おいしい大根おろしを作る 3 つのポイントは、
- おろし方
- おろした後の処理
- おろすタイミング
まず、おろし方で大切なのは 「 角度 」 で、おろし金に対し直角になるように大根を当てます。
こうすると、縦に走る繊維をスパッと断ち切れるため、なめらかで水気もほどほどの大根おろしになります。
逆に、大根を傾けた状態でおろすと繊維が残るため、口当たりが今ひとつの水っぽい大根おろしになつてしまいます。
面白いことに、大根おろしの味は 「 おろす方向 」 で微妙に変わります。
おろし金の面に対し、勢いよく上下に動かせば辛味成分が揮発しづらくなって辛味が増します。
ゆっくり円を描くようにすると、辛味成分がとんで甘くなります。 部位別に見れば、菓に近い上の方を使うと甘くなり、しっぽの方を使うと辛くなります。
おろしたあとの処理ですが、水気をぎゆ一っと絞るのはタブー。せっかくのビタミンCやうまみが流れ出てしまいます。
汁も一緒に食べるか、水っぽさをとりたければ目の細かいざるに入れて軽く振り、自然に水切りするといいでしょう。ここまでできたら、味がぼやけないうちにすぐおなかの中へ。おろすタイミングは 「 食べる直前 」 がいちばんです。
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