面倒なカロリー制限不要で肉、魚も楽しめる

最近の現代人のライフスタイルに合ったダイエット法

若い女性は、過激なダイエットを目指して栄養が不足し、働き盛りの40代以上のビジネスパーソンは、食べ過ぎ傾向にあります。両者がちょうどよくバランスがとれたらいいのですが。それぞれのライフスタイルがあり、食習慣も異なります。

糖尿病やダイエットをしている人たちがどうして食事で上手にコントロールできないのでしょうか?

これはやっぱり我慢を強いられるとストレスがたまって続かないということです。これは、単純明快です。 制限が不要で何を食べてもいい!ということになればストレスはフリーとなります。

糖質制限食は米、パン、麺類などの主食は食べずに菓子、芋類、醸造酒などの高糖食を控える食事法

糖尿病の治療では、「1に食事、2に運動、3、4がなくて5に薬」といわれます。薬よりも食事や運動のほうが優先されるのは、糖尿病が一生つきあつていかなければならない生満習慣病だからでしょう。中でも食事は極めて重要なので、糖尿病の治療では必ず食事指導が行われます。

具体的には、低カロリー・低脂肪の糖尿病食を指導されます。 こうした従来の糖尿病食では、何を食べるにもその食品がどのくらいのカロリーがあるのかどうか、しっかりカロリー計算をしなければなりません。肉や揚げ物の摂取や飲酒も厳しく制限されるため、質素で味気なくてボリュームに乏しい食事で満足しなければならないのです。 思いっきり好きなものを食べたい!と思いながらそんな質素な食事をしている人が多いでしょう。 そのため、従来の糖尿病食では必然的に我慢が強いられて、しだいに食事がルーズになってしまう場合が少なくありませんでした。

また、カロリー制限を厳格に続けられたとしても、ある日突然、血糖コントロールがうまくいかなくなり、血糖降下薬の服用やインスリンの注射が必要なとなる人も多かったのです。 これは、ダイエット中の人にも同じです。

糖質制限食は現代人向け

それに対し、新時代の糖尿病食ともいうべき「糖質制限食」では、糖質の摂取量だけ制限すればいいので、食べられる食品の種類が格段に多く、豪華でボリュームのあるおいしい食事を楽しめます。本来、食事は楽しい時間のはずです。 めんどうなカロリー計算の必要もなく、非常識なほど大食いしなければ、お腹いっぱい食べても問題ありません。おなかがすいたときは、間食をとることもできます。

糖尿病でも糖質制限食なら好きなものをお腹いっぱい食べてもOK

そのうえ、ウィスキーや焼酎のように糖質を含まない蒸留酒と赤ワインであれば、適量の飲酒を楽しむこともできるのです。泡盛などがおすすめです。

ちなみに、糖質制限食の摂取カロリーの目安は、男性が1日当たり1600~2000キロカロリー、女性が1400~1600キロカロリー、おおよそ健康な人と同じ水準です。つまり、糖質制限食には、従来の糖尿病食にありがちな味けなさや物足りなさ、空腹感に悩まされることなく、多くの人が長く続けやすいという大きな特徴があるのです。 しかも、糖質制限食を始めれば、血糖値を上げる唯一の栄養素である糖質の摂取量が大幅に減るので、血糖値が上昇しやすい糖尿病の人でも血糖コントロールが容易にできるようになってきます。

そのうえ、下がりにくいHbA1Cが顕著に下がりはじめ、血糖降下薬やインスリン注射を減らせたり中止できたりするなど、従来の糖尿病食では考えられなかったような大きな治療効果が現れる人も多くいます。

近い将来、糖質制限食が糖尿病の食事療法のスタンダードになると言っている専門家も多数いらっしゃいます。今は、糖尿病患者が急増していますが、糖尿病になっても血糖さえコントロールできれば怖いものはないのです。