和 おかず 盛りつけ方 で見栄えをワンランクアップできる

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和  おかず  盛りつけ方 で見栄えをワンランクアップできます。「 天盛り 」 とは、何のことかわかるだろうか?料理を てんこ盛り にすることではなくて、煮物をはじめ、酢の物、おひたし、和え物などの上に 「 小高くのせるもの 」 のこと。

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すなわち、和のおかずを演出するトッピングの数々。 小高くのせるものの定番といえば、しょうが 青じそ のせん切り ごま 刻みのり しらがねぎ 木の芽 ゆず など。ほんの少しの量でも、仕上げに使えば、料理に彩や香りを添えたり、旬のもので季節感を出すことができる。

和  おかず  盛りつけ方

たとえば、 ほうれん草 の おひたし はそれだけ盛ると味気ない印象。ところが、 しょうが の せん切り をちょっとのせると色味に変化が出て引きしまり、食欲をそそられる。

また、野菜の 煮物 に ゆずの皮 の せん切り をのせると、季節感が増す。おかず自体は、やはり真ん中が高くなるように 「 山高に盛る 」 と見栄えがよくなる。

こんもりと盛って、トッピングを小高くのせて仕上げる。こんな簡単なことで、シンプルなおかずもごちそうに変わる。

◆ 和のおかず 盛りつけ方の基本

1. 【余白を大切にする】

→ お皿いっぱいに詰め込まず、器の6〜7割程度に抑えると上品に見えます。

2. 【高さと奥行きをつける】

→ 立体感を意識。たとえば煮物なら、一番きれいな具材を上に重ねる。
→ 少し「山」を作るイメージで盛ると自然で美しいです。

3. 【盛りつけの向きに気を配る】

→ 食べる人から見て正面が一番美しくなるように配置します。
例えば、焼き魚なら頭を左、尾を右に向けるのが基本です。

4. 【奇数を意識する】

→ 盛り合わせる数は3個、5個など奇数が美しく見えるとされています。
(日本の伝統的な美意識で、「奇数=自然な美しさ」と考えられます。)

5. 【季節感を取り入れる】

→ 旬の食材や、葉っぱ・南天などの飾り葉を添えると、ぐっと「和」らしさが出ます。

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