「化学調味料」と一致するもの

日本で青少年の犯罪が急増したのは、 インスタントラーメン の普及時からだという事実があります。インスタントラーメンは、そのほとんどが炭水化物で栄養分がなく、多量の添加物が含まれています。それだけ食べて、野菜もタンパク質も食べなかったら、体がおかしくなるのは当たり前でしょう。

インスタントラーメン | 知らぬ間に食べている

また、多くの人達が気づいていない恐ろしい病気に、 低血糖症 があります。この病気は甘い物

  • 菓子パン
  • お菓子
  • 炭酸飲料

(ばかり多くとることによって発症します。体の血糖レベルが上がり、栄養分を取り込むのに関わる膵臓から分泌されている インシュリン というホルモンが大量に出過ぎて、 低血糖 という問題になります。これらは集中力がない、イライラから暴力まで精神的と思われていた病気を引き起こす原因でもあり、 低血糖 になるとカーッとして自分をコントロールできなくなります。化学調味料もふんだんに使われているので、食べ続けることで化学調味料の過剰摂取になり、最終的には味覚が狂ってしまう恐れもあるのです。

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インスタントラーメンを過剰に消費した人々は、​メタボリックシンドローム、高血圧の症状、心臓病、糖尿病、脳卒中を発症するリスクが高いこともわかっています。塩分、添加物糖の過剰摂取が原因です。たまに食べるくらいなら特に問題はないかもしれませんが、頻繁に食べているのなら要注意です。

甘さたっぷりの清涼飲料水など、 低血糖 を引き起こす要因になる飲食物をたくさんとっています。これらを食べているだけでは、新鮮な野菜、果物、魚、海草などに含まれている重要な栄養素である、

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 酵素
  • タンパク質

その他たくさんの栄養が欠乏します。問題児や心的問題があるという人達の食生活を見ると、すぐ原因が分かります。

すべて栄養の アンバランス 不足 からきているのです。子供だけではありません。大人にもまったく同じことが言えます。食生活を変えて栄養を補強すると、それまでとは別人のように落ち着きが出て集中でき、やさしい子供や人間にまたたく問に変わるのです。暴力も振るわなくなるし、自閉症の子供達は、どんどん心を外へ開けて行き、言葉も覚えます。

学習能力も上がり、運動能力も向上します。夜もきちんと眠れるようになるし、夜尿症もなくなります。そして、ついには自分の方から、体に良い物を食べたがり、甘い物や甘い飲み物を欲しがらなくなります。人間の体は健康になると、体に良い食べ物を欲し、逆に不健康になると体に悪い物を求めます。つくづく面白く、よくできていると感心します。そして行動が安定し、優しくなり、集中力がつき、何か建設的な前向きなことをやりたがります。

自分の子供はもともといい子で、能力もあるはずなのに、どうしてこんなに落ち着きがなく、集中力に欠けるのか、また、やる気がなく、怠け者で、成績も悪いのか。日常生活がダラダラして、すぐ感情的になってしまうのか。さらに、どうして登校拒否やすぐ暴力を振ってしまうのか。

このような現象は、子供だけでなく、夫やその他の家族、親戚、そして自分にも多かれ少なかれあり、どうしたらよいのかだれにも相談できずに悩んでいる人が非常に多いはずです。だれもがせっかく素晴らしい才能や能力や人間性を持って生まれてきているのに、それを出せないで悩んでいるのです。そして悩み、解決法に奔走し、いくら時間やお金を使っても、簡単な改善法が見つからずに、結局は、その当事者も家族も、「自分達が悪いのだ、精神的に何かおかしいのだ、どうしてこんなふうに育ってしまったのか」と、自責、混乱、不安、劣等感、自尊心喪失、絶望感で、社会に遠慮しながら生きていくのです。

生産的に生きることができず、社会の重荷になって生きていくのです。こんなひどいことはありません。これらの原因は食生活からきていると知らないだけです。

砂糖は体にいいのか?悪いのか? - 食事を工夫してもっと健康になる
https://memo-note.com/meal/2017/08/post-39.html

化学合成の 添加物 保存料 毒物 も体にびっしり蓄積される のです。私達はさまざまな環境で体に毒物を蓄積しています。日本で料理によく使用されている化学調味料などはよい例です。

