痛風でもビールを飲んでもいいか?

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風が当たるだけで痛む、ということから名づけられた痛風。足の親指付近などが赤まく膨れあがる発作時の痛みは七転八倒するほど激烈で、かのレオナルド・ダ・ヴインチ、ニュートン、ダーウィンなど歴史上の偉人も苦しんだと言われています。

患者さんの98%以上は男性で、30歳代を中心に60歳代まで幅広く分布しています。40年ほど前は、50歳代に一番多い典型的な「おじさんの病気」 でしたが、食生活の変化などを背景に低年齢化が進み、いまでは20歳代の発症も珍しくありません。

発症原因は、尿酸値の上昇です。尿酸は人間の生命活動上、遺伝とエネルギーの根源をつかさどるプリン体というもっとも重要な物質の老廃物です。この「ゴミ」の処理がうまくいかないか、体のなかで大量に作られると、血液に溶け込めない尿酸が出現し、ナトリウムと結合して尿酸塩という結晶が作られます。

その異物を白血球が追い出そうと攻撃する時、あの激烈な発作に襲われると考えられています。したがって、プリン体を多く含む食品は、痛風ではNG。

とくに、アルコール類のなかでプリン体の一番多いビールは、いままで大敵と考えられてきました。ところが、痛風専門医で、自らも痛風にかかった元鹿児島大学病院内科納光弘教授の体を張った実験により、「プリン体の多いものを避けることを主体とした従来の食事療法は、それほど重要ではない」ことがわかったのです。

同教授が行なったビール、日本酒、焼酎、ウィスキーなどの飲酒量と自らの尿酸値の計測実験では「どの酒もたくさん飲めば尿酸値は上がる。

つまり、酒類のプリン体含有量よりアルコールの摂取量こそ問題。ビールは他の酒に比べればプリン体は多いが、アルコール濃度が低いので痛風に悪いというのはまちがい。

むしろ、尿量が増して、合併症のひとつの尿路結石を作りにくくするなどのメリットもあります。プリン体含有量だけでとらえれば、1 日ビール大瓶3 本までなら問題ない」と、されました。

ただし、アルコール摂取量を考慮すると、1 日大瓶1本以内までが理想です。アルコールと尿酸値の関係には個人差もあり、飲み過ぎは厳禁です。定期的に検査を受けることも大切です。

尿酸値を下げて痛風を治すための知識と習慣

子どもは風の子、元気な子」と、誰でも一度や二度は言ったことがあるでしょう。子どもに対し、活発な運動による健康増進をすすめることわざです。

また、寒い季節にもかかわらず、「外で遊びなさい」と昔は親から言われたものですが、これも親の誰もが遥動が風邪を予防する″ と経験的に知っていたことにほかなりません。

ところが、この「経験」が、米国のアパラチアン州立大学人間行動研究所ニーマン博士らの「前向き疫学調査」で、2010年に科学的に裏づけられました。

前向き疫学調査とは、ある因果関係を将来にわたって調査する疫学研究のひとつの方法です。博士の調査は、18~85歳の男女1002例(女性60%、男性40% )に対し、運動回数とその強度を10 ポイントのスケールで自己評価をしてもらうとともに、食事や最近感じたストレス、生活習慣などの免疫機能にかかわるファクターを調査したものでそれによると、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を週5日以上行なっていたグループ(215例) は、ほとんど運動をしないグループ(週1回以下の341例) に比べ、過去12週間に風邪にかかった日数が43% 減少していたということです。

また、健康に対する意識(自己評価) が高い人は、低い人より雁患率が46%低下し、風邪の症状スコア、重症度スコアも32 ~41 % の大幅な低下が認められたとしています。

「この結果は、年齢、教育レベル、結婚、性、ストレスレベル、体格、くだものの摂取状況などのファクターを補正して得られたもの。また、加齢、男性、既婚などのファクターも、風邪の発症回数の減少と関連性が認められたが、健康への自己評価の高さと運動回数がもっとも有意な関連性を示す」と同博士は述べています。少しわかりづらいかもしれませんが、要は子どもに限らず大人も運動を行ない、高い健康意識を持つことが、風邪の予防と症状の軽減に有効だということです。

結論はあたりまえのようなことですが、この種の研究報告がほとんどなかったことを踏まえると、この調査は風邪に対する有意義な疫学研究だと思います。

たまには自然に触れる時間をもつ

寝れば寝るほど疲れる病気がある?

