「ダイエット」と一致するもの

αリポ酸 とは?

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αリポ酸 とは? どんな働きや効果があるのでしょうか?αリポ酸 は糖質をエネルギーに変換する際に必要となる補酵素。αリポ酸がないと、ブドウ糖から変換されたピルビン酸が次のステップであるアセチルCOAに変換できなくなってしまいます。αリポ酸

αリポ酸 とは

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ブドウ糖は、アセチルCOAに変換されて初めてTCA回路に入ることができるため、エネルギー源を TCA 回路に送り出すことができなくなってしまうわけです。また、αリポ酸 は、脂肪の蓄積の場となる脂肪細胞の成長を抑制するという報告があり、ダイエットに有効な素材でもあります。

αリポ酸 ダイエット 効果

αリポ酸は、細胞内でエネルギー産生に関与する酵素であるミトコンドリアで自然に作られる脂肪酸の一種です。αリポ酸は、抗酸化物質としても知られており、体内の酸化ストレスから細胞を保護する役割を果たします。

ダイエットや健康増進の補助として、αリポ酸が注目されていますが、その効果については以下のような点が指摘されています。

  1. 脂肪燃焼の促進: αリポ酸は、脂肪酸の代謝を促進することが示唆されています。このため、αリポ酸を摂取することで、脂肪の燃焼を助け、体重管理やダイエットに役立つと考えられています。

  2. エネルギー代謝の改善: αリポ酸は、ミトコンドリアでエネルギー産生に関与するため、エネルギー代謝を改善する効果が期待されます。これにより、体内のエネルギー利用が効率的になり、運動や日常生活での活動量を増やすことができます。

  3. 血糖値の調整: 一部の研究では、αリポ酸が血糖値を調整する効果が示されています。血糖値の安定化が、過剰な食欲や間食を抑制し、ダイエット効果を促進する可能性があります。

  4. 抗酸化作用: αリポ酸は、抗酸化物質として活性酸素を除去し、細胞を酸化ストレスから保護します。これにより、細胞の健康を維持し、代謝の正常化に役立ちます。

しかし、αリポ酸のダイエット効果については、研究結果が一貫していないことや、効果が個人差があることが指摘されています。また、副作用や相互作用についても注意が必要です。特に、高用量のαリポ酸サプリメントは、消化器系の不快感や低血糖症状などの副作用を引き起こす可能性があります。

そのため、αリポ酸をダイエット目的で摂取する場合は、医師や栄養士との相談を重視し、適切な摂取量や方法を選択することが重要です。また、αリポ酸単体ではなく、バランスの取れた食事や適切な運動と併用することで、より効果的なダイエット効果が期待できるでしょう。

αリポ酸 をつかって効果的にダイエットをする方法

リポ酸を使用して効果的にダイエットをするためには、以下のような方法があります。

  1. 適切なαリポ酸サプリメントを選択する: αリポ酸のサプリメントは市販されていますが、品質や含有量にはばらつきがあります。信頼性の高いメーカーから製品を選び、成分表示や摂取量の指示を確認しましょう。また、医師や栄養士に相談して適切なサプリメントを選ぶことも重要です。

  2. 適切な摂取量を守る: αリポ酸の摂取量は、個々の体重や健康状態によって異なります。一般的には、日量300〜600mgのαリポ酸を1日2〜3回に分けて摂取することが推奨されています。しかし、医師や栄養士に指示された量を守るようにしましょう。

  3. バランスの取れた食事を摂る: αリポ酸を摂取するだけでなく、バランスの取れた食事を摂ることも重要です。食事には、野菜、果物、たんぱく質、健康な脂質を含む食品を選びましょう。加工食品や砂糖の摂取を控え、栄養豊富な食事を心がけましょう。

  4. 適度な運動を行う: αリポ酸のダイエット効果を最大限に引き出すために、適度な運動を行うことが重要です。有酸素運動や筋力トレーニングなど、自身の体力や目標に合った運動を定期的に行いましょう。

  5. 水分摂取を増やす: 水分摂取を増やすことで、代謝を促進し、デトックス効果を高めることができます。水分をこまめに摂取し、体内の老廃物を排出することが重要です。

  6. 睡眠を十分に取る: 睡眠不足は代謝を低下させ、食欲を増加させる可能性があります。十分な睡眠を取ることで、代謝を改善し、ダイエット効果を高めることができます。

これらの方法を組み合わせて、αリポ酸を効果的にダイエットに活用しましょう。ただし、効果を実感するまでには時間がかかる場合がありますので、根気よく取り組むことが大切です。

ただし、α・リボ酸だけを摂取したからといって即ダイエットができるわけではなく、エネルギー産生のために共同してかかわる ビタミンB群カルニチン コエンザイムQ10 などといった成分も必要になりますし、有酸素運動などをして、エネルギーを消費しないと、ダイエット効果はないものと考えられます。

ダイエット 効果の他に αリポ酸 の効果で注目されるのは、万能の抗酸化剤であるという点です。そう呼ばれる理由は2つあります。1つ目は、αlリボ酸 は水にも油にも溶けることができるので、カラダの中の水の多い部分でも油の多い部分でも抗酸化力を発揮できるという点です。

2つ目は、活性酸素を除去する効果が非常に強いという点です。活性酸素といっても、その性質や構造上から約8種類の酸化物質に分類されます。抗酸化機能を有する物質はたくさんありますが、8種類の酸化物質をすべて除去できる物質はなかなかないのが現状なのですが、α・リボ酸は酸化物質のほとんどを除去できる効果を有しているのです。

