「糖尿病」と一致するもの

糖尿病 治す 糖質を制限する方法しかないと思ったほうがいいです。一般的に教科書に書いてあるとおりの食事療法を実践しても疲弊してストレスがたまり途中で投げ出してしまうのが実情です。それに、正しい糖尿病食をいざ実践するとなると、奥様やパートナーも根気よく続けることは大変な労力がかかり、結果、続かないのが実情です。それほど、大変でしんどいものです。その食事療法を実践しても血糖値やヘモグロビンA1Cはなかなかさがってくれません。

糖尿病 治す 食事

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糖尿病には、先天的に起こる1型糖尿病と、後天的に起こる2型糖尿病の2つのタイプがあります。インスリンは膵臓のβ 細胞でつくられますが、この細胞自体が機能しなくなり絶対的にインスリンの量が不足しているのが1型糖尿病です。この場合は、インスリンを注射して補うより方法はありません。

これに対して2型糖尿病は、インスリンが分泌できるにもかかわらず、糖質を摂りすぎたことでインスリンの分泌量に異常が生じたり、インスリンの効きが悪くなった状態です。

日本人のほとんどがこの2型糖尿痛を発症しており、その数は糖尿痛予備軍も含めると2500万人ともいわれています。もはや5人に1人が糖尿病という状況に陥っています。

通常は糖尿病と診断されると、進行度や年齢、仕事が重労働か軽労働かなど、患者の状況に応じて厳密なカロリー計算がなされ、そのカロリーの範囲内で食事療法を行うようになります。

炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く、1日3食規則正しく摂るように指導されます。しかし、食べたいものを我慢して食事制限を守っても、多くの場合で血糖値の改善が見られません。効果が見られないからこそ糖尿病が蔓延してきたのではないでしょうか。

ここで、よく考えてみてください。血糖値を上げているのは糖質であって、タンパク質でも脂質でもありません。ですからカロリー制限をすることに意味はなく、制限すべきは主食となっている炭水化物、つまり糖質であることは一目瞭然です。

合併症が怖い糖尿病

血糖値を下げる働きをしているインスリンは、食事をして血液中にブドウ糖が増えると、脳から指令を受けた膵臓から分泌されるようになります。体内でインスリンを利用するには、細胞の表面にあるインスリンを識別するレセプターに、インスリンが結合しなければなりません。そこで初めて、細胞はブドウ糖を取り込むことができるようになります。

しかし、血液中の脂肪が増えすぎると、脂肪でレセプターが覆い隠され結合できなくなります。すると、この状態を脳はインスリンが足りないと判断し、さらにインスリンの分泌を増やすように指令を出します。

ところが、脂肪が邪魔してインスリンが細胞のレセプターに結合できません。その結果、血液中にブドウ糖が溢れた状態になります。この脂肪を増やす原因になつているのは糖質です。糖質を摂りすぎたことで、余分な糖が肝臓や筋肉に貯蔵されたのが脂肪ですから、脂質の摂りすぎではなく糖質の摂りすぎこそが問題なのです。

糖尿病が怖いのは、何といっても合併症を引き起こすこと。全身のさまざまな機能がダメージを受けますが、なかでも怖いのが3 大合併症といわれる「網膜症」と「腎症」と「神経障害」です。

目の網膜の血管に障害が起こる網膜症は、視力が弱まるだけでなく、進行すると失明する危険があります。腎臓の毛細血管に障害が起こる腎症は、腎機能が低下して尿がつくれなくなり、老廃物が体内に溜まって尿毒症を起こす危険があります。それを防ぐためには人工透析をせざるを得なくなります。

末梢神経がダメージを受けると、手足がしびれたり痛みを感じなくなるため、えそケガをしても気づかず壊痘になって足を切断する事態を招くこともあります。

糖をコントロールする

糖をまったく摂らない断糖は、糖尿病を悪化させずにすみますが、現実的には、とても難しいのです。長い食習慣を変えることは容易でないのです。また、ご飯やパン、うどんといった主食を全く食べずに過ごすことを考えただけで落ち込んでしまいます。しかし、糖尿病が悪化するのもいやなのは誰もが一緒です。そこでどうするかです。

糖質 (炭水化物や糖分 )などを摂っても体から糖質が吸収されない、または、その糖が排泄されればいいのです。そんなことができるのでしょうか。

たとえば、糖質カット酵母 パクパクくん酵母くん は糖質を排泄してくれます。食品ですから副作用もありませんので心配無用です。また、八酵麗茶 は天然薬草が糖質の吸収を抑制してくれます。

こうした糖質の吸収や排泄を促進するものを摂れば糖尿病の悪化を防ぎ、合併症を防ぐことができるということです。当然、効果には個人差がありますが、やってみる価値は多いにあります。

糖尿病と診断されても糖質コントールさえできれば、健康体と変わらない生活が可能です。もちろん、糖質カットできるからといって暴飲暴食はNGですが、きっと糖質をしっかり排泄できるはずです。

