必須アミノ酸って?

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必須アミノ酸とはたんぱく質を構成している20種類のアミノ酸のうち、体内ではでは合成することのできない9種類のアミノ酸のこと。
体内で合成できないので、3度の食事やサプリメントから摂るしかありません。通常は肉、魚、乳、卵などを食べるとこれらの食材に含まれるタンパク質が体内で分解され、最終的にはここから必須アミノ酸が出てきます。たまにタンタンパク質の栄養価というような表現を使うことがありますが、これは必須アミノ酸がきちんと含まれているかどうか、足りない必須アミノ酸がないかどうかということを基準に、栄養価が決められています。
必須アミノ酸で大切なのは、「9種類のすべてが必要」ということ。このうちの一つでも欠けてしまうと、残りの8種類の効果が役目を果たしません。。
これはよく桶や家にたとえられます。
サイズの遣う9種類の木材でつくられた桶があるとします。一つの木材が大きすぎても意味がなく、また小さすぎると水が漏れてしまいます。また一つの家をつくるには、適材適所、それぞれのサイズや役割を持った木材が必要となります。ただ大きければいいわけではなく、逆に小さいと役に立たないものもあります。

このように、必須アミノ酸も同様で、やたらたくさん摂取すればいいというのではなく、9種類のアミノ酸がそれぞれバランスよく摂れていてはじめて、成り立っているということです。各アミノ酸の比率まで覚えようとすると大変ですが、総合アミノ酸を購入する際には、9種類のアミノ酸が入っているのかどうかくらいはチェックするといいでしょう。リジン、ロイシン、フェルニアルニン、バリン、トレオニン(スレオニン)イソロイシン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファンです。

バランスのいい食事をとることが大切なこともこうしたことからも説明がつくのです。

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