USBメモリにソフトウェアやデータを入れる前にやっておくべき準備がある。他のリムーバブルディスクの中でUSBメモリがどこにあるか一目でわかるようにしておく手順。
どこにUSBメモリがあるか一目瞭然
USBメモリは通常状態だと「リムーバブルディスクとして認識される。直訳すると移動可能なディスク。外付けハードディスクやカードリーダなど他のリムーバブルデースクと一緒に使う時に、一目見ただけではUSBメモリがどこにあるのかがわからないためにアイコン・ドライブ名・ドライブレターの3つを変更する。
USBメモリのポリューム名とドライブレターを変更
まず始めにドライブレターを変更。ドライブレターとは「ハードディスクやCD-ROM ドライブなどの記憶装置(ドライブ)を識別するために各機器に割り当てられるアルファベットのこと。これを任意のものに変更しておけば、他の機器と容易に区別することができるので便利。USBメモリと言うことで「U 」にするのもひとつの方法。注意しなければならないのは、ドライブレターを変更しても、他のパソコンにUSBメモリを接続した場合はドライブレターは変わってしまうということ。特定のパソコンで認識する時に活躍してくれるはず。
- 「スタート」メニューで「マイコンピューター」を右クリックし「管理」を選択。
- [ディスクの管理→USBメモリで右クリックし、[ドライブ文字とパスの変更]をクリック。
- [変更]をクリックしドライブレター変更画面へすすめる。
- 空いているドライブレターが一覧表示されるので[U]を選択しよう。「U」をドライブレターにしたが「U」でなくてもかまわない。
ボリューム名の変更は簡単
ボリューム名を変更する最大のメリットは、他のパソコンにUSBメモリを移動させても名前が変わらないということ。「リムーバブルディスク」を「USBメモリ」に変えておけば、迷わずUSBメモリがどこにあるかわかる。複数のUSBメモリリを持っている場合は、「USBメモリ/書類」「USBメモリ/ソフトウェア」などと用途ごとに名前を変えるなどして工夫するといい。ドライブレターの変更と併せて行っていけば、よりUSBメモリが識別しやすくなる。
アイコンを変更すればもっとわかりやすい
USBメモリのアイコンはデフォルトだと、他のリムーバブルディスクと同じなので、わかりにくい。そこで、USBメモリのアイコンもUSBメモリにしてしまえば、わかりやすくなる。
- ソフトウェアをダウンロードをし、好きな色のアイコンをUSBメモリにドラッグ&ドロップ。
- メモ帳を起動し、1 行目に「[Auto Run]」、2 行目に「icon =コピーしたいアイコンのファイル名」を入力。ここでは、赤色のアイコンをコピーしたので「icon=USB_Red.ico」。
- 保存する場所をUSBメモリに設定し、ファイル名を「autorun.inf」に上書き保存。
- USBメモリを確認し、autorun.inf」ができていることを確認。
- 一目でUSBメモリとわかるようになる。
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