クレアチンの効果

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体内にあるクレアチンは、そのほとんどが骨格筋に含まれていますが、心臓、精子、脳などにもー部存在しています。その役割は瞬発的なエネルギーの再合成です。

例えば、何か重いものを一瞬で持ち上げようとするときには、一瞬息を止めて最大限の力を発揮します。このとき体内では、ATP( アデノシン三リン酸) と呼ばれるエネルギーが使われてAATP( アデノシン二リン酸) と呼ばれるエネルギーヘと変化します。
そしてこのADP にクレアチンが作用して、再度ATPをつくり出してくれるのです。つまり、最大限のパ力 を何度も繰り返し発揮するのに役立つ素材ということになります。
トレーニングに当てはめてみると、100kgのベンチプレスの挙上回数6回がマックスである人がクレアチンを使うことによって、7回、8 回と挙げる回数が増えたりします。これはその人の筋肉が大きくなったわけではなく、単にクレアチンの効果によるものといえます。
他にも高齢ぜんそく者の筋力低下防止や喘息の改善、脳挫傷の回復など、いくつかのクレアチンに関しての報告がなされています。

クレアチンはドーピングの対象ではありません。

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