腹式呼吸でイメージトレーニング

  • 投稿日:
  • by

腹式呼吸でイメージトレーニング についての情報です。東洋医学の健康法の 1 つに「瞑想法」があります。ゆったりした気分で便秘解消のイメージをし、実際に便秘改善をねらうというもの。いわゆるイメージトレーニングです。

meditate-1851165_640.jpg

これだけで便秘が解消するわけではありませんが、リラックス効果があるので、1日の終わりに試してみましょう。

悩みが解決したときの自分の姿を想像しながら、ソファに座ってゆったりとくつろいでみてください。たとえば、便秘が治ってすっきりした!体操するのは楽しい、おなかがへこんで体が軽い、トイレタイムは快適だ...といったイメージをしてみると、体がリラックスし、自律神経のバランスも整います。

あわせて、腹式呼吸を身につけましょう。腹式呼吸には 2 つの効果があります。おなかを動かすことで腸の動きを促すとともに、ゆっくりした呼吸でリラックスし、ストレス解消ができるので、便秘解消も期待できます。とくに、生活リズムが乱れて自律神経のバランスを崩している人、ストレスを抱えているけいれん性便秘の人にはおすすめです。
便秘解消のための生活習慣

副交感神経を上げる「1対2」の呼吸法

オクラと海藻のグラタン 便秘解消レシピ けいれん性便秘の人向けです。けいれん性便秘の症状に悩まされている人に効果大の便秘解消レシピ オクラと海藻のグラタンを紹介します。

オクラと海藻のグラタン.jpg

オクラと海藻のグラタン 便秘解消レシピ ぬるぬるコンビのオクラと海藻がグラタン昧に!

けいれん性便秘 体質の人におすすめの便秘解消レシピです。

材料(2人分)

  • 海藻ミックス(3g)
  • オクラ(100g)
  • マッシュルームスライス(1缶)
  • ベーコン(2枚)
  • ねぎ(1本)
  • サラダ油(大さじ1)
  • 塩、こしょう(各少々)
  • A(生クリーム 半分、卵 2個、ピザ用チーズ 50g、塩・コショウ、ナツメグ 少々)

作り方

  1. 海藻を水で戻す。オクラは1cm幅の小口切り。マッシュルームは缶の汁をきり、ベーコンは粗みじん切りにする。
  2. 長ネギは斜め切りにする。
  3. サラダ油を熱し、2を炒め油がなじんだら1を軽く炒め、塩、こしょうをする。
  4. Aをまぜ、2を加えて180度に熱したオーブンで20分こんがり焼き上げる。

オクラと海藻のグラタン けいれんせい便秘の人におすすめの理由

オクラの効果

  1. 水溶性食物繊維

    • オクラは水溶性食物繊維を豊富に含んでおり、粘り気のある成分(ペクチン)が腸内で水分を保持し、便を柔らかく保つ効果があります。
    • 水溶性食物繊維は便の移動をスムーズにし、腸の蠕動運動を穏やかに促進します。
  2. 抗炎症作用

    • オクラには抗酸化物質やビタミンが含まれており、腸の炎症を軽減する効果があります。これにより、腸の過度な収縮(けいれん)を和らげることができます。

海藻の効果

  1. アルギン酸

    • 海藻にはアルギン酸という水溶性食物繊維が含まれており、便を柔らかく保ち、スムーズな排便を助けます。
    • アルギン酸は腸内でゲル状になり、便の通過を滑らかにするため、腸の刺激を減らします。
  2. ミネラル

    • 海藻はマグネシウムやカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでおり、これらは筋肉の収縮と弛緩を調整する役割を果たします。特にマグネシウムは腸のけいれんを緩和する効果があります。

グラタンの調理法の利点

  1. 低刺激

    • グラタンの調理法はオーブンで焼くことで、食材が柔らかくなり、消化しやすくなります。これにより、腸への刺激が少なくなります。
    • クリーミーなソースは腸を包み込むように作用し、腸内の摩擦を減らします。
  2. 栄養バランス

    • グラタンにはオクラや海藻だけでなく、他の栄養素(例:カルシウムやビタミンDを含むチーズや牛乳)が含まれており、総合的な栄養バランスを提供します。これは腸の健康をサポートするのに役立ちます。

けいれん性便秘に対する効果

  1. 腸の緊張を和らげる

    • オクラや海藻の水溶性食物繊維は腸内での摩擦を減らし、腸の緊張を和らげる効果があります。これにより、けいれん性便秘の症状が軽減されます。
  2. 便のスムーズな通過

