BCAAって?

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「BCAA」は「バリン」、「ロイシン」「イソロイシン」の3つのアミノ酸の総称で日本語では「分岐鎖アミノ酸」と呼ばれます。必須アミノ酸9種類のうちの3種類ですが、必須アミノ酸として利用される以外にもBCAA独自の効果があります。
それはBCAAが筋肉の主原料となっているアミノ酸であることにも起因しているのです。
まず1つ目は、「筋肉の起回復に効果的」ということ。プロテインの原料の中で、ボディビルダーなどが優先的にホ工イを選ぶ理由のひとつに大豆やカゼインなどの他の原料に比べてもBCAAのガン入寮が多いことがあります。


2つ目に期待される効果は、「エネルギーとして利用される」ということです。元来、アミノ酸はカラダの材料ではありますが、エネルギー源にはなりにくい素材です。しかしBCAAに関していえば、特別にエネルギーとしても利用されることがあります。これは、いわゆるへトヘトの状態になったとき。ですから、マラソンや自転車など持久系の競技の後半には、BCAAはエネルギー源としても活用できそうです。

3つ目の効果は、「集中力の維持」です。通常、血液中ではBCA Aとトリプトファンというアミノ酸がバランスをとっています。このトリプトファンは、脳内でリラックス物質の材料となるアミノ酸です。
血液中のBCAAが減ってくると、相対的にトリプトファンの比率が高くなり、リラックス物質がつくられ始めます。これが集中力が途切れる原因となるのです。逆にいえば、BCAAをたくさん飲んでおけば、トリプトファンが相対的に抑え込まれ、集中力が維持されやすくなる、というわけです。

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