豆のおかずと海藻は 毎日とりたいバランス食品

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「豆腐はヘルシーな栄養食! 」といわれ、海外でも注目されているのはご存じのとおり。豆腐や納豆をはじめ、大豆やあずき、そら豆、枝豆、グリンピース、ゆばやおからなどの豆類や豆製品は理想的な栄養食品です。「畑の牛肉」 といわれるほど良質のタンパク質が多く、カルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンも豊富です。

また、ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖も含まれているので、まさに便秘解消にはうれしい高食物繊維、高栄養食品といえるでしょう。食物繊維は消化吸収されないため、健康を維持するには栄養価も考えたメニューづくりが必要となりますが、豆製品を使ったメニューならそれだけで肉や魚料理に変わる1品になります。

たとえば、豆腐ハンバーグやマーボー豆腐、大豆カレー、納豆オムレツに納豆スパゲティなどは大人も子どもも好きな味。飲む機会が多い人は「夏の暑い日はビールひやっこと枝豆。冷や奴もいいな」というほど、豆類はおつまみにもベストチョイスの食品です。

豆類は調理が簡単な缶詰もあるので、製品や調理法を変えて毎日とりましょう。とくに、水溶性繊維の多い納豆は発酵途中で繊維がやわらかくなっていて、消化にいいので、けいれん性便秘の人におすすめです。

ひじき、こんぶ、わかめ、のりなどの海藻類も食物繊維が豊富な上、カルシウムやミネラルがたっぶり含まれたバランス食品です。しかも、海藻には水溶性のアルギン酸が含まれているので、あらゆるタイプの便秘の人に向く万能選手です。

低カロリーなのでダイエット中という人もたっぶりとりましょう。洋食派なら海藻サラダやわかめスープに、和食派ならみそ汁や酢の物、煮物に。朝は焼きのり、こんぶ煮をごはんにのせればとっても簡単な食物繊維食になります。

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