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酒好きでもなく、肝炎ウィルスに感染しているわけでもないのに肝臓を傷め、長い年月をかけて肝硬変から肝臓ガンに至る病気をご存知ですか?

それは、「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」という聞き慣れない病気です。日本では現在成人の1% 、約150万人が雁思していると言われ、今後ますます増加すると予想されています。

NASHの原因については、まだ不明な点も多いのですが、ひとつだけはっきりしていることは、NASHが脂肪肝から発症するということです。

お酒の飲み過ぎ以外にも、清涼飲料水の飲み過ぎや食べ過ぎ、さらに運動不足によたり、肝臓の細胞に中性脂肪が過剰に溜まった状態が脂肪肝です。

脂肪肝は、初期の状態ではほとんど無症状です。しかし、悪しき生活習慣をそのまま続ければ、脂肪肝がけんたいかん進行し、やがて倦怠感などを自覚するようになります。

だるいから寝る、甘い栄養ドリンクを飲みながらなんとか1日過ごしては、また寝る。すると、疲れが取れるどころか日増しにだるくなり、脂肪肝は肝炎へ、やがて繊維化が進んで肝硬変、肝臓ガンへと悪化してしまいます。

糖尿病、脂質異常症、メタポリックシンドロームなどの生活習慣病の人は、NASHに移行する可能性が高いとされ、とくに高血圧があると、肝臓の繊維化が促進されるので要注意です。

脂肪肝の治療で、もっとも重要なのが食生活の改善と運動です。まず、摂取カロリーを減らして、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。アルコールはもちろんですが、糖分や炭水化物は中性脂肪の原料となるので、くれぐれも摂り過ぎないようにしてください。

エネルギーを効率よく消費するには、ウォーキングや水泳などの有酸素運動が最適です。脂肪肝の多くは、こうした食生活の見直しと運動習慣により改善できます。肝臓は「もの言わぬ臓器」と呼ばれ、悪化するまでなかなか症状を現わしません。「疲れが取れない」と言うあなた、NASH ではありませんか?

脂肪肝

糖尿病の画期的な新薬

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2009年12月、国内では10年ぶりに糖尿病の新薬が発売され、糖尿病の患者さんをはじめ医師たちの大きな注目を集めました。この新薬は、日本ではじめて承認された「インクレチン関連薬」で、これまでの糖尿病の常識を超えたとまで言われています。

インクレチンとは、食後の血糖値が上昇しそうな時に小腸から分泌され、血糖値を下げるインスリンの分泌を増やし、逆に血糖値を上昇させるグルカゴンの分泌を抑制して血糖値の上昇を抑える働きをするホルモンです。

このようなインクレチンの作用を高めるように開発されたものが、インクレチン関連薬です。従来の薬やインスリン注射は、副作用として生じる低血糖や体重増加が悩みの種でした。しかしインクレチンには、その人の血糖値に応じてインスリンの分泌量を調整どうきする作用があり、原則として低血糖による冷や汗や動惇などの不快な症状を生じさせずに、血糖値を下げることができます。

これは糖尿病治療薬としては画期的な特徴と言えます。すいさらに、膵β 細胞を保護し膵臓機能を回復する、体重減少が期待できるという効果に加え、心臓機能の向上、動脈硬化の抑制作用までもが報告されています。

インクレチン関連薬の登場によって、これからの血糖コントロールが飛躍的に容易になり、将来的にインスリン注射を使わなければならない患者を減らすことができるかもしれません。さらに、インクレチン関連薬を用いた治療には、長期的な糖尿病の経過を改善させる可能性のみならず、初期の糖尿病からその前段階の状態へ、そして最終的には正常の状態まで回復させる可能性までもが期待されています。

