HCAってダイエットに効くの?

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HCA(ハイドロキシクエン酸)は、インドや東南アジアなどではスパイスとして利用される「ガルニシア・カンポジア」という果実の皮に含まれるエキスです。
ガルニシアのついてのウィキペディアの記事はこちらです。

日本でも、「ガルシニアダイエット」などという言葉を聞いたことがある人がいるかもしれません。
何故、HCAはダイエットに効果を発揮するのでしょうか。これまでの研究から、HCA には食事から摂った余分な糖質を脂肪として蓄積しにくくする働きがあることが分かっていましたが、さらに体脂肪の燃焼を促進する効果も確認されています。食事制限が苦手でダイエットがなかなかうまくいかない人にはうれしいHCAです。

まず、脂肪はグリセリンと脂肪酸に分解され、この脂肪酸が細胞の中に入り、ミトコンドリアと呼ばれるエネルギー生産工場に取り込まれます。このミトコンドリアに入った脂肪酸は、次にアセチルC OAという物質になり、→ A サイクルというエネルギーをどんどんと生み出す回路に入ります(= クエン酸回路) 。アセチルCoAがTCAサイクルの中でクエン酸という物質に変化し、エネルギー(AT P= アデノシン三リン酸) を合成していくのです。

ところが、エネルギーの材料となる脂肪酸が大量に取り込まれると、今度は、クエン酸がつくられすぎてしまい、細胞質内にクエン酸があふれ出すという現象が起こります。その際、あふれ出したクエン酸に、ある酵素(ATPクエン酸リアーゼ)が作用して、最終的にマロニルC 。Aという物質に変化してきます。そして、細胞内のマロニルC oAが合図となり、脂肪酸がミトコンドリアにそれ以上取り込まれないようにブレーキがかけられ、脂肪酸がエネルギーとして使われなくなってしまいます。

つまり脂肪が燃えなくなるわけです。H CAはミトコンドリアでつくられるクエン酸と分子構造が非常によく似ていて、あふれ出したクエン酸に代わって酵素にくっつきます。そうなると本来のクエン酸には酵素は反応しないことになり、結果としてマロニルCoAが増えないので、脂肪酸の燃焼にプレーキがかからなくなります。つまりミトコンドリアの中により多くの脂肪酸を取り入れ、脂肪燃焼を続けることが可能になるというわけです。