糖質制限食 簡単 糖尿病、ダイエットに最適な食事療法で主食の炭水化物を減らすだけです。これだけで、血糖値の情報を抑えることができ、ダイエット中の方は、リバウンドを気にしないで痩せることができるのです。

糖質制限食 簡単 糖尿病やダイエットの食事制限があってもお肉やお魚はお腹いっぱい食べられる!炭水化物を減らすことで調整する食事療法

糖質制限食を行うと、第一に、血糖値の急激な上昇が抑えられ、食後高血糖がほぼ100% 、リアルタイムに改善します。血糖値を上げるそもそもの原因である糖質の摂取を控えるわけなので、当然といえば当然です。血糖コントロールに手を焼いている人は充実感があるのも事実です。

糖質制限食を正しく続けた人のほぼ全員に糖尿病の顕著な改善が認められています。開始後1~2日で効果が現れ、尿糖の量が6分の1に減りました、空腹時血糖値が 100 mg/dlも下がるケースも珍しくはありません。

血糖コントロールは毎日のことですからストレスがあると続きません。また、食事を用意する方の苦労も当然に負担になってしまいます。主食のご飯で不足する分をおかずで補う方法ですので空腹によるストレスもありません。まずは、はじめてみましょう。

糖質制限食は、主食の炭水化物を制限しますが、たんぱく質、脂質は制限がないので、お肉や魚などは気にせずに食べることができます。血糖値を下げたいけれど、なかなか思い通りに下がらずに苦労している、ダイエットをしているのになかなか体重が減らない人にはおすすめです。

糖質制限食 おすすめする人

糖質制限食は、糖尿病の治療やダイエット中の人におすすめされることがあります。その理由を以下に紹介します。

血糖値を下げたい人:

  • 食後の血糖値の上昇を抑える: 糖質制限食は、炭水化物の摂取量を減らすことで、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることができます。炭水化物は体内で糖に変換され、血糖値に影響を与えるため、炭水化物の摂取量を減らすことは血糖値を安定させるのに役立ちます。
  • インスリン感受性の改善: 糖質制限食を続けることで、体がインスリンにより反応しやすくなる(インスリン感受性が向上する)可能性があります。これにより、血糖値のコントロールが向上します。

2. ダイエットしたい人:

  • カロリー摂取量の減少: 炭水化物(糖質)を制限することで、全体のカロリー摂取量が減少します。特に、高カロリーな炭水化物を減らすことで、ダイエットに有利な状態を作ることができます。
  • 脂肪燃焼の促進: 糖質を制限することで、体はエネルギー源として脂肪を利用するようになります。これにより、脂肪燃焼が促進され、体重の減少につながる可能性があります。
  • 食欲抑制: 糖質を制限した食事は、たんぱく質や脂肪を多く摂取することが一般的です。これらの栄養素は満腹感を持続させるため、食欲を抑制し、食事量のコントロールに役立ちます。

これらの理由から、血糖値を下げたい人やダイエットをしたい人にとって、糖質制限食は有用な選択肢となります。

こんな食習慣でも糖質制限食はできる?

糖質制限食を実際にはじめるにあたって自分の生活習慣、食習慣でも実施可能かどうかのよくあるQ&Aを集めています。基本的には糖質をとらない、または減らすだけですので簡単にはじめることができます。

糖質制限食、糖質オフ関連サイト

糖質制限食中に炭水化物を食べてしまったら

糖質制限食中に炭水化物を食べてしまった場合、以下の点を考慮しながら対応することが大切です。

  • 心配しすぎない: 炭水化物を一度摂取してしまっても、そのことに過度に心配する必要はありません。重要なのは長期的な食生活の改善であり、たまに炭水化物を摂取しても、それ自体が重大な問題になるわけではありません。

  • 食事内容を見直す: 炭水化物を摂取してしまった場合、その後の食事で炭水化物を減らすなど、全体的な摂取量を調整しましょう。

  • 運動をする: 炭水化物を摂取した場合、運動をすることでエネルギーを消費し、血糖値の上昇を抑えることができます。ただし、無理のない範囲で行いましょう。

  • 水分を十分に摂る: 炭水化物を摂取した際、十分な水分補給を行うことで血糖値の上昇を緩和できることがあります。

  • 次の食事でバランスを取る: 次の食事でたんぱく質や野菜を多く摂取し、全体的なバランスを取りましょう。

  • 今後の食事計画を見直す: 炭水化物を摂取した原因を考え、今後の食事計画を見直すことで、再発を防ぎやすくなります。

  • 医師や栄養士に相談する: 糖質制限食を行っている

糖質制限食 おすすめできない人もいる

糖質制限食は、多くの人にとって有用な食事療法ですが、特定の人々には不向きであったり、慎重に実施する必要があったりします。不向きな人や注意が必要な人の例を以下に説明します。