アメリカやヨーロッパでは、すでに6年以上前から使用され、現在は80カ国以上、のベ1000万人以上の方に処方され、そのすばらしい効果が確認されています。糖尿病の治療法は日々進化しています。近い将来、膵臓の機能を完全に回復させる新薬が登場するかもしれません。各製薬メーカー、研究機関の開発を待ちましょう。

コレステロール値は高いほうがいい

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健康診断などで、「LDL(悪玉) コレステロール値が高いので要再検査」と判定されたことはありませんか? コレステロールとは、細胞膜やホルモンの原料となるししっ脂質ですが、この値が高すぎると「脂質異常症」と診断されます。

そして、LDLコレステロール値が高いと将来的に動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクが高まると考えられてきました。ところが、2010年9月、日本脂質栄養学会が「LDLコレステロール値が高いと死亡率が下がる!」と発表したのです。

これは、おもに神奈川県内の住民約2万6000人を約8年間追跡した観察研究にもとづくもので、「男性はLDLコレステロール値が100未満の人は死亡率が高く、女性は120未満だとやや高い。

したがって、コレステロールは下げる必要がない。高いほうが安全だ」というものです。従来の定説と真っ向から対立するこの発表は、日本医師会や日本医学会、とくに日本動脈硬化学会の猛反発を招きました。

同学会は2007年にLDLコレステロール値が140以上などであれば、脂質異常症とする診断基準を発表しています。そして、大規模な臨床試験により、「脂質異常症の患者を、コレステロールを下げる薬を飲む人と飲まない人に分けたところ、薬を飲んだほうが心筋梗塞などの冠動脈の病気が起こる確率が3割も低い」としていたからです。このような医学界の混乱は、脂質異常症の患者さんたちにも動揺を与えています。なかには「コレステロールを下げる薬はもう必要ない」と独自に判断し、服用をやめてしまうケースも目立ちます。

しかし、日本脂質栄養学会の発表には科学的根拠が薄いと言わざるをえず、そのまま受け入れることはできません。このレベルの研究で、LDLコレステロール値が高いほうが長生きとするのは危険です。

脂質異常症の患者さんは主治医とよく相談し、服薬を判断してください。けっして医師に黙って薬をやめないようにしてください。最近、頚動脈エコーや脈波検査などにより血管の動脈硬化度(血管力) を診断することも可能になりました。この結果から、治療法を検討してもらうことも有用です。

総コレステロールや悪玉コレステロールを自然素材で下げる「コレステ生活」

スギやヒノキの花粉が飛び始めると、強烈くしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目、かゆみなどに襲われる人が多くなります。いまや「国民病」とも言われる花粉症です。

花粉症とは文字どおり、草木の花粉をアレルゲン(原因物質) とするアレルギー症状で、一度かかると、完全な治療(根治) はいまのところ困難です。このため、治療は患者さんの症状に応じて薬を用いる対症療法を中心に、鼻の粘膜をレーザーで焼灼して花粉の付着を防ぐレーザー療法や、アレルゲンに体を徐々に慣らしていく「減感作療法」などが行なわれています。

このようななか、「l シーズンに一度打つだけで、症状が出ない」という全身ステロイド注射が、花粉症の患者さんの間で話題を集めています。「あの苦しい症状が一度の治療で抑えられるのなら、ぜひ試してみたい」と言う患者る患者さんも多いのです。

この注射は、ステロイドホルモンが配合された持続性のある薬剤です。ステロイドホルモンは体の免疫機能を抑制し、体に侵入した花粉を追い出そうという働きを抑えるため、アレルギー症状は軽減されます。

ただし、ステロイドホルモンは花粉だけではなく、細菌やウィルスなど他の異物に対する体の防御反応も同時に抑制してしまいます。つまり、花粉症の症状を抑えるいっぼう、他の感染症を引き起こす恐れも高くなります。

また、持続的にステロイドホルモンが効いていると、本来、ステロイドホルモンを分泌する副腎皮質の働きが抑制されます。その結果、ホルモンバランスが崩れて、肝臓障害、更年期障害、むくみ、生理不順、さらには精神変調といった重い副作用を招く可能性が出てきます。

