高麗人参(ジンセン)で活力を回復

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北アメリカやアジア原産の古代ハーブ、高麗人参(ジンセン)の歴史は非常に古いといえます。

1970年代、ロシアの運動選手が競争力を維持するのに、高麗人参(ジンセン)を使用していたことがわかり、このサプリメントは西洋で人気が出ました。ロシアの科学者によると、高麗人参(ジンセン)が強さ、スタミナ、集中力(あらゆる競技に必要です) を高めるというのです。

国際大会でのロシア選手の成績は優秀で、西洋の選手とは比べものにならないことが多く、次第に高麗人参(ジンセン)の名前が広まりました。ジンセンは、より健康になるための強壮ハープです。

ハープ用語ではアダプトジエンといい、からだを最良の状態にして病気につながるストレスへの耐性を強めるサプリメントを意味します。数々の研究から、高麗人参(ジンセン)がエネルギーや注意力を高め、免疫機能を強化し、ストレスをやわらげることがわかっており、動物実験では、がん腫瘍の成長を阻害することに成功しています。

フィトエストロゲン(植物性発情ホルモン) を多く含む高麗人参(ジンセン)は、顔面紅潮などの閉経期の症状をやわらげるため、多くの女性に使用されています。

高麗人参(ジンセン)にはいくつかの種類があります。韓国原産の朝鮮人参、アメリカ産のアメリカンジンセンのほか、朝鮮人参とよく似たシベリアンジンセンがあります。

朝鮮人参やアメリカンジンセンに含まれる有効成分は、ジンセノサイドと呼ばれる物質で、シベリアンジンセンに含まれる有効成分はイリユーセロサイドと呼ばれる物質です。いい加減な業者が多いせいで、ジンセン製品の十パーセントは質の悪いまがい物です。現在、テキサス州オースチンにあるアメリカ植物協会( ハーブの科学的研究において米国でもっとも権威がある) が、400種類を超すジンセン製品の信憑性について、3年間にわたる調査を行っており、その結果は1998年の夏に発表されています。

この研究は、まがい物を撲滅したいと願っているアメリカとカナダの有名なジンセン製品販売業者がスポンサーとなっています。

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