  1. 腎臓病のある人: 糖質制限食はタンパク質の摂取量が多くなる場合があり、腎臓に負担をかけることがあります。腎臓病の患者は、食事療法に関して医師の指導を受けることが重要です。

  2. 妊娠中または授乳中の女性: 妊娠中や授乳中は、特別な栄養摂取が必要です。糖質制限食を行うと、必要なエネルギーや栄養素が不足する可能性があるため、医師の指導のもとで慎重に実施する必要があります。

  3. 子どもや青年期の人: 成長期には栄養バランスの取れた食事が特に重要です。糖質制限食は成長に必要なエネルギーや栄養素を十分に摂取できなくなる可能性があるため、慎重に行う必要があります。

  4. 重度の食事制限による低血糖のリスクがある人: 糖質制限食は血糖値を下げる効果がありますが、低血糖のリスクがある人(特に糖尿病治療薬を使用している人)は、慎重に行う必要があります。

  5. 摂食障害の既往歴がある人: 糖質制限食は食事制限の一種であり、摂食障害の既往歴がある人にはトリガーとなる可能性があります。

これらのケースでは、糖質制限食を行う前に医師や栄養士と相談することが重要です。また、バランスの取れた食事や健康な食習慣を維持することが常に優先されるべきです。

アトピー傾向がある人は?

糖尿病に悩む患者さんだけではなく、アトピーやアレルギーの悩みがある患者さんも増えています。そのなかには糖質制限食を試してみたいという方もいるのですが、その要望を聞き入れて実施してみると、多くの方が快方に向かいます。

さすがにすべての人が完治するとまではいいませんが、少なくとも肌の色つやはよくなってきます。これは、糖質制限食によって血洗がよくなるからです。そうなると代謝は安定し、毛細血管などの血流が活発になります。すると、栄養分が足りなくなって傷や炎症を起こしていた皮ふに、十分な栄養やその傷を治す物質が運ばれるので、肌の状態がよくなっていきます。

アレルギー疾患のなかで職員の例を紹介しましょう。この人は20年以上も花粉症に悩んでいました。小学生の時に発症して以来、スギ花粉が舞う季節になると「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」のフルコース。しかも年を追うごとにだんだんひどくなっていったとのことです。

対抗策としては、抗アレルギー剤や点眼薬、点鼻薬など。しかしさほど効果はなかったようです。花粉症に悩んでいる人は、そのつらさがわかっていただけると思います。

仕事も手につかず、毎年春先には憂鬱になっていました。ある年、その人は思いきってスーパー糖質制限食に踏み切りました。すると、その年から症状がぴたりと止まったのです。

その前に漢方煎じ薬を飲んでいたことも功を奏していたのですが、スーパー糖質制限食をとるようになつてからは、その煎じ薬もなしで乗りきれるようになったのです。

アトピー・アレルギー症状の改善の度合いには個人差があります。100パーセントに近い改善が見られる人もいるいっぼう、50 パーセントくらいの人もいます。残念ながらほとんど変化の見られないケースもごくたまにですが、あります。しか即し、効果の出る可能性はかなり高いといえるでしょう。

痛風気味

痛風とは、その名のごとく 「 風があたるだけでも痛い 」という病気です。ある日突然親指のつけ根に激痛が走って、歩くことも動かすこともままならなくなったという話を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

痛風の原因は 「 尿酸 」 です。この尿酸がからだのなかに大量にたまることで痛風を引き起こします。尿酸は体内のプリン体の代謝によってできる老廃物です。

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これが多くなると結晶化して関節などに沈着し、激痛をもたらします。尿酸値を上昇させる原因として、従来は肉の食べ過ぎやビールの飲み過ぎが挙げられていました。これらにはプリン体が多く含まれるからです。

しかし最近の研究では、食事からとり込まれるプリン体よりも、体内で生産されるプリン体のほうが多いことがわかっています。では、何が尿酸値を押し上げる原因となるのでしょう?

痛風専門医であり、自らも痛風患者である鹿児島大学病院内科元教授の納光弘先生は、尿酸値を上げる原因として「ストレス・肥満・大量の飲酒・激しい運動・プリン体のとり過ぎ」の5 つを挙げておられます。

これは重要な順から並べたもの。なお、極端な低カロリー食もストレスであり尿酸値が上がるので注意が必要です。糖質制限食が尿酸値に与える影響ですが、低下する人・変わらない人、上昇する人と個人差があります。ただ、上昇した人は半年から1年くらいで落ち着くケースが多く見られます。

尿酸値を上昇させる大きな原因のうち、肥満は糖質オフ健康法で確実に解消できます。自己治癒力がアップするので心身ともにストレスに強くなりますし、肥満解消に関しては何度もくり返してきたことです。長期的に見ると、尿朋酸値を抑えることにもつながると考えていいでしょう。