したがって、「花粉症に一発で効く薬」はありますが、「安全な薬」はありません。対症療法に用いられるステロイドが配合された塗り薬や点鼻薬は、医師の指示にしたがい使用すれば問題ありませんが、持続性のあるステロイド剤の全身投与は、けっしておすすめできません。

現代人に多いのは「口呼吸」によって免疫力を低下させてしまっている人です。口呼吸の改善が重症の花粉症にかなり効果があるのも最近の常識です。

口呼吸は免疫力を低下させる、鼻呼吸に切り替える

巻き爪 靴 大きめの靴を履くことで対策する

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巻き爪は、もっとも多い足のトラブルのひとつです。足指の爪の両端がカーブを措き、まるでロールケーキのようになった状態です。

巻き爪 靴 大きめの靴を履くことで対策するのが基本です。

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男性はあまり気にならないかもしれませんが、かかとの高い靴をはく機会の多い女性には、人知れず悩んでいる方が多いようです。よく発症する部位は親指です。

巻き爪は、一見すると爪の両端が指の肉に食い込み痛そうですが、じつはそれほどでもありません。それよりも、体のバランスが悪くなり転倒事故が多くなることこそ、問題なのです。

ある研究者によると、爪にトラブルを持つ人は、転倒の危険が2.3倍も高いと言います。これは足の親指に集中して存在する「メカノレセプター」が、うまく機能していないことが原因です。メカノレセプターは足裏にかかる圧力を敏感に察知し、バランスを崩さないように体の姿勢や傾きを制御するセンサーですが、巻き爪により親指に食込みができると、親指にはすでに圧力がかかっていると判断し、無意識のうちに踏み込みを避けようとすると考えられています。

巻き爪 原因

間違った爪切り」で多いのは深爪です。深爪をしていると、足の指に力が加わった際に、爪の先の皮膚が力を受けて盛り上がります。その結果、爪はまっすぐに伸びることができずに、厚みが増したり、両端が巻いたりしてくるのです。

巻き爪は爪の切り方に問題があると、できやすくなります。親指の爪は一般的に、爪先の肉の部分が見える程度に、白い部分を残して切る方が多いのですが、これではすでに深爪状態で、メカノレセプターに誤った判断をさせてしまう恐れがあります。

また、爪の両端をわずかでも切り残してしまった場合には、その爪がとげのように皮膚に突き刺さり、痛みや炎症を引き起こす「陥入爪(そう)」の原因になることもなります。その痛みを何とかするため深爪を繰り返すと、症状は悪化してしまうので注意が必要です。

「指への過剰な力」がかかるのは、「外反母趾(し)がある場合」や「足の形に合わない靴を履いている場合」などです。歩行時、地面からの力が親指に加わるだけでなく、人差し指によって上からも押されるなど、足の指に過剰な力が加わるため、親指の爪がまっすぐ伸びることができず、巻き爪になります。

一方、膝が内側に入って歩く癖がある人も、親指に横から過剰な力が加わるため、これも巻き爪につながってしまうのです。

正しくは、爪先の白い部分で肉を隠す必要があり、そのためには指の形に沿って爪を切るようにしたいものです。

巻き爪 靴 のサイズが重要

靴のサイズも問題です。小さ過ぎる靴をはいていると、爪や指を圧迫し傷つけてしまいます。すると痛みをかばってしまい、親指にかかる圧力が不足ぎみになり、巻き爪が形成されます。

巻き爪などの爪のトラブルを防ぐためには、靴のつま先部分(トゥボックス)の幅や高さにある程度の余裕があり、足の指先が圧迫されないものを選ぶことが大切です。立った時に靴の中で足の指を上下に動かすことができること、歩いた時に足の指先が靴に当たらないことを確認して選びましょう。

逆に大きすぎる靴は足が前滑りするため、小さ過ぎる靴と同様に、爪と指を傷める可能性が高くなります。やはり靴は、サイズの合ったものを選ぶことが基本です。そして、かかとをしっかり固定できて、指先に1 cm ほどのゆとりがあるサイズが理想的です。