    • 水溶性食物繊維は便を柔らかく保ち、腸の収縮を穏やかに促進するため、便の通過がスムーズになります。これは、けいれん性便秘の人にとって特に重要です。
  3. 消化のサポート

    • グラタンの調理法は食材を柔らかくし、消化しやすくするため、腸への負担を減らします。これにより、腸の過度な収縮を防ぎます。

まとめ

オクラと海藻のグラタンは、水溶性食物繊維や抗炎症成分、ミネラルを豊富に含んでおり、腸内環境を整え、腸の緊張を和らげる効果があります。特にけいれん性便秘の人にとって、これらの食材と調理法は腸への刺激を最小限に抑えつつ、スムーズな排便をサポートするために非常に適しています。

便秘解消レシピでも効果がない場合は、イサゴール

便秘に効く 海藻と葛きりのぜいたくサラダ けいれん性便秘の人向けレシピです。海藻と葛きりのぜいたくサラダがけいれん性便秘の人に効くのかを紹介します。

海藻と葛きりのぜいたくサラダ 水溶性食物繊維をたっぷり使った けいれん性便秘の人向けレシピ

海藻と葛きりのぜいたくサラダ.jpg

「海藻と葛きりのぜいたくサラダ」は、便秘に効果があると言われる食材を使ったサラダで、特にけいれん性便秘に効果的な理由があります。

1. 海藻の効果

  • 海藻には水溶性食物繊維が豊富に含まれており、腸内でゲル状になって便を柔らかくし、腸を刺激せずに排便を促す働きがあります。特にけいれん性便秘では、腸が過度に収縮して便の通過が困難になるため、海藻のような刺激の少ない食物繊維が効果的です。

2. 葛きりの効果

  • 葛きりは、低カロリーでありながら食物繊維を含んでおり、腸内の水分を吸収して膨張し、便を柔らかくします。また、腸を穏やかに刺激することで、便の移動をスムーズにします。これにより、腸のけいれんを引き起こすことなく、自然な排便をサポートします。

3. けいれん性便秘に対する効果

  • けいれん性便秘では、腸の運動が過剰になりやすいため、刺激の強い食物繊維や食材は逆効果となることがあります。海藻や葛きりのような食材は、穏やかな作用で腸の動きを正常に保ち、けいれんを抑えながら便通を促すため、けいれん性便秘に適しています。

このサラダは、けいれん性便秘に苦しんでいる人にとって、腸を落ち着かせながら自然な排便を促す健康的な食事の選択肢となります。

材料(5人分)

  • カットわかめ 10g
  • ふのり 20g
  • すきこんぶ 8g
  • 葛きり 80g
  • A(ゴマドレッシング(ゴマピューレ大さじ1、麦味噌大さじ1、甘酒大さじ1、塩ひとつまみ、だし汁3分の1カップ)

作り方

  1. すきこんぶを1分ほど水洗い。カットわかめとふのりを入れてすきこんぶを一緒に水洗い。水を切り、熱湯をさっとかけて放置。
  2. 大根と人参は細切りにし、熱湯を十分にかけ水気をきっておく。
  3. 葛きりは熱湯で15分蒸らして手早く冷水にとりざるに水を切っておく。
  4. すり鉢にだし汁を除くAのすべてを入れてすりあわせる。少しずつだし汁を加えて伸ばしていく。最後に味の調整をする。
  5. 大きめのボウルに1、2、3を入れて4のドレッシングを加えて混ぜ合わせて完成。

便秘解消レシピでも効果がない場合は、イサゴール

つくりおきしておくと便利な野菜の洋風おでん

野菜のポトフ.jpg

材料(4人分)

  • キャベツ 2分の1個
  • たまねぎ 2個
  • じゃがいも 2個
  • にんじん 1本
  • かぶ 4個
  • セロリ 1本
  • ソーセージ 4本
  • ブイヨン 4カップ
  • ローリエ 1枚
  • 塩、こしょう 少々

作り方

  1. キャベツは櫛形に、たまねぎ、かぶは4つ割り、じゃがいもは半分に、にんじんは1cmも輪切り、セロリは5cmに
  2. ソーセージは斜めに浅く切れ目を入れる。
  3. キャベツと人参、セロリ、ローリエを入れてブイヨンを注ぎ、煮立ったら弱火で煮込む。にんじんに火が通ったら残りの野菜を加えて煮込む。じゃがいもに火が通ったら野菜を加えて煮込み、10分煮る。塩、こしょうで味を調えて完成。

