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電磁波が害になる理由

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アメリカでは、携帯電話が原因で脳腫瘍になったという訴訟や、電子レンジがもとで白内障になったというようなケースの訴訟が現実に幾つも起こている。

これらの訴訟の焦点になっているのが「電磁波」の問題だ。日本でも、電磁波の与える悪影響の話をよく耳にする。実際、バスの中で携帯電話を使ったら、同乗していた人が着用していた心臓のペースメーカーに異常が生じたという事故も報告されており、多くの病院では、携帯電話の使用を禁止している。

通勤電車でも使用禁止が通告されるようになった。また、飛行機も、自動操縦に誤作動が生じないよう、離着陸時にはオーディオ機器等の使用を禁止している。こういった事態は、電磁波が機器の中に入り込み、電磁誘導によって配線に電流が流れるために起こる。電磁誘導とは、何らかの影響で磁場が変化した時、コード線やコイルにふいに電流が流れる現象のこと。

強い電磁波ほど強い電流が流れるのはいうまでもない。では、人間の体の中にも、電磁波の影響で電流が流れ、先に挙げたアメリカの訴訟のように害を及ぼすのだろうか。もともと地球には磁力がはたらいているため、私たちは大きな磁場に住み、常にその影響を受けていることになる。

しかし、この磁場は、ほとんど変化しないので普通は体の中に電流が流れることはない。ところが、携帯電話などから出る電磁波の磁場は常に変化し、しかも発生源から休までの距離が近いので、体の中を電流が流れる可能性は高い。体に電流が流れるとするとどんな害が考えられるか。

人間は細胞分裂を繰り返して成長しているわけだが、この細胞分裂の際に電流が流れると、遺伝情報を伝達するD N Aに異常をきたす場合が出てくる。そういった細胞はほとんど死んでしまうが、ガン細胞になるものもあると考えられる。しかし、まだはっきりと証明されたわけではない。日本における研究が極めて少ないからである。

だが、害になる可能性のあるものに対して、用心するにこしたことはない。テレビや蛍光灯などは、距離を置くことによって電磁波の影響も小さくなるので、なるべく離れて使用するようにする。また、ドライヤーや電気カミソリ、電気毛布など、体から離して使用することのできないものは、使用時間を減らすなど心掛けたい。