ただ痛いだけの 痛風 だと思ったら大間違い

痛風と聞くと、多くの人が 「 贅沢病ですごく痛いんでしょ? 」などとイメージを持っています。誤解が多いとはいえ、 痛風 という病気の存在は広く知られているようです。

一方、尿酸値について聞かれると、多くの人が首をかしげてしまいます。血圧や血糖値についてはよく知っているし、気にしているけど、尿酸値なんて聞いたことがないとか、尿の酸性度を表したもの? などという珍回答を耳にすることもあります。

実は、この尿酸値が異常に高くなった状態である「高尿酸血症」こそが、痛風を引き起こす要因となるのです。たとえば、血糖値の上昇が糖尿病を引き起こすことは、多くの人が認識するようになってきています。

日本人の新しい国民病といわれるほど患者数の多い糖尿病には、それだけ注目も集まり、認知度も高まっているわけです。しかし、痛風・高尿酸血症に関しては、同じように患者や予備軍が急増しているにもかかわらず、まだそこまでの認識の広がりはありません。

それだけに、痛風に関する予備知識がまったくないまま発作を起こす人も多く、そのあまりの痛さに七転八倒することになります。しかも、突然の激痛の原因がまったくわからないため強い、不安を感じ、精神的にパニック状態に陥ってしまうケースもあります。

症状が出ない高尿酸血症は現代人の生活習慣が誘因に

痛風発作は、ある日突然起こります。その原因になるのが体内の尿酸値の上昇ですが、尿酸値が痛風発作を起こす危険なレベルまで上がっても、自覚症状はほとんどありません。

痛風・高尿酸血症に関する知識がなかったり、定期的に健康診断を受けていなかったりすると、知らないうちにどんどん状態を悪化させてしまう危険性が高くなります。さらに問題なのは、尿酸値を上昇させるさまざまな危険因子が、現代人の生活習慣のなかにあふれていることです。

この点に関しては後で詳しく紹介しますが、たとえば、肥満です。肥満は周知のとおり、あらゆる生活習慣病の温床になります。痛風・高尿酸血症も例外ではなく、肥満の人の尿酸値は高い傾向があります。肥満と関連しますが、過食も尿酸値を上昇させる大きな原因になります。痛風は昔、ぜいたく病、帝王病などと呼ばれ、王侯貴族や一部の特権階級の人たちの間に多くみられました。

これは富と権力を独占した少数の人たちが美食にふけり、満腹するまで食べていたからにほかなりません。それ以外の人々は、痛風になるほど十分な食事はとれなかったわけです。現代人の食事内容は、かつての特権階級の人たちと同じくらい豊かになりました。このような食事を毎日続けていれば、だれもが尿酸値を上昇させ、痛風発作を起こす危険性があります。

酒、ストレスにも要注意、検診での早期発見が大事

このほか、アルコールの飲みすぎ、過重なストレスなども尿酸値を上昇させる大きな原因になります。仕事一筋でストレスをため込み、連日のようにつき合い酒という人も多いことでしょう。

ごく普通にみられる現代人の生活習慣が尿酸値を上昇させ、痛風を招くのです。突然の激痛発作を未然に防ぐには、痛風・高尿酸血症の基礎知識をしっかり身につけ、健康診断を受けて定期的に尿酸値をチェックすると同時に、健康的な生活習慣を確立することが大切です。

人間は「習慣の生き物」です。これまで身につけてきた習慣はなかなか手放せず、新しい習慣を身につけるのは一苦労。「よし、今日から糖質オフだ! 」とモチベーションを高くしているはずだと思います。しかし最初から飛ばし過ぎると、しばらくすれば失速してしまうのはよくあること。これまで健康のためにランニングを始めたり、ジム通いをしたりはしたものの、三日坊主で終わったという人ならなおさらです。

糖質オフ健康法は簡単に始められるだけではなく、続けやすい健康法ですが、それでも挫折してしまう人はいます。長続きさせるコツは、自分にあったペースで行なうこと。1回の食事の糖質の摂取量はゆるやかでOK」くらいの気持ちでとり組んでみてください。

たとえば最初はモチベーションが高いので、毎日スーパー糖質制限食をとろうとしがち。その決意は大切ですが、息切れする可能性もあります。とりあえず最初のl週間は「プチ糖質制限食」にして、まずは様子をみるというやり方でもかまいません。

もちろん、「スーパー糖質制限食」がつらくなければそれでいいですし、「スタンダード糖質制限食」でもいいです。糖質制限食では1回の食事で糖質を10~20グラムに抑えますが、これは糖尿病の人を基準にした数値。健康な人なら30~40グラムとゆるやかにしても大丈夫です。

糖質に慣れたからだは糖質オフにするとつらさを感じます。だからたまに息抜きでビールを飲んだり、パスタを食べたりしてもかまいません。自分に「ごほうび」を与えるのもいいかもしれませんね。糖質制限食を1週間行なったら、ラーメンを食べるといったごほうびです。それでもドカ食いは避けてほしいですが。