サイズが適した靴を履くことで、真下以外からの足への衝撃や負荷を抑えられるため、巻き爪予防に役立ちます。

たとえば大きすぎる靴を履いた場合、靴の中で足が必要以上に動いてしまうため真下以外からの方向から衝撃や負荷がかかりやすくなります。

反対にサイズが小さい靴を履いてしまうと、足先が窮屈になるため左右からの衝撃や負荷が強くなってしまうでしょう。

サイズが適していない靴は巻き爪だけではなく、靴擦れや外反母趾になる可能性が高いです。

成長期の子供はすぐに足が大きくなってしまうため靴を頻繁に買い換える必要がありますが、サイズが適していない靴にはさまざまなデメリットがあるので注意してください。

歩き方も大切

歩き方も人それぞれです。内股歩き、ガニ股歩き、すり歩きなどという言葉があるように、さまざまな個性があります。このような歩き方のクセによって、爪のトラブルやタコ・ウオノメ、足指の変形が起こっている可能性があります。

正しい歩き方をすると、重心は足のうらをスムーズに移動します。まずかかとで着地してから、重心は前方に移動します。その後小指の付け根から親指の付け根へと内側に移動し、最後に親指へという流れが理想的です。

背筋を伸ばして、腕を前後に、特に後ろに大きく振って歩くように意識すると、歩き方が自然に良くなります。歩き方が改善すると足の指が地面をしっかりとらえられるようになり、巻き爪を含めた足のトラブルの予防にもつながるのです。

巻き爪 応急処置

爪が巻き込んで膿んでしまうような時には応急処置として爪を引き上げ食い込みを軽減するテープがありますので対策します。

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●剥がれにくくする爪磨きシート付

貼るだけ簡単!樹脂プレート内蔵でグッと引き上げ効果! 内蔵しているプレートの弾性で、巻爪を引き上げ食い込みをやわらげます。 ●目立ちにくいスキンカラー。 ●清潔な使い捨てタイプ。 ●剥がれにくくする爪磨きシート1枚付き。 【製品サイズ】 (約)1.8×1cm 【原材料】 シール・・・レーヨン不織布、ポリエステル樹脂 粘着剤・・・ゴム系粘着剤 【セット内容】 シール・・・80(20枚×4シート) 爪磨きシート・・・1

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爪の役割と理想の爪

むずむず脚症候群の原因

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原因を発見するまでに、平均4年弱もかかる「睡眠障害」をご存知ですか?それは、脚がムズムズすることからムズムズ脚症候群とも言われる「レストレスレツグス症候群」です。

この病名から睡眠障害とは思わず、自分には関係ないと考えている方も多いのですが、じつは推定で200~500万人もの患者さんがいるとされる、ありふれた病気です。

脚のムズムズ感は、人により異なり「虫がはうようなムズムズ感」と表現する方や、単純にだるい、うずく、ひきつる、熱い、冷たいなどと言う方もいます。

ただ、このような不快感を示す病気はたくさんあることから、医師もなかなか確定診断ができないというのが現状です。最近の研究で、この脚の不快感は、脳からもたらされていることがわかってきました。

私たちの脚はふだん、さまざまな刺激を受けています。その刺激は信号化され、脊髄から脳へ送られます。ただ、なかには生命活動に不必要な信号(刺激)もあります。

その信号をブロックするためにA11と呼ばれる神経細胞が、脊髄の興奮を抑え、不必要な信号の侵入を阻止していると考えられています。

では、どうして不必要な刺激のムズムズ感が脳に伝達されるのでしょう。これはあくまでも仮説ですが、A 11の働きがなんらかの理由で弱くなると、ブロックしていた信号が脳に入ってしまうと考えられています。

すると、脳は過敏状態になり、もともとたいしたことのなかった刺激を、徐々に強い刺激と感じるようになり、がまんできない不快感を感じるようになるのです。

これが、ムズムズ感の正体です。不快な症状が夜(就寝中) に現われるのは、A11細胞の働きに欠かせない栄養素である血液中の鉄分量が減少するためではないか、と考えられています。

