泡盛 糖尿病 でも安心して飲めるお酒

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たとえ糖尿病を患っていたとしても好きなお酒を楽しみたい! という人がいるかもしれません。糖尿病とアルコールの関係については一概にだめなものと言えるわけではないですが、飲酒には注意が必要です。

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泡盛 は条件を守れば糖尿病患者が飲んでも大丈夫

アルコールは、糖質やカロリーを含んでいるので、血糖値の上昇や体重の増加など、糖尿病に悪影響を与える可能性があります。また、アルコールによって低血糖症状が起こることがあります。低血糖の状態では頭痛、めまい、吐き気、手足の震え、意識混濁などを引き起こすことがあり、重篤な場合には意識喪失やショック状態に陥ることもあります。

これらのことからも、糖尿病患者がアルコールを飲む場合には、以下のようなことに注意しなければなりません。

・適量を守る : 男性で1日あたり20〜30グラム、女性で1日あたり10〜20グラム程度が推奨されています。

・空腹時には飲まない : アルコールは血糖値を下げる作用があり、空腹時に飲むと低血糖症状が起こりやすくなります。

・薬との併用に注意する : 糖尿病の薬や他の薬との併用によって、低血糖症状が起こりやすくなることがあります。

泡盛 ( あわもり )は、のんべえさんならよく知っている、そして飲兵衛さんじゃなくても名前ぐらいは知っているお酒だと思います。沖縄 琉球諸島を中心につくられている日本の 蒸留酒 で、サトウキビを主原料としています。焼酎と同じで 蒸留酒 のカテゴリーに属しますが、独自の製法によってつくられています。

一般に、アルコールといえばやはり 糖質 が気になるところで、糖尿病患者にとっては特に厳しい問題です。ですが、泡盛は、ほかのお酒と比べて糖質の量が少ないといわれていて、糖尿病の人でも飲みやすいお酒だといえるでしょう。

泡盛が体にいいのはなぜ?

泡盛に含まれるポリフェノールは糖尿病に効果的であるとされています。ポリフェノールには抗酸化作用や抗炎症作用があるといわれていて、こうした作用によって、糖尿病の合併症のリスクを低下させることが期待されています。また、泡盛にはアミノ酸が豊富に含まれていて、疲労回復や免疫力の向上に効果があるとされています。糖尿病患者は、糖代謝の異常や血管の障害によって疲労感を感じやすくなっていることがありますが、泡盛のアミノ酸が疲労回復に役立つ可能性があります。

ただし、糖尿病患者がアルコールを飲む場合には、適量を守ることが非常に重要です。また、血糖値が上昇することがあるため、血糖値の測定や医師の指導を受けた上で、安全に飲むようにしましょう。

泡盛の特徴と製法

泡盛の製法については、まずサトウキビを搾汁し、そのあと、菌糸を使って糖化を進めます。次に、米麹や黒麹、米、芋、米麦などの副原料を加え、発酵させます。最後に、蒸留してアルコール度数を調整し、熟成させます。泡盛は、一般的にアルコール度数が30〜50度くらいで、風味や味わいには多様性があります。琉球諸島の各地でつくられる泡盛は、その土地の気候や水、製法によって、味わいが異なることが特徴です。

泡盛は、ほかのお酒と比べて糖質の量が少ないといわれています。ただし、アルコール度数は高いので、適量を守り飲みすぎには十分注意しましょう。

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