健康法で何よりも大切なのは、続けること。習慣になってしまえば、こちらのものです。工夫をしながら、ぜひ自分のものにしてください。

食欲を低下させる神経を働かせる

女性がダイエットで糖質制限食を実行し、失敗する原因の1つとして、食欲を抑えきれず、つい間食で甘い物をとりすぎてしまうことがあります。食欲は、ストレスによっても高まるので衝動的に行動してしまいます。こうした食欲は脳に勘違いをさせれば、簡単に抑えることができます。

その方法の1つが「その場ダッシュ」です。体内で働く自律神経のうち、交感神経が活発になると、脳から胃腸に休むよう命令が出て、食欲を感じなくなります。交感神経が活発になるのは、体を動かしているときです。

つまり、空腹時にあえて運動をして、交感神経が活発になれば、脳がだまされて一時的に空腹感を紛らわせることができます。その場ダッシュのような運動をすれば、交感神経がすぐ活発になるばかりか、アドレナリンというホルモンが分泌されて、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上がります。

すると、脳は栄養が補給されたと勘違いして、食欲を感じなくなるのです。やり方は、空腹感を覚えたら、その場で走るときのように腕を振り、川砂ほど太ももを上げ下げするだけです。効果は1時間ほど続きます。

これは、糖尿病のある人が糖質制限食を行い、血糖のコントロールをするときも同様です。

糖質制限食を実践した人の99%に効果がでた

糖質制限食を行うと、第一に、血糖値の急激な上昇が抑えられ、食後高血糖がほぼ100% 、リアルタイムに改善します。血糖値を上げるそもそもの原因である糖質の摂取を控えるわけなので、当然といえば当然です。血糖コントロールに手を焼いている人は充実感があるのも事実です。

糖質制限食を正しく続けた人のほぼ全員に糖尿病の顕著な改善が認められています。開始後1~2日で効果が現れ、尿糖の量が6分の1に、空腹時血糖値が100mg/dlも下がるケースも珍しくはありません。

第二に、糖質をとると分泌されるホルモン「インスリン」の皇を最小限に抑えることができるようになります。すると、糖質のとりすぎで疲弊していたすい臓を休めることができるため、低下していたインスリン分泌機能の回復が望めます。つまり、糖尿病の改善が期待できるわけです。

合併症を予防し、肥満、高血圧などもゆっくり改善していく

第三に、血糖値の低下に伴って、血糖値の長期的な推移を示すヘモグロビンA1Cの値も下がります。糖尿病をコントロールしやすくなるため、やがて血糖降下薬やインスリン注射を減らせる例も多いのです。

第四に、これが一番大きいのですが、食後高血糖が起こりにくくなるので、神経障害・腎症・網膜症や血管障害といったた合併症の予防にもつながります。

第五に、脂肪の蓄積や血圧の上昇を促すインスリンの分泌が最小限に抑えられるため、肥満やメタポリックシンドローム、高血圧の改善も期待できます。以上のように、糖質制限食には利点が多いので、ご飯好きの自分には無理だと思い込んでいる人も、まずは1週間試してみるといいでしょう。

糖尿病でも糖質制限食なら好きなものをお腹いっぱい食べてもOK、主食の炭水化物を食べない食事療法 | サプリ効果https://www.supple-e.net/%e7%b3%96%e5%b0%bf%e7%97%85%e3%81%a7%e3%82%82%e7%b3%96%e8%b3%aa%e5%88%b6%e9%99%90%e9%a3%9f%e3%81%aa%e3%82%89%e5%a5%bd%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%82%82%e3%81%ae%e3%82%92%e3%81%8a%e8%85%b9%e3%81%84%e3%81%a3/

最近は、主食を食べなくても食欲がわくようなおいしそうな糖質制限食がたくさんあるのでそれほどのストレスがなく取り組めます。

多くの日本人が糖質依存症状

現代人の多くは糖質依存症にです。というと少し驚かれる方もいるかもしれませんが、これは間違いありません。糖質依存症とは、毎食に米・パン・麺が欠かせず、1日3食のほかにも間食で糖質がほしくなる状態とでもいえばいいでしょうか。特に日本人は、食事で主食を欠かさない習慣があるのでやっかいです。

実際、糖尿病の方に米やパンを食べるのをやめましょうと説明しても、理解してもらえないことが少なくありません。例外なく「先生、カロリーは不足しませんか?」と不安をもらします。

しかし、心配は無用です。人類が誕生して約400万年の歴史の中で、穀物の栽培が始まつたのはわずか1万年前のこと。それ以前の狩猟時代は安定して糖質を得られなかったので、人間は脂質やたんばく質を主たる栄養としてきました。つまり、人間には本来、糖質制限食のほうが適しているのです。

