刺身 盛り方 刺身の盛りつけ方の基本について紹介します。刺身 を盛り付けるとき、気をつけていることはあるだろうか? 普段のおかず用だと 「 パックから出して、そのまま適当に 」 となりがちだが、 刺身 の盛り付け方には昔から伝わる決まりごとがあります。
刺身 盛り方
ポイントは 「 数 」 。奇数単位で盛るのが正しい。その理由は、日本人が古くから 「 奇数は縁起のいい数 」 として好んでいたため。 刺身 を盛り合わせるときも、 「3 種盛り 」 や 「 5種盛り 」 のように奇数の取り合わせにするのがよい 。
さらに、見た目に 「 おいしそう 」 な演出をすることも大事で、気をつけたいのは 刺身 と 「 つま 」 のバランス。
失敗のない盛り方は、まず血のむこう側に大根の細切りなどを高くこんもりと盛り付ける。 その上に大乗などを置き、 刺身 を立てかけるように並べていく。わさび は手前に。奥は高く、手前は低くすれば見た目にきれい。
「 おいしい 」 という感覚は五感で決めるもの。 視覚的にも満足するよう、食欲をそそる盛り付け方を工夫してみよう。
◆ 刺身 盛りつけ方の基本
1. 【盛りつける位置にルールがある】
→ 刺身は基本、左から右へ順に並べると自然に美しくなります。
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左:脂が少ないあっさり系(タイ、ヒラメなど)
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真ん中:中間のもの(マグロ赤身、カンパチなど)
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右:脂が多いもの(トロ、サーモンなど)
※ 味の「軽い → 重い」順に並べるイメージ!
2. 【立体感を出す】
→ まっすぐ平らに並べず、少し立てかけるように角度をつけて重ねていきます。
(ツマや大葉を支えに使うと自然に立体感が出ます。)
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