新生血管」という血管が作り出されます。新生血管は通常の血管とは異なり、急ごしらえで作られた血管なので、非常にもろく簡単に被れて出血を起こします。こうして新生血管からもれた血液が黄斑部をさらに圧迫した結果、視細胞が死んでしまい、急激な視力低下や失明の危険を招くのです。

このタイプの黄斑変性は「滲出型」と呼ばれています。黄斑変性による失明を防ぐためにも、まず心がけたいのが生活習慣の見直しです。

栄養バランスの偏った食生活、過剰なストレス、運動不足、喫煙といった生活習慣の乱れは血糖値やコレステロール値の上昇を招き、動脈硬化につながります。特に細い血管が集中する目にはその影響が現れやすく、やがて網膜の視細胞に酸素や栄養が行き渡りにくくなってしまいます。つまり黄斑変性は、動脈硬化が原因となる高血圧や糖尿病、脳卒中、心臓病などと同じょうに生活習慣病の1つと考えられるのです。

ビルベリーを黄斑変性に応用するヒントは母の目の黄斑変性

母も黄斑変性になりました。母がなった当時は治療が困難だったこともあり、黄斑変性の根治につながる治療法を模索しつづけてきました。

その過程で出合ったのが、北欧産のビルベリーだったのです。ビルベリーの主成分であるアントシアニンは抗酸化カが非常に強く、目の血流を大幅に増やして網膜の動脈硬化を抑えます。その結果、視細胞に十分な酸素や栄養が行き渡るようになり、新生血管の発生も抑えられて、黄斑変性の発症や進行を防ぐことができると考えられます。

それを確かめるため、私は黄斑変性の方、30人に、ビルベリーを試してもらいました。すると、飲みはじめて半年後には全員の視力が向上し、視界のゆがみやぼやけも改善。しかも驚くべきことに、4人の方は症状が治まっていました。

さらに、眼底検査を行ったところ、ほぼ全員の網膜から新生血管が消失、または減少していることが確認されました。黄斑変性になると黄斑部が出血して、その周囲はろうのような変性脂質の塊で覆われるようになります。変性脂質とは変質した不要な脂肪のことで、網膜の血流が悪化すると黄斑部にたまりやすくなります。ところが、ビルベリーを飲んだ後は、黄斑部の変性脂質が溶かされ、きれいになくなった方もいたのです。

この結果からもわかるように、ビルベリーエキスは目の血流を活発にし、網膜の動脈硬化を抑えて、緑内障や黄斑変性に優れた改善効果をもたらします。不規則な食生活や運動不足、喫煙などを見直すと同時に、ビルベリーをふだんの生活に取り入れることをおすすめします。

ビルベリーは緑内障悪化の最後の切り札、眼圧に負けない網膜を維持する

体の危険信号

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〝耳たぶのたてじわは、脳卒中の危険信号。この一文を読んだ人は、思わず自分の耳を触ってしまったのではないだろうか?鏡に映した耳たぶに何もなくて、ほっとした人。何らかのしわが見えてどきっとした人。まだ、脳卒中になる危険性は少ないからと無関心な人。

見たり触っただけではあまりよくわからない人は配偶者や家族、友人にたずねてみよう。かれらは、客観的に冷静に、現状を教えてくれるはず。もちろん、どんな健康な人であっても、年をとれば体中にしわができるしかし、耳たぶに太いたてじわがはっきりと見てとれたら、脳卒中をはじめとして、糖尿病などの生活習慣病の可能性を一度は疑ってみたほうがよい。

ある調査報告によると、脳卒中患者の70% に、耳たぶたのたてじわが認められた。この、耳たぶのたてじわと脳卒中の因果関係ははっきりとしていないが、高血圧などの影響で動脈硬化がすすみ、耳たぶの血液循環が悪くなるためと考えられている。

このように、普段は見落としがちな体のちょっとした異常が、後から考えれば病気への危険信号であったということはよくある。しかも、場所によっては、本人はなかなか気づかない。自分以外のだれかに指摘されて、やっと気づく、といった場合も少なくないのだ。

