巻き爪なら少し大きめの靴をはくは間違い

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巻き爪は、もっとも多い足のトラブルのひとつです。足指の爪の両端がカーブを措き、まるでロールケーキのようになった状態です。

男性はあまり気にならないかもしれませんが、かかとの高い靴をはく機会の多い女性には、人知れず悩んでいる方が多いようです。よく発症する部位は親指です。

巻き爪は、一見すると爪の両端が指の肉に食い込み痛そうですが、じつはそれほどでもありません。それよりも、体のバランスが悪くなり転倒事故が多くなることこそ、問題なのです。

ある研究者によると、爪にトラブルを持つ人は、転倒の危険が2.3倍も高いと言います。これは足の親指に集中して存在する「メカノレセプター」が、うまく機能していないことが原因です。メカノレセプターは足裏にかかる圧力を敏感に察知し、バランスを崩さないように体の姿勢や傾きを制御するセンサーですが、巻き爪により親指に食込みができると、親指にはすでに圧力がかかっていると判断し、無意識のうちに踏み込みを避けようとすると考えられています。

巻き爪は爪の切り方に問題があると、できやすくなります。親指の爪は一般的に、爪先の肉の部分が見える程度に、白い部分を残して切る方が多いのですが、これではすでに深爪状態で、メカノレセプターに誤った判断をさせてしまう恐れがあります。

正しくは、爪先の白い部分で肉を隠す必要があり、そのためには指の形に沿って爪を切るようにしたいものです。また、靴のサイズも問題です。小さ過ぎる靴をはいていると、爪や指を圧迫し傷つけてしまいます。すると痛みをかばってしまい、親指にかかる圧力が不足ぎみになり、巻き爪が形成されます。

逆に大きすぎる靴は足が前滑りするため、小さ過ぎる靴と同様に、爪と指を傷める可能性が高くなります。やはり靴は、サイズの合ったものを選ぶことが基本です。そして、かかとをしっかり固定できて、指先に1 センチほどのゆとりがあるサイズが理想的です。

爪の役割と理想の爪