無洗米は普通の米と同じように扱っていい?

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無洗米は普通の米と同じように扱っていい? 疑問に思っている方も多いかもしれません。

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「 無洗米 」 というと、とがずに炊けるコンビニエンスなお米、といったイメージが先行しがちです。

確かに便利なのだが、もともとは「環境にやさしいお米」として開発されたものです。とぎ汁を出さないから環境にやさしい。 普通の精白米の場合、精白機では取りきれないベタッとしたぬかが表面に残ります。

そこで、とぎ洗いが必要。その際に出るとぎ汁は家庭排水として流され、ヘドロとなって海や川を汚染することになります。

無洗米の方は、ぬかが取り除かれているため、汚水が出ることはありません。 では、一粒一粒のぬかをどうやって取り除くのでしょう?

精米後の「 無洗米加工 」 のうち、代表的なのが 「 BG 精米製法 」 。これは、ぬかの粘着力を利用し、ぬかでぬかをはがし取るというユニークな製法です。

薬品など使わずにぬかがきれいに取り除け、ビタミンなどの栄養素やうまみはしっかりキープ。つまり、安全でおいしくて栄養価も高い優秀なお米に仕上がるのです。

無洗米の取り扱い方は、袋から出したらすぐ水を注ぐ。あとは、精白米と同じように 30 分 ~ 1 時間ほど水に浸けてから炊くだけです。米ぬかがない分、 1 合の重量が若干多くなるため、水加減はちょっと多めに。米 1 カップにつき大さじ 1 ~ 2 杯ほどプラスするとちょうどいいでしょう。

おいしい米はとぎ始める 1 分できまってしまう

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