切り身の魚 洗う ? 洗わない ?どちらが正しいのでしょうか。鮭やぶりなどの「切り身魚」は、調理が簡単なので忙しいときにも重宝する。フライパンでソテーするだけで美味しく食べられるが、さて、ここで質問。切り身魚は、調理する前に洗ったほうがいいか? それとも洗わないほうがいいのか?
切り身の魚 洗う ? 洗わない ?
答えは、洗わないほうがいい。まるごと一尾の魚はまず洗って汚れを落とすことが基本だが、切り身魚の場合はちょっと違う。洗うとかえってうまみが流れ出てしまうため、洗わずにそのまま調理を始めたほうがいいのだ。 衛生面を気にする人もいるが、切り身は水洗いしてからパックされるため、その心配はなし。しかも、調理のとき加熱すれば殺菌できるので、神経質にならなくても大丈夫。 どうしても気になるときは、さっと洗い流してペーパータオルでふき取る程度に。 解凍した切り身魚を使う場合も、水気をペーパータオルでふき取ってから調理に取りかかるといいだろう。 生臭さが気になるときは、両面に塩をふって待つこと5分。こうすると、うまみはそのまま、余分な水気と共にくさみを一緒に追い出すことができる。
切り身の魚は「洗わない」のが基本
スーパーなどで販売されている魚の切り身は、すでに衛生的に処理されているため、水で洗うと逆にデメリットがあります。
洗わない方がよい理由
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表面にある旨み成分(ドリップ)まで流れてしまう
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水気が残ることで臭みが出やすくなる
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キッチン周りに水しぶきで菌が広がる可能性
例外:「洗った方がいいケース」
以下のような場合は、軽く洗ってもOKです。
血やうろこ、ぬめりがついている場合
→ さっと冷水で流し、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る
魚の匂いが強い場合(特に青魚など)
→ 洗うよりも、酒や塩をふってしばらく置いてから拭き取るのが有効です
調理前にすべきベストな処理方法
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表面を見て汚れがなければそのまま使う
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気になる場合はキッチンペーパーで軽く拭く
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強い臭みがあれば、塩をふって10分おき、出てきた水分をふき取る
「基本は洗わず、必要に応じて拭く or 酒・塩で処理する」が正解です。
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