イサゴールhttps://constipation-guide.net/natural/?p=421

カレーと酢が腸に効く4分でできる簡単メニュー

芽キャベツのカレードレッシング和え.jpg

材料(4人分)

  • 芽キャベツ 1パック
  • カレードレッシング(植物油、カレー粉、酢(各適量)

作り方

  1. 芽キャベツは水洗いし、根元の汚れた部分を切り取り、根元に十字の切り込みを入れる。
  2. 鍋に油をしき、1の芽キャベツを入れてふたをし、中火で焦げないように1分おきに鍋をゆすり、3分加熱して火を止める。余熱分間熱してから鍋から取り出す。植物油にカレー粉を加え、よくかき混ぜる。芽キャベツをカレードレッシングの中に入れてよく和える。

酢が入ると色が変わるので、グリーンを保持したい場合は、食べる間際に酢をかける。彩りにミニトマトなどがよく合う。

便秘解消の料理をつくるのが面倒な人はこちら。

切り干し大根と豚肉の煮物 便秘解消レシピ 弛緩性便秘・直腸性便秘の人向けです。弛緩性便秘、直腸性便秘の症状に悩まされている人に効果大の便秘解消レシピ 切り干し大根と豚肉の煮物を紹介します。

切り干し大根と豚肉の煮物.jpg

切り干し大根と豚肉の煮物 便秘解消レシピ

弛緩性便秘、直腸性便秘 体質の人におすすめの便秘解消レシピです。

材料

  • 切り干し大根 40g
  • 豚薄切り肉 80g
  • にんじん 50g
  • 絹さや 30g
  • だし汁 3カップ
  • A(砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ2、ごま油、サラダ油、酒)

作り方

  1. 切り干し大根は水につけて戻す 時間はお好みでOK
  2. 豚肉は3~4cmの短冊切りに。絹さやは斜め半分に切る。
  3. ごま油は大さじ半分、サラダ油大さじ1を熱して豚肉、切り干し大根、にんじんをよく炒め、だし汁、酒大さじ2を加えて10分くらい煮る。
  4. Aを加えて落としぶたをして弱めの中火でにじるが3分の1ぐらいまで煮る。仕上げに絹さやを加えてひと煮する。

切り干し大根と豚肉の煮物が弛緩性便秘や直腸性便秘の人に効果的な理由

切り干し大根の効果

  1. 豊富な食物繊維

    • 不溶性食物繊維:切り干し大根は不溶性食物繊維を豊富に含んでおり、腸内で水分を吸収して膨らみ、便のかさを増やして腸の蠕動運動を促進します。
    • 水溶性食物繊維:少量の水溶性食物繊維も含んでおり、便を柔らかくする効果があります。
  2. プレバイオティクス効果

    • 食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整えるプレバイオティクスとして作用します。これにより、腸内環境が改善されます。

豚肉の効果

  1. 良質なタンパク質

    • 豚肉は良質なタンパク質を含んでおり、腸の筋肉を維持・強化するのに役立ちます。腸の筋肉が強化されることで、蠕動運動が活発になり、便の移動がスムーズになります。
  2. ビタミンB群

    • 豚肉にはビタミンB1などのビタミンB群が豊富に含まれており、これらはエネルギー代謝を助け、腸の働きを活性化させる効果があります。

その他の利点

  1. 調理法

    • 煮物として調理することで、切り干し大根が水分を吸収し、柔らかくなります。これにより、食物繊維が腸内でより効果的に作用しやすくなります。
    • 煮物には適度な水分が含まれており、便を柔らかく保つために必要な水分を補給することができます。
  2. 低カロリーで栄養価が高い

    • 切り干し大根と豚肉の煮物は低カロリーでありながら、食物繊維やタンパク質、ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取できます。便秘の解消だけでなく、全体的な健康維持にも寄与します。

弛緩性便秘・直腸性便秘に対する効果

  • 弛緩性便秘:豊富な食物繊維と水分が腸の蠕動運動を促進し、便を柔らかくすることで便通を改善します。
  • 直腸性便秘:便のかさが増えることで、直腸への刺激が強まり、排便反射を促進します。また、柔らかい便は直腸内での移動がスムーズになり、排便が容易になります。

まとめ

切り干し大根と豚肉の煮物は、食物繊維、タンパク質、ビタミンB群をバランスよく含むため、腸内環境の改善や腸の蠕動運動の促進に効果的です。弛緩性便秘や直腸性便秘の解消に役立ち、日常的な便秘対策としておすすめの食材と料理法です。

