「朝食運動」で劇的に変わった子供たち

アメリカ人の黒人運動家、マルコムⅩ という名前を開いたことがあるでしょうか。彼は1960年代、黒人解放運動のリーダーでした。

過激なところもあり、残念ながら暗殺されてしまいましたが、彼等のグループが行った運動「プレッタフアーストプログラム(朝食を与える運動)」は特筆に値します。

彼は主張しました。「われわれ黒人は、能力が劣っているのではない。ただ、しっかりとした食べ物を食べていないだけだ」と。

その解決法として、ピストルやライフルで食料品店に押し入り、強引に食べ物を寄付させたのです。そのお陰で、ある地域の黒人の子供達はしっかりと朝食を食べられるようになりました。この事実を教師たちが記録したところ、子供達にはっきりとした変化が出てきたのです。

集中力や落着きが芽生え、学習・運動能力の向上へとつながり、犯罪も減ったのです。無人が他人種より劣っているのではない、ただ栄養不足だったのだということが証明された一貫重な記録です。

シカゴには現在もなお「プレックファーストプログラム」の名残りがあります。日本でも家族がバラバラに食事をとる「弧食」は今や十人に一人にも達し、朝食を食べない子どもの「欠食」も検討されつつあると新聞で読みました。

ひとつ、文部科学省に気づいていただきたいことがあります。現代の食材には、必要十分な栄養分が含まれていない点です。効果的な栄養補強をしなければ、日々の食生活に必要十分な栄養はとれないからです。

昔私達は肝油を学校で申し込むことができました。これは人間の心身に必要な必須脂肪酸の補強で、非常に良いことだと思います。

マンボウの肝油
https://www.cause-reason.info/manbou/

このように現在もいろいろ工夫して、子供たちの栄養の補強をすべきだと思います。私は栄養補強して体質が改善され見違えるほど元気になった人々を、これまで何千、何万と見てきました。

栄養とはこんなに人間の体に影響するのかと、体験的に学んできました。だから社会全体、とくに教育者、指導者、親達の食生活の改善にたいする意識改革をしたいのです。

今まで心の問題だと思われてきたのは、実は食生活が原因だという明確な事実を前に、手をこまねいているわけにはいきません。さまざまな問題行動多動症、落ち着きがない、自閉症、うつ、イライラ、引きこもり、自律神経失調症、自分をコントロールできない、登校拒否、暴力、甘い物などへの渇望、いじめ、チック(頭や体がひとりでに揺れる)、パニック症、学習能力の遅れ、集中できない、夜尿症なども栄養をバランスよく補強すると、あっという間に治ります。

アメリカでは子供やペットにまで、サプリメントで栄養補強している人がかなり増えています。牛乳をかけてすぐ簡単に食べられる、シリアルという朝食なども、子供・大人用共に、ビタミンや栄養を補強した物がよく売れています。アメリカの人々は、栄養の重要さを前よりずっと認識し始めているのです。