昇進 うつ 病になった 昇進がきっかけでうつ病になってしまった

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昇進 うつ 病になった 昇進がきっかけでうつ病になってしまいました。私は、来年40歳のサラリーマンです。家電量販店で働いています。まじめに仕事をしてきたことが認められて、チェーン店のひとつの店長に抜擢されました。妻をはじめ、周囲の人は大喜びして、私の昇進を祝ってくれました。

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昇進 うつ 昇進がきっかけでうつ病に

私自身も、異動直後は自分の力量が会社に認められたことで、たいへん喜んでいました。

しかし、その喜びと同時に、ひとつの店をまかされるという責任の重さがずっしりと肩にのしかかっていることが実感されました。嬉しいのに不安のほうが膨らみました。責任というのは、とても重くのしかかりました。あんなに昇進したかったのが嘘のようです。

月々の売り上げ目標が達成できるだろうか。家電量販店というのは、景気に左右されるので、売り上げの乱高下がとても激しいです。だから売り上げのノルマを達成できるかそんな不安もあります。また、最近の家電は、品質がとてもいいので、なかなか買い換え需要が伸びてしまっています。いろいろ考えるとネガティブなことばかりが頭をよぎってしまいます。

また、部下とうまくやっていけるだろうか、ということも不安のひとつです。部下の中には、自分よりも年が上の人も何人かいます。

年上の部下とのコミュニケーションは、相手の尊重と信頼を築くために非常に重要です。年齢や地位の違いによるバランスを保ちながら、効果的なコミュニケーションを築く方法を自分なりにみつけなくてはなりません。

人一倍、他人への気配りを意識する性格のせいか、そのようなことも気が重くなるひとつの要因でした。

目標が達成できない月が長く続くと、降格させられることもあるので、それも大きな心配の種でした。

案外自分でも意気地無しなんだなぁ~と感じました。責任がのしかかる仕事には不向きだったのかもしれません。

店長になった月は、売り上げ目標には達したものの、満足はできませんでした。私、自身今後のことを考えると、どうしても悲観的になってしまいます。そのうちに、なかなか寝つけなくなりました。

日中のストレスや不安が夜間にも影響を及ぼし、リラックスして眠ることが難しくなることがあると聞いたことがありましたがその通りでした。私の場合、仕事、人間関係などの問題が寝付けない原因です。

しかも、朝の目覚めが悪く、いつまでもぐずぐずしていて、出かける時間ぎりぎりまでふとんの中にいて、結局、朝食もとらずに、力なく出かけていくようになりました。

夜遅く帰宅しても、夕食にはほとんど手をつけなくなりました。妻も心配でいつもうかない顔をしていました。あまりにも以前の夫とは様子が違います。自分の母親に相談すると、「それはうつ病かもしれない」と言われたそうです。

「病院に行ってみたら」言われました。でも、私は「なんで、おれが痛院に行かなければいけないんだ。いま、休んでなんかいられないのは、おまえもわかっているだろ」と聞く耳をもちませんでした。しかし、自分自身でも調子が悪いことは自覚していましたので、その後、しぶしぶ病院に行きました。診断は、軽いうつ病でした。

昇進は、サラリーマンにとっては喜ばしいことなのですが、人によっては昇進による責任を重く感じて、憂うつになつてしまい、ぞのためうつ病になるケースがみられます。これを「昇進うつ病」と呼ぶことがあります。

昇進がきっかけでうつ病になる場合

昇進は、職場での成果と能力を評価され、より高い役職や責任を任されることです。一般的には、昇進は成功や成長の証とされ、キャリアの進展を示すものです。しかし、一方で昇進がうつ病を引き起こすこともあります。

  • 負担の増加 昇進に伴って責任や業務の量が増えることがあります。新しい職務やプロジェクトへの対応が求められるため、これに対処することが難しい場合、ストレスや不安が増加する可能性があります。
  • 変化への適応 新しい職務や役職には、従来の方法や環境との違いに適応する必要があります。これに対する不確実性や適応の難しさが、うつ病のリスクを高めることがあります。
  • 人間関係の変化 昇進により、同僚や部下との関係が変わることがあります。以前の同僚との関係が悪化したり、新たな人間関係の構築が難しいと、孤立感や対人関係のストレスが増えることがあります。
  • パフォーマンスへのプレッシャー 昇進後は、より高い業績が求められることがあります。これによって、自己評価や周囲からの期待に対するプレッシャーが高まり、ストレスや不安を引き起こす可能性があります。
  • ワーク・ライフ・バランスの崩れ 昇進によって仕事の時間やエネルギーをさらに割かなければならない場合、プライベートな時間やリラックスする機会が減少し、ストレスが蓄積されやすくなります。

昇進によるうつ病のリスクを軽減するためには、次のような対策を考えることが大切です。

  • 十分な準備とサポート 昇進に向けて、必要なスキルや知識を習得し、新しい役職に適応するためのサポートを得ることが重要です。
  • 適切な時間管理 業務の効率的な管理や優先順位の設定を行い、ワーク・ライフ・バランスを保つよう心掛けましょう。
  • ストレス管理 ストレスを軽減する方法(運動、瞑想、趣味など)を積極的に取り入れて、心身の健康を保つことが大切です。
  • コミュニケーションの確保 上司や同僚とのコミュニケーションを維持し、課題や悩みを共有することで、サポートを受けることができます。

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