弛緩性便秘

特徴

  • 腸の動きが鈍い:大腸の蠕動運動が弱くなり、便がうまく進まず、便秘が生じます。
  • 便が硬い:水分が吸収されすぎて便が硬くなり、排便が困難になります。
  • 原因:運動不足、食物繊維不足、水分不足、ストレスなどが原因となることが多いです。

対策

  1. 食事の改善

    • 食物繊維の摂取:野菜、果物、全粒穀物、豆類など食物繊維を豊富に含む食品を積極的に摂取します。
    • 水分補給:1日2リットルを目安に十分な水分を摂ることが重要です。
    • 発酵食品:ヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品を摂取し、腸内環境を整えます。
  2. 運動

    • 定期的な運動:ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどの適度な運動は腸の蠕動運動を促進します。
  3. 生活習慣の改善

    • 規則正しい生活:毎日同じ時間に食事や排便を心がけ、生活リズムを整えます。
    • リラックス:ストレスを軽減するためのリラクゼーション技法(瞑想、深呼吸、趣味の時間など)を取り入れます。

直腸性便秘

特徴

  • 便が直腸に溜まる:便が直腸に溜まりすぎて硬くなり、排便が困難になります。
  • 排便反射の低下:直腸の感覚が鈍くなり、排便のタイミングを逃すことが多いです。
  • 原因:排便を我慢する習慣や直腸の感覚低下が原因となることが多いです。

対策

  1. 排便習慣の見直し

    • 定期的な排便:毎日同じ時間にトイレに行く習慣をつけ、排便反射を促します。
    • 我慢しない:便意を感じたらすぐにトイレに行くよう心がけます。
  2. 食事と水分補給

    • 食物繊維と水分:弛緩性便秘と同様に、食物繊維を含む食品を摂取し、十分な水分を補給します。
  3. 運動

    • 腹筋運動:腹筋を鍛えることで、排便をサポートする筋肉を強化します。
  4. その他の対策

    • 便座に座る姿勢:便座に座る際に、足を少し高くすることで(例えば、踏み台を使用する)、直腸と肛門の角度が改善され、排便がしやすくなります。

弛緩性便秘・直腸性便秘の人に効果的なのはやっぱり イサゴール

イワシとほうれん草のつみれ鍋.jpg

ほうれん草と大根、ポン酢がほどよい刺激に

材料(4人分)

  • いわし 6尾
  • A(生姜汁 1かけ分、醤油 大さじ1、卵 1個、小麦粉おおさじ1)
  • ほうれん草 150g
  • 長ネギ 2本
  • しめじ 1パック
  • 大根 3分の1本
  • 細ネギ 4本
  • 昆布 8cm
  • 一味唐辛子 しょうゆ 各少々
  • 塩 少々
  • ポン酢

作り方

  1. イワシは骨を除き、薄切りにしてから包丁でたたき、Aを混ぜる(B)
  2. ほうれん草は3等分にしてゆでる。
  3. 長ネギは3cmに切り、しめじはほぐす。
  4. 大根は帯状に削ぎ、残りはおろしに。
  5. 水8カップ、こんぶを入れて火にかけ、Bをスプーンで入れる。
  6. 煮立ったら昆布を取り出し弱火で15分煮る。しょうゆ、塩で味付けし野菜を加え、さっと煮て火を止める。

イワシとほうれん草のつみれ鍋を食べても音沙汰がない場合は、こちら。

トクホの イサゴール を使う前に試したい 便秘 解消レシピです。ゆばと昆布と大根の中華風妙め は、弛緩性便秘 直腸性便秘 に悩む方向けのレシピです。

弛緩性便秘は、弛緩性便秘では、大腸筋層の機能低下が生じ、蠕動運動が障害され、大腸が弛緩し、糞便が大腸内に長時間とどまります。 水分が過剰に吸収され、便が硬くなり、排便困難が生じます。 食物繊維の摂取量の減少が関与していると考えられています。

直腸性便秘は、習慣的に排便を我慢しているうちに、排便反射がにぶくなり、直腸に便がたまっているにも関わらずぜん動運動が起きないタイプの便秘症を、直腸性便秘と呼びます。 忙しくてトイレに行けないとか、外出先で排便を我慢してしまう方に多く見られます。 また、下剤や浣腸の乱用が原因の便秘はこのタイプです。