また、糖質制限食によって血糖が減ると、脳の働きが低下するのではないかという心配もよく聞かれます。しかし、脳は血糖のほかに、脂肪酸などの代謝物であるケトン体もエネルギー源としており、仮に血糖が不足しても肝臓の糖新生でまかなわれるので、脳の働きが低下することはありません。

事実、糖尿病である医師が10年以上前から糖質制限食を実行し、毎日3食の主食を抜いてきましたが、糖尿病の克服に成功し、今も現役の医師として元気に働いています。

ですから、糖尿病の患者さんは、「主食をとらなければ生きていけない」という幻想は早く捨てて、安心して糖質制限食を行って大丈夫です。

糖質制限食は3タイプある

糖質制限食は、主食を抜く回数によって

  1. プチ糖質制限食
  2. スタンダード糖質制限食
  3. スーパー糖質制限食

の3タイプに分けられます。それぞれについては次のとおりです。

プチ糖質制限食

夕食で1回だけ主食を抜くタイプの糖質制限食です。これは本格的な糖尿病の人というよりも、ダイエットをしたい人や高血糖が気になりだした人に適した方法といえるでしょう。

ただし、朝食と昼食の主食以外では糖質の摂取を梅力控えます。また、主食には、血糖値の上昇がゆるやかになる未精製の穀物でできたものを選ぶのがポイントです。

具体的には、白米ではなく玄米か発芽玄米、白いパンではなくライ麦100% のパンか全粒粉100% のパン、ソバならつなぎに小麦を使っていない十割ソバ、パスタなら全粒粉のパスタです。なお、1食でとる量は、玄米ご飯なら1膳(目安として150g)、パンなら1~2切れ、十割ソバや全粒粉パスタなら1人前以内に抑えるぺきでしょう。

スタンダード糖質制限食

朝食と夕食の2回、主食を抜き、昼食のみ主食をとるタイプの糖質制限食です。これは、まだ本格的な糖尿病と診断されていない「境界型糖尿病」(食後血糖値が140mg/dl以上200mg/dl) の人や、比較的軽めの糖尿病の人に向いています。スタンダード糖質制限食は、本格的な糖尿病の発症や悪化を食い止めることをめざします。

昼食でとる主食以外は糖質の摂取を極力さけなければなりません。また、食べていい主食は、プチ糖質制限食のところで説明した未精製の穀物でできたものに限定されます。

スーパー糖質制限食

朝食・昼食・夕食の3食すべてで主食を抜くタイプの糖質制限食です。糖尿病の方ににすすめているのはこのタイプで、実行すれば驚くほど大きな改善効果が得られます。

スーパー糖質制限食を実行すれば、尿糖が出ていた重症の人でもすぐに尿糖が出なくなるほか、食後血糖値も劇的に下がります。その結果、重い糖尿病の人でも血糖降下薬やインスリン注射を減らしたり中止できたりする例が少なくありません。

可能な限り徹底して糖質制限食に取り組むほうがいい

主食を全くとらないスーパー糖質制限食をずつと継続するのは自信がないと考える人もいるかもしれません。

たとえば、スーパー糖質制限食をしばらく続けて血糖値が下がれば状態によっては、スタンダード糖質制限食に切り替えることもあります。

例えば会社員でお昼は外食が避けられないという方は、なかなか主食抜きを実践するのが難しい場合があります。そういうケースでは、薬を併用しながら主食を摂る方法を選択さざるを得ない場合もあります。

境界型や軽度の人は、スタンダード糖質制限食から始めることもあります。

一方、プチ糖質制限食は、ダイエット目的の食事法ですが、最初の1週間は、ぜひスーパー糖質制限食から始めることをおすすめします。そうすれば、多くの場合、1週間ほどで2~3キログラムは体重が減ります。ダイエットは効果が感じられるほど、続ける意欲がわくものです。ある程度、体重が減少したら、プチ糖質制限食に切り替えてもかまいません。

さらに、糖質制限食は内臓脂肪がおなかにたまったメタポリックシンドロームにも有効です。内臓脂肪がたまる最も大きな原因が糖質の過剰摂取なので、効率よく内臓脂肪を減らすことができます。この場合も、まずはスーパー糖質制限食から始め、効果を実感したら、プチ糖質制限食に切り替える方法がいいでしょう。

糖尿病でも糖質制限食なら好きなものをお腹いっぱい食べてもOK

糖尿病 食事療法 の基本は血糖値を上げない食事で膵臓に負担をかけないことに尽きます。

糖尿病 食事療法 食習慣を変えることで劇的に改善することも

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私が 2 型の糖尿病と診断されたときには、常に血糖値は 2 回検査して202 mg/dl ヘモグロビンA1C は 6.9 % でした。

低カロリー・低脂肪のいわゆる従来の糖尿病食と血糖降下薬による治療をまじめに 2 年間続けて、血糖コントロールが思うように下がらずに悩んでいました。

このまま糖尿病の悪化が止まらず、近い将来、腎症や網膜症などの合併症に苦しめられるのではないかと不安に思い、常に恐怖感がありました。そこで出会ったのが 糖質制限食 です。

