初心者にもわかる「USBメモリ」

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USBメモリは持ち運びに優れた記憶装置

USBメモリは「メモリ」という名前が付けられているが「メモリ」はパソコンに搭載されている内蔵のメモリとは別物で、電源を消してもデータが消えない「フラッシュメモリ」という意味。

現在販売されているパソコンには、USBに対応している挿し込み口が必ず付いている。また、データの書き込み・読み込みが容易で、持ち運ぶのに適したサイズ・重さとなっている。さらに最近ではどんどん大容量化がすすみ、64GB、128GBと容量の大きいタイプ、そしてUSB3.0という新しい規格に対応した高速なUSBメモリが登場している。

USBメモリの利点を挙げるとすると、のパソコンでも使えるということ。更に書き込みや読み込む際に、特にソフトウェアを必要としないのも利点。

そしてそれは、持ち運びを前提とした記憶装置としてはとても優秀だと言える。さらにサイズも標準的なもので5 ~ 8 cm 程度の大きさしかなく、価格が安いとなれば言うことナシ。

  • どのパソコンでも利用することが可能…パソコンを選ばず使えるので同じOSであれば互換性を気にしなくてよい。
  • 手軽に持ち運びしやすいサイズ…最大でも8 cm 程度のサイズなので持ち運びの際も邪魔にならない。
  • 手頃な値段で手にしやすい価格設定…4GBのモノで1000~2000円程度と、気軽に購入しやすい。

PC以外にも使える

USBメモリはどのようなパソコンでも使える万能な記憶装置だが実はパソコンだけでなくPS3 や複合型プリンタ、CD /DVD ミニコンポなどのデジタル家電の中にもUSB メモリを挿入することができるモノがある。これらのデジタル家電でUSBメモリを使用する場合、特にドライバなどのソフトウェアのインストールが必要なく、パソコンを介さずして単体でUSB メモリが使用できるため、使い方によっては非常に便利だといえるだろう。
また最近では、スマホからデータ移行やタブレットの記憶媒体としても使用が可能。

ちょっと専門的な話「USBメモリの中身」

USBメモリは大きく分けて、フラッシュメモリ・コントローラチップ・USB端子の3つの部品から成り立っている。この中で1番重要なのはフラッシュメモリで、ここにUSB メモリに保存されるデータの全てが書き込まれる。
またコントロールチップはデータの受け渡しや読み書きなどの処理をするところでUSB 端子はパソコンと接続する部分となっている。

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