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ビタミンDで膝を守る

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ビタミンで骨関節症は予防できるのでしょうか。タフツ大学医学部の研究によると、ビタミン、とくにビタミンDは骨関節症を予防する効果が確認されています。

ビタミンDで膝を守る

フラミンガム心臓研究所では1980年代に、500人の男女を対象に関節炎のエックス線検査を行い、8年後、エックス線の再検査を行って食事と血中のビタミンD について調査しました。

1996年に発表された研究「関節炎とリウマチ」によると、ビタミンD摂取量のもっとも多ひぎかった人は病気の進度がもっとも遅く、逆にビタミンD摂取量のもっとも少なかった人は、膝関節に重度の骨関節症を発症させる確率が高かったということです。

太陽が照射する紫外線(UV) が、皮膚の脂肪に作用してビタミンDを生成することから、ビタミンD は「日光のビタミン」ともいわれます。このビタミンは強化乳製品や脂肪分の多い魚の脂などの食物にも含まれています。太陽光線を十分に浴びることのできない北方型気候の土地に住む人はとくにそうですが、ビタミンD は不足しがちです

1日にわずか数分日光を浴びるだけでビタミンDが生成できます。ただし、皮膚がんの原因となる日光浴をすすめているのではありません)。

ビタミンDは、健康な骨を維持するために不可欠な栄養素として知られていますが、実は膝の健康にも深く関わっています。骨を丈夫にするだけでなく、膝の軟骨を保護したり、関節の炎症を抑えたりする働きが期待されています。特に、変形性関節症の予防や進行を遅らせる上で、ビタミンDの適切な摂取が重要視されています。

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