とくに自分では気づきにくい症状に、人格や性格、趣味が変わるということがある。たとえば女性の場合にとくに顕著なのだが、普段おしゃべりな人が、急にしゃべらなくなったら、脳梗塞を疑ってみるのがよいといわれる。というのも、おしゃべりに関しての一切を取りしきっているのは、左脳であり、普段おしゃべりな人が、だまりこむようになったら、左脳に何らかの障害が発生している可能性が考えられるからだ。

脳梗塞や脳血栓の初期症状ということである。脳の神経細胞がおかされると、性格も変わる場合がある。今までは人格者と慕ってきた人が、急に怒りっぽくなって理不尽なことをいいだしたり、妙に昔の話ばかりをするようになったら要注意だ。場合によっては、脳腫瘍の疑いさえでてくる。

脳卒中は、手足のしびれ、舌のもつれ、ものわすれ、のぼせなどなどが危険信号として有名だが、自分がしゃべらなくなった、怒りっぽくなったという性格の変化は自分では認識できない場合がほとんどだ。こういうときには、自分以外のだれかに気づいてもらうしかない。安易な素人判断は危険だが、体にあらわれるちょっとした異常を見つけることができるのは、自分自身と、生活をともにしている家族や自分をよく知っている友人だけなのだ。

異常を発見するには、おふろ上がりにでも鏡で自分の体をよく見て、普段と変わったところはないかよく点検することだ。できれば、だれかと一緒に入浴した方がよい。そのほうが、自分では見えない部分の異常に、いちはやく気づいてもらえる。一人暮らしであれば、時々銭湯や温泉などの共同浴場を利用する手もある。気分転換や友人を甘くるのにももってこいだ。異常を指摘しあえるような配偶者や家族、友人を持つことは、体のためにも、心のためにも大切なことだ。

突然死についても頭に入れておきたい。

OA機器による害

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オフィスがOA化されパソコンはすっかりどの会社にもいきわたった。OA 機器のない職場のほうが珍しいぐらいだろう。こういった状況に伴って、新しい健康障害もおきている。

まさに現代病といえる病だ。そのうちの1つが「テクノストレス症候群」と呼ばれる心の病気。「出社困難症」や「燃えつき症候群」などと一緒に、サラリーマンに多い症状としてマスコミにも大きく取り上げられたので、

ご存知の方も多いと思う。ひとくちにテクノストレス症候群といっても人によってその症状はさまざまだ。初期症状として、肩こりや目の疲れなどがあるが、この段階で意識して休養を取ればそうひどいことにはならない。

しかし、体の不調に気付いても無理を続けていると、ことは深刻になってくる。根拠のない不安におそわれるようになったり、うつの状態が長く続いたり、頭痛や胃の痛みを感じるようになったりする。これらの症状が悪化すると出社できなくなることもある。

また、回復後も慢性的な後遺症に苦しめられたりするのだ。こういった症状は専門的にOA機器を使う人によく見られる。機器を使うのに過度にのめり込んでしまい、周囲とコミュニケーションがとれなくなってしまったりするのが原因。

また、かかりっきりでいる人の場合、生活のリズムが乱れるせいもある。逆に機器が使いこなせず、仕事にかかる時間が長すぎて、ストレスが溜まる場合もある。

個人の性格もおおいに関係してくるので、OA機器を使う人がみなこういった症状に悩まされるとはいえないが、十分な配慮が必要だろう。テクノストレス症候群に陥りやすいタイプには、内向的、プライドが高い、傷つきやすいなどの傾向がある。OA機器で、もう1つ心配されているのが、電磁波による体への直接的な影響。

1日中コンピューターと向き合って仕事をする女性の体に異変が認められ問題になった。目まいや吐き気などの症状に加え、妊娠している女性では流産や異常出産が多く見られたのだ。極端な職場の例では、年間に妊娠した15人のうち半数近くが流産している。これに合わせ、電磁波を防ぐOA機器専用のエプロンなぜ鳩販売されたがそれでも100パーセントの効果が期待できるものではない。環境の変化に伴い、これからもこういった新しい病気が出てくる可能性は高いだろう。