BCAAをもっと効率よく

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BCAAのイメージがつかめない人も多くいます。これはおそらく、摂取のタイミングや量に問題があるからではないでしょうか。
摂取のタイミングは、トレーニンや試合などの運動時に合わせて飲みます。例えば試合の場合、試合の30分くらい前から飲み始め、インターバルがある競技であれば途中にも補充し、最後は終わってからも飲みます。
ゴルフの場合も、ラウンド前、ハーフを上がった時点、後半15ホールあたりと3回ほどに分けて摂取すると効果アップを期待できます。
以前、オリンピックの舞台で、この飲み方を指導していたある選手がBCA Aをみ忘れて、タイムを要求してベンチに戻ったシーンがテレビで映し出されていたことがありました。それくらい運動に絡めて飲むことを意識するわけです。

次に飲む量ですが、これには個人差があります。プロレスラーやボディビルダー、あるいはさまざまなプロ選手には運動に緒めて(前・中・後)合計で10~15g程度の摂取を勧めています。
2gくらいから効果があるとのデータもありますが、実際にアスリートを想定した場合、2gでは体感しにくく分かりにくいようです。BCAAは肝臓を素通りして、筋肉で代謝されるという特長もあります。
通常のアミノ酸とは若干異なり、飲み過ぎによる内臓への負担を心配しなくていいので、こういった飲み方も可能となるのです。基本的には三つまとめて摂るのが基本です。「ロイシン」はタンパク合成の促進と分解抑制の作用が強く、ロイシンだけを摂ると活性酵素の影響で、バリンとイソロイシンのみが分解されてしまい、体内のアミノ酸のバランスが崩れてしまいます。もっとも、市販のB C A Aは三種類すべてを含む状態で販売されていますから、この点については心配ないかと思います。最後に、集中力を維持させるという効果があることから、逆に就寝前の摂取は控えるべきでしょう。

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