里芋の上手で効率的なむきかた

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サトイモには特有の「ぬめり」があるので、調理人泣かせ。洗って皮をむこうとすると、ツルンと手がすべって思うようにならない…。
ところが、この「ツルン」をなくす方法がある。「乾かしてから」皮をむけばいい。
ぬめりが出る理由は水にぬらすからで、乾いてからむけばぬめらない。実に、単純明快。そこで、水洗いしたらいったんざるに上げ、しばらく置いて水気をカットする。
乾いてから普通に包丁やピーラーを使って皮をむけば、ぬめりはなし。乾くまでの待ち時間の計算がめんどうなら、前の晩に洗ってザルに上げておけばいいだろう。
では、買ってきたサトイモを今すぐ調理したいときはどうすればいいのか。その場合は、やはり電子レンジが味方。
サトイモを洗ったあと、ラップで包み、レンジの中へ。600Wで約2分加熱。取り出して上下をカットすれば、あとは手だけでつるんとむけ、辛がかゆくなることもない。こちらも、拍子抜けするほど簡単。サトイモのぬめり成分には血圧を下げたりコレステロールを減らしたりする働きがある。
レンジで下ゆですれば、そのぬめり成分が流れ出ないため、栄養もたっぷりとれる。一挙両得の調理法なのだ。

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