湯葉と昆布と大根妙め.jpg

便秘解消 レシピ: ねっとりこんぶと豚肉、野菜の相性がばっちり

材料

  • 湯葉 4 枚
  • ほうれん草 200 g
  • 切り昆布(生)300 g
  • 大根 400 g
  • 豚もも薄切り肉 200 g
  • ごま油 大さじ 1
  • A(湯 1カップ)、塩、コショウ(少々)、にんにく(すりおろし)、しょうゆ(小さじ 1 )

ゆばと昆布と大根の中華風妙め 作り方

  1. 湯葉は水でくぐらせて戻し、一口大に切る。
  2. ほうれんそうをゆでて、冷水で冷まし水気を絞って3cmに切る。
  3. 昆布はざっと刻み大根は厚めの短冊切りにする。ふた肉はひとくち大に切る。
  4. ごま油を熱し、豚肉を炒めてから大根を加え、透き通るまで炒める。Aを加えて煮立ったらゆばと昆布を加えて汁気がなくなるまで炒める。
  5. ほうれん草を加え一混ぜしてできあがり。

ゆば 便秘解消効果 / 栄養

湯葉には、食物繊維も豊富に含まれる。 食物繊維を摂取することで、便秘気味の人は解消のサポートにもなり、腸内細菌にもいい影響があります。 便秘を解消して腸を綺麗にすることは美肌にもよい効果があります。 食べたものを綺麗な腸でしっかり吸収させることで、肌をはじめ身体のすみずみの細胞へと栄養を運ぶ効果が期待できます。

原料の大豆は「畑の肉」と呼ばれているほど栄養価の高い食材で、良質な植物性たんぱく質やビタミンB群、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。

体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外の栄養素が含まれている栄養バランスに優れた食材です。

ゆばには大豆の栄養がぎゅっと濃縮されているので、良質なたんぱく質やミネラル、大豆イソフラボンなどを効率的に摂取できます。

【ゆば 生(可食部100gあたり)】

エネルギー 218 kcal
たんぱく質 21.8g
脂質...13.7g
炭水化物 4.1g
カリウム 290 ㎎
カルシウム 90 ㎎
マグネシウム 80 ㎎
リン 250 ㎎
鉄 3.6 ㎎
亜鉛 2.2 ㎎
ビタミンK 22 ㎍
ビタミンB1 0.17 ㎎
ビタミンB2 0.09 ㎎
葉酸...25㎍
食物繊維総量 0.8 g

昆布 便秘解消効果 / 栄養

昆布の成分の約25%を占めるアルギン酸は、海藻だけが持つ繊維素に近い化合物です。 この繊維素は消化はせず、そのため栄養にはなりませんが、腸の消化活動を促進させるため便秘解消の効果があります。

水溶性食物繊維「アルギン酸」「フコイダン」

昆布を煮た時などに出てくる独特のねばり成分は「アルギン酸」や「フコイダン」といった海藻特有の水溶性食物繊維で、昆布の含有量は多く、乾燥重量の約10%と言われています。糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれる。
フコイダンの腸から免疫力を高める作用も注目されています。

ミネラル

カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素(ヨード)などのミネラルは、体の組織を作ったり、調子を整えたりする大切な栄養素です。例えば、昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍。カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍も含まれています。

ヒトの身体に流れる血液やリンパ液は、海水の成分と似ていると言われています。海で育つ昆布は、海の中にあるミネラルを吸収して、人間に有害な物はあまり吸収しないという特徴があります。
だから、他の食品に含まれるミネラルに比べ、昆布のミネラルは体内への消化吸収率が高く、その約80%が体内に吸収されると言われています。

ヨウ素(ヨード)は、体内の代謝を活発にする働きがありますが、食べ過ぎると甲状腺の機能低下を引き起こします。しかし、普通に食べる量では全く問題ありません。

大根 便秘解消効果 / 栄養

大根の成分はその95%が水分です。 水分は腸内の便を柔らかくし、排出しやすい状態へ整えてくれると考えられています。 便のカサを増す不溶性食物繊維が多く含まれています。 不溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれるため、腸内環境を整える効果も期待できます。

大根はほとんどが水分でできているため栄養がないように思われますが、ビタミンCやカリウム、消化酵素をはじめ様々な栄養が含まれています。 また、いつもは捨てられてしまいがちな葉にもビタミンAやビタミンKといった栄養が含まれていますので、葉がついたままの大根を見かけた際にはぜひ食べてみてください。

便秘解消 レシピ ( 弛緩性便秘 直腸性便秘 )ゆばと昆布と大根の中華風妙め でも音沙汰がない場合はこちら。

豆腐と野菜が主役のヘルシーバーグはボリュームも栄養バランスも満点!

