刃先から角、みねまで、包T 1 本をまるごと使い切る ようにすると上手に切れます。ところで包丁の「みね」とはどの部分かわかるでしょうか?
みね(峰)の文字からもわかるように、包丁の「背」普段、野菜や肉を切るときよく使うのは刃の中央部。の部分のこと。せん切りもみじん切りも刃の真ん中中を主に使うのですが、使えるのはここだけではありません。
包丁の刃というのは、角からみねまで、まるごと使える万能なツール。 切り方によって各部の使い分けができます。パーツ別に見ていくと、「みね= 背」はステーキ用の肉をたたいたり、ごぼうの皮をタワシでこすったあと、気になる汚れをこそげ取るときに使います。
柄にいちばん近い「角」は力を入れやすい部分なので、じやがいもの芽をえぐるような作業に。角に近い刃元のあたりは、じゃがいも 里いも の皮を丸ごとクルクルとむくとき都合がいいでしょう。
「刃先」は、細かい作業に向いているので、肉の筋を切るときやごぼうのささがきなどに。
先端の「切っ先」は、トマトのヘタをくりぬくときなど便利。 そしてもう 1 つ、刃とみねの真ん中の「腹」にも使い道があり、にんにくをたたいて押しっぶすようなときに使えます。包丁 1 本をフルに使いこなすことができれば、料理上手の仲間入り。
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