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本来は昆布や、大豆、とうもろこしなど、自然のものから採られていたのに、もう何十年もの間石油から作られています。自然のものは、体に溜まらず排泄されますが、化学合成物質は、肝臓を始め、体中に蓄積してしまうのです。

食品添加物によるデメリットは多数ありますが、栄養を過剰摂取してしまう可能性があるということです。
消費者が添加物を使用した食品を食べる機会が増えることで、糖分、塩分、油分を過剰に摂取してしまう恐れがあります。 体を壊すことにつながるのはもちろん、味覚障害になる可能性もあります。また、こうした

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。

アメリカではグルタミン酸のことを MSG と言い、多くのレストランや食べ物に、「NO MSG 」、つまり、「MSG を使用していない」と表示するぐらい、有害だと認められ、たくさんの本が出ています。

グルタミン酸 は、アミノ酸の一種であり、人間や動物の体内で自然に合成される非必須アミノ酸の一つです。グルタミン酸は、タンパク質の構成要素の一部として存在し、体内で多くの機能を持っています。

グルタミン酸は、神経伝達物質であるグルタミン酸やγ-アミノ酪酸(GABA)などの合成に重要な役割を果たしており、また、体内のアンモニアを排出する際にも利用されます。さらに、免疫細胞のエネルギー源としても機能し、運動後の回復や筋肉の合成にも関与しています。

グルタミン酸は、日常の食品からも摂取することができます。たとえば、肉や魚、卵、大豆製品、ナッツ、海藻などに多く含まれています。また、グルタミン酸は、食品添加物としても広く使われており、調味料や食品の風味・旨味の向上に貢献しています。

グルタミン酸は、たんぱく質を構成する 20 種類のアミノ酸の中の1つ。 また、イノシン酸、グアニル酸は核酸に分類されます。 これらのうま味物質はさまざまな食品に含まれています。 グルタミン酸は昆布や野菜などに、イノシン酸は魚や肉類に、グアニル酸は干しきのこ類に多く含まれています。

しかし日本は、うまく本当の名前が隠され、「アミノ酸」と表示して、おせんべいに至るまでほとんどの加工品の昧を良くするために加えられています。

こんな調子で、日本人には外国人の何倍もの添加物が体に溜まっていると言われています。グルタミン酸などはうまみ調味料と呼ばれるものですから、グルタミン酸の味に慣れてしまっていて本当の出汁の味のうまみがわからなくなっている人も急増しているというのです。

現代型栄養失調

例を書き出したら止まらなくなるので、ひとつだけ書くと、魚のはまちです。はまちは本来、時速 150 m で大海を泳ぎ回る、スマートな魚です。しかし、養殖場のせまい所で太らせ、お互いにすり合って商品が傷まないように、多量に抗生物質を水にまきます。

アメリカのイエール大学に、骨の研究に来られていた東京医科歯科大学の先生のお話では、日米両国でいろいろな魚の骨を調べた所、今はほとんどの魚の骨が本来の白いクリーム色でなく、抗生物質のため、黄色になって柔らかくなつてしまっているとのこと。

骨がそんなに変わるほどに化学物質が魚に溜まっているのなら、一体どれほど、私達の口にする身の部分にも溜まっているのか、恐ろしくなります。

今や、養殖の魚介類はすべて同じ問題を抱えているのです。これは魚だけでなく、似たようなことが、肉類、鶏肉、卵、牛乳、野菜、果物など、私達が口にするすべての食物に起きているのです。このような状況下では、私達の体に不調が起きて当たり前なのです。

食品の種類 含まれている添加物
おにぎり(昆布のつくだ煮) 調味料(アミノ酸など)、グリシン、カラメルなど約10種類
ハムサンドウィッチ 乳化剤、イーストフード、pH調整剤など10種類
お弁当(豚キムチ弁当) 調味料(アミノ酸など)、グリシン、pH調整剤など約20種類
パックサラダ(ツナ・コーン入り) 乳化剤、増粘多糖類、カロチノイド(色素)など約10種類
カップ麺 調味料(アミノ酸など)、リン酸塩、たんぱく加水分解物など20種類以上

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現代型栄養失調