風邪の 発熱 は 薬 で下げるのは NG 脱水対策をした上でクーリング 解熱対策

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風邪の 発熱 は 薬 で下げるのは NG です。ほとんどの人が風邪をひいて熱がでれば早く熱を下げようとします。ドラッグストアーでも 解熱鎮痛剤 を購入できますからすぐに購入して服用するのが普通です。それが NGとなればどうしたらいいのでしょうか?

体を冷やして熱を下げる「クーリング」という方法がおすすめです。 高熱があるとおでこや頭部などを冷やしがちですが、全身の熱を下げるには、太い動脈が通っている部位を冷やすのが効果的です。

風邪やインフルエンザに感染すると、38 度以上の発熱が数日間続くことも珍しくありません。これは人間の免疫機能を担う白血球が、体に侵入した「敵(細菌、ウイルス)」をやっつけようと必死に戦っているからです。

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体は、発熱することで、熱に弱い細菌やウィルスを効率よく退治する防御システムを持っています。したがって、風邪やインフルエンザに感染して発熱した際には、安易に解熱剤で熟を下げるべきではありません。

一般には、発熱は体に有害なのではないかと心配されがちですが、たいていの短期的な(急性の)病気で起こる体温上昇は通常 38 ~ 40 度の範囲であり、健康な成人であれば十分に耐えられます。

ただし、発熱によって心拍数と呼吸数が増加することがあるため、心臓や肺の病気がある成人では、中等度の発熱でも若干の危険性があります。また、発熱は認知症の人の精神状態を悪化させることもあります。

薬の力で、すぐに熱を下げる行為は、奮闘する白血球の足を引っ張ることにほかならないのです。発熱によって体温が上がって白血球が闘っているのを邪魔することになるのです。

免疫力は、体温が 1 度上がれば約 5 倍に高まり、1度下がればおよそ 30 % 低下すると言われています。38 度台までの発熱ならば、あわてて薬で熱を下げる必要はありません。自然に落ち着くまで、水分補給を欠かさず、安静を保つように心がけましょう。

しかし一方で、内臓機能は熱が 1 度上がると 10 % 近く低下するという説もあります。とくに胃腸症状がある場合、水分補給の不足と下痢、さらに高熱による発汗から急激な脱水となり、全身状態が悪化してしまいます。

また、脱水は体力を低下させてしまいます。発熱の際に下痢をしている場合、体力の低下が避けられませんし、あっという間に脱水症状を引き起こします。特に下痢、おう吐が同時にある場合はとても深刻です。水分補給を怠ってはいけません。水分だけでなく適度に塩分の補給も必要です。

脱水症状の初期症状は、「口の中が粘る」「食物が喉を通りにくい」といった症状は水分不足状態が起こっています。 この段階で発熱している場合もあります。 下痢・おう吐などでダルさを感じている場合は、水分を求めがちですが、体液中の電解質濃度が下がっているため水分だけでは不十分です。

39 ~ 40 度の高熱が 1 日以上続く場合は、体が受けるダメージもかなり大きくなると考えられます。このような場合、解熱剤が必必要ともありますが、まずは家庭で体を適度に冷やしながら、自然な解熱を試みてください。

かつて、発熱の際には額の上に冷たいタオルを当てたり、氷嚢を載せたりするのが定番スタイルでした。

体を冷やして熱を下げる「クーリング」という方法がおすすめです。 高熱があるとおでこや頭部などを冷やしがちですが、全身の熱を下げるには、太い動脈が通っている部位を冷やすのが効果的です。

クーリングとは、後頭部、鼠径部、腋窩、頸部、背部といった体幹付近、または表在性に大きな動脈のある部位や炎症部位を冷却する方法です。冷罨法とも呼ばれます。

近年では冷却シートが人気のようです。しかし、おでこを冷やすこの方法、気持ちはよくても熟を下げるためには有効とは言えません。熱を効率よく下げたいのであれば、皮膚の浅いところを走る動脈を冷やし、全身を巡る血液の温度を下げることです。

首筋、脇の下、そして、もも の付け根を布で包んだ保冷剤などで冷やせば効果的です。クーリングは冷やす部位を間違えるといつまでたっても冷えないので場所を間違えないようにします。これでずいぶん楽になります。

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