また、抗うつ薬などの薬剤が原因となることもあり、不規則な睡眠や夜間のカフェイン摂取なども症状の悪化をきたします。健康保険が適応となる治療薬もありますので、もし、脚の不快な症状により眠れない場合は、精神科や心療内科などの睡眠医療に詳しい専門医にかかることをおすすめします。

夏に多く発生するむずむず脚症候群が不眠の原因に

体温アップ=免疫力アップ

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体は温めたほうが病気にならない」「体温が低いと、ガンになりやすい」最近、このような話題に接することが多くなりました。

「体温を上げると免疫力は上昇する」これは正解で、多くの実験データでも証明されています。人間の体温は、つねに36.5~37度の範囲に保たれています。

「人間はこの平熱より5度高い41.5度の発熱でもなんとか耐えられるが、逆に5度低い31.5度では、体内の代謝活動を正常に保てない」という話をよく聞きます。

重篤な障害を脳に負った方を対象とする「脳の低体温療法」は、これを逆手に取った高度な治療法ですが、体はとにかく体温の低下には弱いのです。

体が冷えると代謝活動が落ち、栄養素や老廃物を運ぶ血行も悪くなります。また、多くの酵素や腸内細菌が棲息し、「免疫の要」である腸の活動も低下します。体が冷たいと、免疫をつかさどる紳胞や酵素はぜんぜんうまく機能しない」とは、カリフオルニア大学ダニエル・セスラー医師の言葉ですが、実際に、平均体温が1度下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1度上がると免疫力は約60%活性化すると言われています。

このように、体温は免疫力に大きな影響を与えるのです。風邪を引いた時に熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応です。また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して、感染症などのさまざまな病気の原因にもなります。

つまり、体温が低ければ低いほど、多くの病気にかかる可能性が高くなります。心筋梗塞、脳卒中、ガン、アレルギー性疾患、婦人科系疾患といった身体疾患はもちろん、うつ病、神経障害などの精神神経疾患まで、あらゆる病気の発病に影響を与える可能性があるのです。

冷え症を防ぐ、改善する食事

血管年齢と血液年齢

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「血管年齢」という言葉をご存知ですか? 実年齢に比べて、血管が何歳相当にまで老化して硬くなているのかを表わす指標です。

たとえば、健康診断でメタポリックシンドロームの診断を受けて来院した40 歳の人が「このままでは動脈硬化が進んでしまいますよ」と医師に言われるより、「残念ですが、あなたの血管年齢は60歳です」と告げられたほうが、自分の身に迫る危険をかなり具体的に受け止められるのではないでしょうか。

そして、病気と真剣に向き合うことにもなると思います。ちなみに、メタボと略されるメタポリックシンドロームとは、高血圧、糖尿病、脂質異常症のうち、ふたつ以上の病態をともなう内臓脂肪型肥満のことで、「代謝症候群」とも呼ばれています。

「人は血管とともに老いる」と言います。年相応に老いていくのであれば問題はありませんが、悪しき生活習憤やストレスなどで急速に動脈硬化が進行すると、年齢以上に血管が老化し、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まります。

生活習慣病が気になり始めたら、ぜひ受けておきたいのが「血管年齢検査」です。この検査は、おもに「加速度脈波計」で行なわれますが、検査時間はわずかに15秒、しかもセンサーに指先を入れるだけです。

これだけで、血管のしなやかさや反発力を総合的に評価した血管年齢が推定できます。もし、血管年齢が実年齢を10歳以上上回れば、血管を年齢以上に硬くする高血圧、糖尿病、高脂血症などの病気が潜んでいる可能性が高くなります。

早急に原因を突き止めて、対策を立てることが大切でしょう。なお、「血管年齢」を「血液年齢」と誤解する方がときどきいます。血管とは異なり、血液はつねに生まれ変わっています。加齢により変化するわけではありません。したがって、血液年齢を算出することはできないのです。

血液・血管の浄化