風邪の発熱は薬で下げるのはNG

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

風邪やインフルエンザに感染すると、38度以上の発熱が数日間続くことも珍しくありません。これは人間の免疫機能を担う白血球が、体に侵入した「敵(細菌、ウイルス)」をやっつけようと必死に戦っているからです。

体は、発熱することで、熱に弱い細菌やウィルスを効率よく退治する防御システムを持っています。したがって、風邪やインフルエンザに感染して発熱した際には、安易に解熱剤で熟を下げるべきではありません。薬の力で、すぐに熱を下げる行為は、奮闘する白血球の足を引っ張ることにほかならないのです。

免疫力は、体温が1度上がれば約5倍に高まり、1度下がればおよそ30%低下すると言われています。38度台までの発熱ならば、あわてて薬で熱を下げる必要はありません。自然に落ち着くまで、水分補給を欠かさず、安静を保つように心がけましょ、う。

しかしいっぼうで、内臓機能は熱が1度上がると、10%近く低下するという説もあります。とくに胃腸症状がある場合、水分補給の不足と下痢、さらに高熱による発汗から急激な脱水となり、全身状態が悪化してしまいます。

39~40度の高熱が1日以上続く場合は、体が受けるダメージもかなり大きくなると考えられます。このような場合、解熱剤が必必要ともありますが、まずは家庭で体を適度に冷やしながら、自然な解熱を試みてください。

かつて、発熱の際には額の上に冷たいタオルを当てたり、氷嚢を載せたりするのが定番スタイルでした。近年では冷却シートが人気のようです。しかし、おでこを冷やすこの方法、気持ちはよくても熟を下げるためには有効とは言えません。熱を効率よく下げたいのであれば、皮膚の浅いところを走る動脈を冷やし、全身を巡る血液の温度を下げることです。

首筋、脇の下、そして、ももの付け根を布で包んだ保冷剤などで冷やせば効果的です。

風邪・気管支炎・扁桃腺炎」体の冷えと血液の汚れが原因