体がかゆくなる理由

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体がかゆくなるのにはいろいろな原因がある。虫刺され、湿疹やアトピーなどの皮膚炎、あるいは何日もお風呂に入らずにいたため、などだ。このような原因のはっきりしているかゆみとは別に発作的におこるかゆみや、何となく体がムズムズするというタイプのかゆみもある。

 今までアトピーなんて無縁だったのに突然かゆみがでてくる

では、そういった原因不明のかゆみはなぜ起こるのだろうか。まず大きな要因として、皮膚が乾燥し、皮膚の表面にある角層の水分が減少するため、かゆみが起こることが考えられる。

これは、暖房などで空気が乾燥しやすい冬場に多くみられる現象だ。角層は皮膚の水分を保持するはたらきをするほか、紫外線や微生物などから皮膚を守るはたらきをしている。この角層の機能が乾燥により低下し、外からの刺激に対する防御力が弱まることで、皮膚が敏感になりかゆみを誘発する。

角層の機能を弱める原因は、ちょっとした日常生活の中にもたくさん転がっている。例えば、熱いお湯に長くつかっていたりすると皮脂が抜けるため、ふろからあがってしばらくすると、肌が乾燥してカサカサしてくる。このカサカサが、かゆみの原因になる。石けんやシャンプーなどを多量に使い過ぎても、脱脂を助けることになる。

加えて、ナイロン製のタオルやボディブラシでゴシゴシ体をこすったりすると、角層が壊れてしまうため、体を洗ったはずなのに、何だかムズムズするということになる。

皮脂は洗顔でもとれてしまう。皮膚が乾燥しやすい人は、化粧水や乳液でケアしたほうがいいだろう。ただ、この時、アルコール成分のはいった化粧水などを使うと、逆効果なので注意しなければならない。

皮膚が敏感になっている状態の時は、ウールの下着などを身につけると刺激が強すぎてかゆく感じたりする。また、お酒をたくさん飲んだり、辛いものを食べたりすると体温が上がり、かゆみが増したりする。そのほか、内臓に悪いところがあって激しいかゆみを感じる場合がある。

病気による体の異常を知らせるためのかゆみだ。病気でおこるかゆみはいつまでも続く特徴があるので、かゆみが止まらないという人は医師に診断してもらうほうがいい。皮膚のかゆみを引き起こす可能性のある病気としては、糖尿病、がん、肝臓や腎臓の障害、血液の病気などがある。