血管年齢と血液年齢

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「血管年齢」という言葉をご存知ですか? 実年齢に比べて、血管が何歳相当にまで老化して硬くなているのかを表わす指標です。

たとえば、健康診断でメタポリックシンドロームの診断を受けて来院した40 歳の人が「このままでは動脈硬化が進んでしまいますよ」と医師に言われるより、「残念ですが、あなたの血管年齢は60歳です」と告げられたほうが、自分の身に迫る危険をかなり具体的に受け止められるのではないでしょうか。

そして、病気と真剣に向き合うことにもなると思います。ちなみに、メタボと略されるメタポリックシンドロームとは、高血圧、糖尿病、脂質異常症のうち、ふたつ以上の病態をともなう内臓脂肪型肥満のことで、「代謝症候群」とも呼ばれています。

「人は血管とともに老いる」と言います。年相応に老いていくのであれば問題はありませんが、悪しき生活習憤やストレスなどで急速に動脈硬化が進行すると、年齢以上に血管が老化し、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まります。

生活習慣病が気になり始めたら、ぜひ受けておきたいのが「血管年齢検査」です。この検査は、おもに「加速度脈波計」で行なわれますが、検査時間はわずかに15秒、しかもセンサーに指先を入れるだけです。

これだけで、血管のしなやかさや反発力を総合的に評価した血管年齢が推定できます。もし、血管年齢が実年齢を10歳以上上回れば、血管を年齢以上に硬くする高血圧、糖尿病、高脂血症などの病気が潜んでいる可能性が高くなります。

早急に原因を突き止めて、対策を立てることが大切でしょう。なお、「血管年齢」を「血液年齢」と誤解する方がときどきいます。血管とは異なり、血液はつねに生まれ変わっています。加齢により変化するわけではありません。したがって、血液年齢を算出することはできないのです。

血液・血管の浄化