「 湯通し 」「 ゆがく 」「 ゆでる」 どれも似ていますがこれは加熱時間が短い順に並べたものです。材料に火を通すことは同じでも素材に合わせて絶妙な時間があり、ちょっとずつ時間や方法が変わります。 まず、いちばんのクイックコースが「 湯通し 」。材料をさっと湯にくぐらせたり、熱湯をかけることで、表面の汚れを取ったり、余分な油を洗い流すのが目的。
つまり、熱湯で洗うわけだ。「 ゆがく 」は、沸騰した湯に入れてさっと火を通すこと。
「 ほうれん草をゆがく 」というように、主に葉もの野菜の下ごしらえなどはこの方法。
しっかりと煮込むわけではないので、野菜がしんなりしたところで素早く取り出すタイミングが重要になる。
「 ゆがく 」を通り過ぎて、しっかり火を通すすのが「 ゆでる 」です。これは誰でも知っているように、水やだし汁でしっかり煮る調理法のことです。
もう 1 つ、「ゆでこぼす」というのもあります。これは材料をゆでて沸騰したらその汁を捨てる方法です。ごぼうのアクやサトイモのぬめりを取りたいときなど、ゆでこぼすとスッキリした味に仕上がります。
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