帰宅拒否症がきっかけでうつ病になった私の体験談

私は、現在45歳でいわゆる中堅の建設会社に勤めています。役職は名ばかりの課長で残業をしたり、日曜出勤しても手当はつきません。建設業界は現在、人手不足でそれこそネコの手も借りたい状態が5年以上続いています。

いつ異動になるか、最悪の場合は退職勧告をされるのではないかと、いつも気が気ではない日々が続いています。心配がこうじて眠れない日もまれではありません。ところが、本来であれば、安息の場であるはずの家庭が、実は私にとっては苦痛の場にすぎないことも気分を重くしているのでした。

二人の息子は今、大学受験と高枚受験が重なっています。「家でのんびりと」と思っていても、息子たちに気がねして、それもできません。顔を合わすことがあっても、はれものにさわるような感じで、ほとんど会話らしい会話もなく、かえって緊張するくらいです。

しかも、息子たちの表情からは、父親として尊敬している様子はなく、むしろばかにしているようにも思えます。そして、なによりも気が重くなるのは、妻が私の顔を見れば二言目には、「ちゃんと働いているの? そろそろ課長になってもいいんじゃない」と、愚痴を言います。

私が今、おかれている会社の実情を知ろうともせず、無能呼ばわりをする始末です。それがもとで、口げんかになることもしばしばです。こうなると、もはや家庭に私の居場所はまったくなくなります。私のやすらぎの場はどこにもないのです。

私は、とうとう精神的に追いつめられていきました。外泊もたびたびするようになります。もちろん、それほど自由になるお金を持っているわけでもなく、たまたま陽気がよい季節だつたので、公園のベンチで寝ていたのです。精神的にも不安定になり、うつ状態に陥ってしまいました。事情を知った親友が心配して、「ナイトホスピタル」を教えてくれ、今は治療を受けながら、そこから出勤しています。

帰宅拒否症にはヌーススピリッツ

ナイトホスピタル