すると、どうでしょう!効果はてきめんでした。私の血糖値はすぐにさがりだし、食後血糖値が 200 mg/dl を超えることがなくなりました。半年後の検査では血糖値が正常なレベルで安定しており、ヘモグロビンA1C も正常範囲の 5.7 % まで低下しました。しかも、服用を生涯続けなければならないと思われた血糖降下薬まで減量でき、さらに中止するにまで至りました。

「糖質制限食」がこんなに糖尿病に効くとは思いませんでしたし、今までの食事療法はなんだったのか?と思いました。私以外にも、同じ糖尿病で血糖値やヘモグロビンA1Cが短期間で顕著に低下し、血糖降下薬やインスリン注射を減らせたり中止できたりする人がいました。

糖尿病は糖質の量さえ減らすことができれば血糖値は上がらないという単純な仕組み

糖質制限食とは、簡単にいえば、米・パン・麺など糖質が多い主食を抜いて、肉・魚・大豆食品・卵・野菜などのおかずをたっぷりとる食事法です。

最大のポイントは、糖質の摂取をできるだけ減らすことにあります。糖質さえとらなければ血糖値の上昇を防げるからです。血糖値の上昇さえ抑えることが出来れば合併症の危険を回避できます。

食べ物が消化・吸収されたあと血糖に変わって血糖値を上昇させるのは、三大栄養素のうち糖質しかありません。糖質は 100 % 血糖に変わり、摂取直後から血糖値が上昇し、その状態が数時間続きます。一方の脂肪とたんばく質は、血糖値にはなんら影響を与えません。つまり、炭水化物を減らしたり、また、食べないようにしてたんぱく質や脂肪を取る食事に変えればいいということです。

糖尿病の方はただでさえ、血糖値の上昇幅が健康な人の3倍に及び、1度上昇した血値が下がりにくくなっています。だからこそ、高い血糖値を薬で下げたりカロリーや脂肪の摂取をやみくもに制限したりすることよりも、食事で血糖値を上げないことが重要で、そのためには糖質制限食が最も有効と考えられるのです。

血糖値を上げる唯一の栄養素である糖質の摂取をしっかり減らせば、患者さんにとって望ましいことが次々に起こります。

まず、食後高血糖がほぼ 100 % 起こらなくなるため、血糖コントロールががしやすくなり、ヘモグロビンA1Cも下がってきます。病状によっては、薬の減量や中止も望めます。

また、食後高血糖が起こらなければ、血糖の消費を促すインスリンの分泌を最小限に節約できるため、糖質のとりすぎで酷使され疲弊していたすい臓を休められます。そうなれば、低下していたインスリンの分泌能力の回復が望め、糖尿病のさらなる改善が望めます。

さらに、血管を傷める食後高血糖が起こらなくなるので、やつかいな合併症の発生を防ぐことにもつながります。

糖質制限食を試して、血糖値がみるみる下がって正常範囲に落ち着いてくると。肥満まで解消し、血圧も最大・最小ともに正常値に改善する例がたくさんあります。

糖質制限食の注意点

血糖値を抑えるために糖質を摂らない食事療法(糖質制限食)は、糖尿病の治療や予防に効果が期待される一方で、長期間継続する場合には健康リスクも伴います。以下は、糖質制限食の概要と注意点です。

糖質制限食とは

  • 1日の糖質摂取量を制限: 一日の糖質摂取量を20g以下に抑える食事療法です。白米、パン、麺類、菓子類などの糖質を極力控え、代わりに肉、魚、卵、野菜、チーズなどを多く摂取します。

血糖値への効果

  • 食後の血糖値の上昇を抑制: 糖質の摂取量を減らすことで、食後の血糖値の上昇を抑え、糖尿病の治療や予防に効果が期待されます。

その他の効果

  • 体重減少: 糖質制限食は体重減少をサポートする可能性があります。
  • 脂質改善: 血中脂質のバランスを改善する効果が期待されます。
  • 血圧改善: 高血圧のリスクを下げる可能性があります。

健康リスク

  • 栄養不足: 糖質制限により、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足する可能性があります。
  • 便秘: 食物繊維の不足により便秘が生じることがあります。
  • 肝機能障害: 極端な糖質制限が肝機能に影響を及ぼす可能性があります。
  • 筋肉量の減少: 糖質制限は筋肉量の減少につながることがあります。

糖質制限食の注意点

  • 極端な糖質制限を避ける: 糖質は脳のエネルギー源です。極端な糖質制限は、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
  • 野菜やきのこを積極的に摂取: 野菜やきのこには、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
  • たんぱく質をしっかり摂取: たんぱく質は筋肉や臓器の維持に不可欠です。
  • 水分を十分に摂取: 水分不足は便秘や脱水症状を引き起こす可能性があります。
  • 体調の変化に注意: 体調に変化があれば、無理せず医師に相談しましょう。

