水虫の大半は水虫ではない

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水虫は治りにくい病気だといわれる。しかし、それは本当なのだろうか。足の裏に水泡ができたり、皮がむけると私たちはすぐに「水虫」に感染したと思い込んでしまう傾向がある。

確かに命にかかわりのない病気であるし、医者にいくほどのことでもないので、勝手に自己診断して塗り薬をつけておくだけという場合もあるだろう。実は、これが水虫を治りにくくする原因となっている。

実は、本当の水虫は足にできる皮膚病の半分程度でしかない。さらに、水虫の菌だけによるものはその半数だけである。足にできた皮膚病= 水虫ではない。

水虫というのは、専門家でも判断が難しい。見ただけでの診断は難しく、確実に診断するには顕微鏡を用いて菌を観察しなければならない。素人判断は不可能に近い。

水虫でない皮膚病にどんなに効く水虫の薬をつけても効くわけがない。反対にかぶれを引き起こしてしまう他の細菌に感染して二次感染を起こしてしまう可能性もある。

水虫が治りにくいと考えられるもう1つの原因は、症状がなくなったからと薬を塗るのをやめたり、薬をのまなくなったりしてしまうこと。水虫は治ったように見えても、皮膚の下には菌が残っていることがある。だから、薬の使用をやめてしまうと、菌が根本から退治できずに、再発してしまう。

また、水虫に関しての風説、俗説は多い。そのほとんどが誤った知識。水虫は手のひらにはできないというのも誤り。体中どこにでも感染する。もっとも場所によっては白癖という形をとる。女性にも水虫はできる。女性も近年は外で働く人が増え、1日中靴をはいている人が増えている。このような人は当然水虫になりやすい。

決して男性しかかからない病気ではない。反対に、小学校に入る前までの子供には、ほとんど水虫はできない。

また塗り薬などを使用する場合、皮膚の弱い子供はとくに注意が必要だ。水虫というのは確かに治しにくい病気だ。しかし、適切な治療法を用いれば、決して治らない病気ではない。水虫にかかったと思ったら、自己判断で薬をつけずにまず医師の診断を受けることが大切。

こちらに一応、水虫のチェックシートがあるので確認してみてほしい

その結果、水虫だと思っていたものが違っていて、他の炎症だったとしても適切な治療が受けられる。それでも医者にはかかりたくないという人のために、民間療法として伝えられてきた方法を紹介しよう。

ただ、民間療法は注意しないと他の細菌に感染してしまうことがあり、余計に症状をひどくしてしまう。民間療法は安価でためしやすいが、くれぐれも注意が必要。さくらももこ氏の著書により有名になったのが「緑茶」で治す方法。

氏は緑茶をふやかしたもので患部を覆って寝るという方法をとった。氏は最初、どうせ茶所静岡ならではの方法と侮っていたが、1週間で完治してしまったという。そのほか、いちじくの薬とその乳汁、乾燥させたぎくろの実、温めた酢、番茶のだしがらなど、さまざまな療法が伝えられてきた。しかし、これらはだれにでも効くという療法ではない。民間療法を過信せず、水虫にかかったと思ったら、まず医師に相談して正しい治療法を実行することが大切。

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