豆腐ハンバーグ野菜ソースかけ.jpg

材料(4人分)

  • 合い挽き肉(200g)
  • 木綿豆腐(1丁)
  • たまねぎ(みじんぎり 2分の1個)
  • A(卵/1個、片栗粉/大さじ1、塩、コショウ/少々)
  • B(トマト/3個、なす/1本、セロリ/2分の1本、ピーマン/1個、たまねぎ/2分の1個、にんにく/みじん切り1かけ)
  • C(固形スープの素/1個、塩/小さじ1、トマトケチャップ/大さじ1、コショウ/少々)
  • サラダ油
  • 細ネギ

作り方

  1. 半分の厚さになるなで水切りした木綿豆腐をつぶして合い挽き肉、玉ねぎ、Aと一緒にボウルに入れ、滑らかになるまでこねる。4等分にして小判型にまとめる。
  2. にんにく以外のBの野菜を1cm角に切っておく。油大さじ1を熱し、1を強めの中火で焦げ目がつくまで焼く。裏返したら弱火にしてふたをし3分ほど焼いて中に火を通す。
  3. 油大さじ1を熱し、にんにくを炒めて香りがでたらトマト以外の野菜を入れて炒める。たまねぎが透き通ったらトマトとCを加え10分煮る。
  4. 噐に2、3を盛りつけ細ネギをちらす。

便秘解消レシピでも音沙汰がない場合はこちら。

プルーンやアロエの緩下作用を利用する

「プルーンを食べると便秘が治る」というのを聞いたことがあるかもしれません。プルーンには水溶性の食物繊維であるペクチンが多いため、けいれん性便秘の人にもおすすめです。また、腸のぜん動運動を整えて、活発にするカリウムやマグネシウムも豊富に含まれています。下剤ほど強力ではないけれど、自然の持つ緩下(かんげ)という作用を持っているため、1 日1~2 個は食べてみましょう。

市販品のプルーンには、ドライ、生、ジャム、ジュースなどの種類がありますが、ドライがもっとも食物繊維の量が豊富(生のプルーンの3 倍) です。また、弛緩性便秘の人はプルーンを玄米酢につけておき、毎日1 個ずつ食べるのも効果的です。プルーンの働きと酢の作用、玄米の作用のトリプル効果で腸への刺激が高まります。ただし、便秘に効くといっても食べ過ぎると下痢をすることもあるので、ほどほどに。

昔から民間療法でやけどや切り傷にいいとされてきたアロエもまた、緩下(かんげ)作用のある食品です。鉢植えで常備している家もあるかと思いますが、皮のトゲを取り、小さく切って食べれば下剤代わりになります。ただ、どうしても苦いので、オブラートに包んで飲んだり、ヨーグルトに混ぜるなどの工夫をするといいでしょう。市販のアロエヨーグルトでもいいです。ただし、アロエも大量にとると下痢をすることもあるので少量ずつ試してください。

便秘にはさまざまな原因がありますが、腸の機能が低下していることには違いありません。アロエに含まれているアロインという苦味成分は、腸の粘膜を刺激して、腸が正常に機能するよう働きます。便秘とアロエについて

アロエを皮ごとしぼったジュースはこちら。『完熟アロエまるごと純しぼり』

適度な油脂も便の滑りをよくする

「便秘に油がいい」というのはご存じでしょうか。適度な油脂は便の滑りをよくする効果があります。また、脂肪に含まれる脂肪酸が腸を刺激してぜん動運動を活発にさせるため、便秘によいのです。脂肪は緑黄色野菜のカロチンと相性がよく、一度にとれば消化・吸収がよくなります。

妙め物はもちろん、にんじん、かばちゃ、春菊、しそなどに根菜類を加えた精進揚げは油と野菜が一度にとれるのでおすすめです。

ただし、油のとり過ぎは消化不良を起こしたり、肥満や高血圧のもとになるので、あくまで適量であることが大切です。けいれん性便秘の人も控えめにしてください。ビタミンE を多く含むごまやアーモンドも便秘解消に役立ちます。ビタミンE には血行を促したり、自律神経を調整する働きがあります。腸の動きを支配しているのが自律神経ですからおなかにいいのがわかるでしょう。

ごまは和え物やドレッシングに利用したり、ごはんやみそ汁にかけたりして、アーモンドはサラダにのせたりして取り入れましょう。