糖質制限食は、血糖値コントロールに効果的な食事療法ですが、慎重に取り組むことが重要です。医師や管理栄養士の指導を受けながら、個々の体調や体質に合わせた食事療法を実践してください。

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今の糖尿病治療では大きな問題

現在、日本で行われている2型糖尿病の治療は、第1に低カロリー・低脂肪の糖尿病食による食事療法、第2に運動療法、第3に薬物療法、この3三本柱が主流となっています。

みなさんの中にも、カロリー計算を念入りに行って低カロリー・低脂肪の糖尿病食を毎日辛抱強く続け、1日1万歩を毎日熱心に歩き、血糖降下薬やインスリン注射のお世話になつている人が多いと思います。

しかし、こうした懸命の努力のかいなく血糖コントロールが難しくなり、糖尿病が悪化してやっかいな合併症を招いてしまう人が多いのも否定できません。

糖尿病の実態調査でも、薬物療法を行っている人のうち血糖コントロールがうまくできている人の割合は、30.6% にしかすぎないと報告されています。薬を用いていながら、七割近くの患者さんは血糖コントロールがうまくいかないのです。

これはどういうことでしょうか。医師や栄養士の指導を守らない患者さんがいけないのでしょうか?それは違います。その答えは、今の糖尿病治療における血糖コントロールのあり方そのものに、大きな盲点があるためだと確信しています。

具体的にいえば、今の糖尿病治療では、食事による血糖値の上昇を防ぐことよりも、上昇した血糖値をいかに下げるかということばかりに重点が置かれているからです。

血糖値は下げるのではなく上げないことが治療になる

一般的な糖尿病の方の1日の血糖値の推移を表すグラフをつくると一目瞭然です。血糖値は1日3度の食事のたびに上昇し、血糖の消費を促すインスリンの働きで数時間後にもとに戻るというパターンをくり返します。

通常、血糖値が200ミリを超えると即座に血管の内壁が傷つき、この状態がくり返されるうちに血管が著しく障害されて、さまざまな合併症を招くことになります。そのため、今の糖尿病治療では、食後血糖値を180ミリ未満に抑えるのを目標に、治療指針が立てられます。具体的には、糖尿病食や運動療法の指導とともに、上昇した血糖値を主に薬で下げようとします。

しかし、ちょっと考えてもみてください。食後にいったん上昇した血糖値をわざわざ薬で下げようとするよりも、最初から血糖値を上昇させないようにすることができれば、そのほうがいいに決まっています。食後高血糖のリスクが抑えられて、薬の使用も最小限ですむからです。

ほかの病気もでも同様ですが、糖尿病でも薬の使用は最小限にとどめるほうが体への負担は少なくてすみます。糖尿病治療でよく用いられる血糖降下薬は血糖値を一時的に下げる効果は確かに大きいのですが、疲弊したすい臓にムチ打つことでインスリンの分泌を無理やり促そうとする薬でもあります。そのため、長く常用していると、すい臓の負担がさらに増し、やがてインスリンの分泌が停止して、血糖コントロールができなくなる恐れが多分にあるのです。

血糖コントロールを困難にする食事の糖質

では、現実的に食事による血糖値の上昇を防ぐことなど、本当に可能なのでしょうか?実は毎日の食事を少し工夫すれば、比較的簡単にできます。三大栄養素のうち血糖値を上昇させるのは「糖質」だけなので、食事でとる糖質の量を最小限に減らせばいいのです。

ところが、今の糖尿病の治療ガイドラインでは、カロリーと脂肪の制限ばかりに目が向けられていて、肝心の糖質の摂取を制限する指導はほとんど行われていません。むしろ、食事全体の5~6割を糖質が占める低カロリー・低脂肪の糖尿病食が盛んに推奨されています。

これでは、1日3度の食事のたびに血糖値が急上昇し、食後高血糖を頻繁に起こしてしまうのも無理はありません。多くの人が糖尿病の悪化や合併症の発生を防げないのは、ここに要因があつたのです。

毎日の食事で糖質をたくさんとり食後高血糖をくり返し、そのたびにすい臓を酷使礼牝疲弊させる→インスリンの分泌が滞って血糖コントロールがうまくいかなくなると、今度は血糖降下薬を使わざるを得ず、さらにすい臓を酷使して疲弊させる→それでも毎日の食事で糖質をたくさんとりつづけるので食後高血糖が頻発する→ この悪循環が糖尿病の治療を難しくしていたのです。

では、どうすればいいのでしょうか?多くの糖尿病の方が陥っている悪循環を断ち切れば、血糖コントロールが容易になり、糖尿病の悪化が抑えられ、合併症の発生を防ぐことにつながるのです。そして、そのカギを担うのが、糖質の摂取を制限する「糖質制限食」なのです。

糖尿病でも糖質制限食なら好きなものをお腹いっぱい食べてもOK