無洗米 扱い方 普通の米と同じように洗っていいのでしょうか

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無洗米 扱い方 普通の米と同じように洗っていいのでしょうか?そんな疑問をもっている方もいると思います。無洗米の扱い方についてまとめたページです。無洗米のデメリットも紹介します。

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「 無洗米 」 というと、とがずに炊けるコンビニエンスなお米、といったイメージが先行しがちです。確かに便利ですが、もともとは「環境にやさしいお米」として開発されたものです。とぎ汁を出さないから環境にやさしい。 普通の精白米の場合、精白機では取りきれないベタッとしたぬかが表面に残ります。

そこで、とぎ洗いが必要。その際に出るとぎ汁は家庭排水として流され、ヘドロとなって海や川を汚染することになります。

無洗米の方は、ぬかが取り除かれているため、汚水が出ることはありません。 では、一粒一粒のぬかをどうやって取り除くのでしょう?

精米後の「 無洗米加工 」 のうち、代表的なのが 「 BG 精米製法 」 。これは、ぬかの粘着力を利用し、ぬかでぬかをはがし取るというユニークな製法です。

薬品など使わずにぬかがきれいに取り除け、ビタミンなどの栄養素やうまみはしっかりキープ。つまり、安全でおいしくて栄養価も高い優秀なお米に仕上がるのです。

無洗米の取り扱い方は、袋から出したらすぐ水を注ぐ。あとは、精白米と同じように 30 分 ~ 1 時間ほど水に浸けてから炊くだけです。米ぬかがない分、 1 合の重量が若干多くなるため、水加減はちょっと多めに。米 1 カップにつき大さじ 1 ~ 2 杯ほどプラスするとちょうどいいでしょう。

無洗米の特徴

  • 洗米不要:無洗米は、あらかじめ精米工程で表面のヌカを取り除いているため、洗わずにそのまま炊飯できます。
  • 保存性:精米された時点で表面のヌカが除去されているため、普通の米と比べて保存性が高いです。

無洗米と普通の米の違い

  1. 洗米の必要性

    • 無洗米:洗わずにそのまま炊飯できます。
    • 普通の米:炊飯前に数回洗う必要があります。
  2. 水加減

    • 無洗米:普通の米よりも若干多めの水加減が必要です。無洗米用の計量カップや、炊飯器の水量目盛りを参考にすると良いです。
    • 普通の米:一般的な水加減で炊飯できます。
  3. 栄養素

    • 無洗米:精米時に表面のヌカを除去するため、普通の米に比べて若干栄養素が少なくなることがありますが、大きな差はありません。
    • 普通の米:表面のヌカが残っているため、栄養素が若干多い場合があります。

無洗米の扱い方

  • 計量:無洗米用の計量カップを使用するか、普通の計量カップを使用する場合は少し多めの水を加えることをおすすめします。
  • 水加減:炊飯器に無洗米用の目盛りがある場合、それを参考にします。無い場合は、普通の米よりも約10%多めの水を加えると良いです。
  • 炊飯:普通の米と同様に炊飯器で炊飯します。特別な調理方法は必要ありません。

まとめ

無洗米は普通の米と同じように扱うことができますが、以下の点に注意する必要があります:

  1. 洗米不要:無洗米は洗わずに使用できます。
  2. 水加減:普通の米よりも少し多めの水を加えると良いです。

これらの点に注意すれば、無洗米も普通の米と同じように美味しく調理できます。

無洗米 デメリット

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無洗米のデメリット

  1. 価格

    • 無洗米は加工工程が追加されるため、通常の米よりも価格が高くなることが多いです。
  2. 風味と食感

    • 一部の人は、無洗米の風味や食感が普通の米と比べて劣ると感じる場合があります。無洗米は加工過程で表面のヌカを除去しているため、若干風味が薄くなることがあります。
  3. 栄養素の損失

    • 無洗米は表面のヌカを取り除くため、一部のビタミンやミネラルが減少することがあります。特にビタミンB1やB2などの水溶性ビタミンが減少する可能性があります。
  4. 水加減の調整

    • 無洗米は普通の米と異なる水加減が必要であり、炊飯に慣れるまで適切な水加減を見つけるのに時間がかかることがあります。
  5. 特定の料理への適応性

    • 無洗米はその特性上、一部の料理(例えば、寿司やリゾット)には適していないと感じる場合があります。料理の種類によっては、普通の米の方が適していることがあります。

まとめ

無洗米には多くの利点がある一方で、以下のデメリットも考慮する必要があります:

  1. 価格が高い
  2. 風味や食感が若干異なる
  3. 栄養素が減少する可能性がある
  4. 適切な水加減の調整が必要
  5. 特定の料理への適応性が低い場合がある

これらのデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや好みに合った選択をすることが重要です。

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