さらに ビタミンC や ビタミンE の約 400 倍の抗酸化力を有するため、生体内で酸化された ビタミンC や ビタミンE まで再活性化させる働きがあります。 αリボ酸 の3番目の効果として、注目を集めているのが 解毒 という効果です。 αリボ酸 は分子構造に硫黄(S)を二つ持っています。硫黄化合物であることで、細胞内のグルタチオンのレベルを上昇させ肝機能の保護機能を有することや、有害金属を体外に排出する効果があるとされています。

αリポ酸 ダイエットには詳しい記事が多数あります。

サプリ Q&A

日本で購入できない サプリメント 購入方法 も

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日本で購入できない サプリメント はアメリカで購入できるのでしょうか。アメリカのサプリに関する作用への期待は大きいことは、解説した通りですが、健康を害する恐れのあるサプリメントに関しては厳しく取り締まるようになりました。一番よく知られている例では、エフェドラの流通禁止です。

日本で購入できない サプリメント アメリカも厳しい取り締まりがある

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エフェドラは、食欲を減退させる効果がある物質で、マオウと呼ばれる植物に多く含まれる物質です。

エフェドラは、中国やインド原産の常緑低木で、マオウとも呼ばれます。エフェドラには、エフェドリンや偽エフェドリンなどのアルカロイドが含まれており、交感神経を刺激する作用があります。

日本では、マオウは医薬品成分であるため、サプリメントには使用できませんが、アメリカでは、サプリメントに盛んに配合されていました。このエフ工ドラは、確かに食欲を減退させ、ダイエットには効果的ではありましたが、副作用として肝硬変を起こすことが知られていました。
実際にアメリカでもエフェドラを含むサプリメントで肝硬変になったという被害が相次ぎ、FDAではこのエフ工ドラを使用した製品を使用して健康被害に遭った場合の治療に対しては保険適用外とすることを決め、市場への流通禁止措置を行いました。
さらに、最新の情報では、2004年3月1日にFDA はアンドロステンジオンなどのプロホルモンを製造する23の業者に対し警告を発し、彼らに製造中止を指示しました。この条件を受けなければ業者を逮捕し、刑事訴訟をするという厳しい措置でした。

次に、プロホルモンが公に不法になりました。2004年6月4 日アメリカの議会はこれらの製品を、つくる、販売する、所有する、使用することを不法にする法案を可決しました。プロホルモンは、科学的に合成されたホルモンで、ドーピング禁止薬物にも指定されている成分です。パフォーマンスは向上するかもしれませんが、人体に影響を及ぼす恐れがあります。
ちなみに日本では元からプロホルモンは医薬品抜いのため、サプリメントとして販売することはできません。今後も、アメリカにおいてもドーピング禁止薬物が健康被害の観点からサプリメントショップから消えていく可能性は十分に考えられると思います。

【第3類医薬品】コレストン 168カプセル

商品特徴 3つの有効成分『大豆油不けん化物』(ソイステロール)、『バンテチン』、『ビタミンE』により、腸管から血中の余分なコレステロールの吸収を抑制、肝臓におけるコレステロール代謝を改善、血流をスムーズにし、手足の冷えやしびれを緩和します。

効能・効果

血清高コレステロールの改善
血清高コレステロールに伴う抹消血行障害(手足の冷え・しびれの緩和)

内容量

168カプセル

成分・分量 

成人1日量(6カプセル)中に次の成分を含んでいます。

◇パンテチン (80%パンテチン水溶液) 375mg
肝臓におけるコレステロール代謝の促進により、血液中の過剰なコレステロールを減少させ、血管壁への着を抑えます。
◇大豆油不けん化物(ソイステロール) 600mg
大豆由来の成分で、腸管からのコレステロールの吸収を抑制し、排泄を促進します。
◇酢酸d-α-トコフェロール(天然型ビタミンE) 100mg
抗酸化作用により、過酸化脂質の生成を抑制し、抹消血行障害を改善します。

添加物としてサフラワー油、ポリソルベート80、カプセルにグリセリン、酸化チタン、サンセットイエローFCF、ゼラチン、D-ソルビトールを含んでいます。

用法・用量

次の量を食後に水又はぬるま湯で服用してください。

年齢 1回服用量 1日服用回数
成人(15才以上) 2カプセル 3回
15才未満 服用しないこと

【用法・用量関連注意事項】
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)血清高コレステロールの改善には食事療法が大切なので、本剤を服用しても食事療法を行ってください。

使用上の注意
■相談すること
次の場合は,服用を中止し,この説明文書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。
1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合
保管及び取扱い上の注意 (1)直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
また、服用のつどビンのフタをしっかりしめてください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
(4)表示の使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
製造販売元 会社名:久光製薬株式会社
住所:〒100-6221 東京都千代田区丸の内1-11-1

MRPって?

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「MRP」とは「ミール・リプレイスメント・パウダー」の略で日本語では「代替食」などと訳されます。食事の要素を取り入れた簡易食です。本来は、粉末である必要はありませんが、簡易ということになると、水や牛乳でシェイクして飲めるということで粉末状がほとんどです。
プロテインにデキストリンなどのエネルギー源とビタミン、ミネラルを配合した、「プロテイン+α」として販売しているケースもありますが、少し凝ったものになると3大栄養素のバランス(PFCバランス) も考慮して脂質も敢えて配合しているものもあります。
この場合の脂質は、中鎖脂肪酸などのエネルギーとして使われやすい脂質が配合されていることが望ましいかと思います。

その使い方はさまざまで、単純に食事の代わりにしたり、食間に飲んだり、または食事にプラスαしてバランスを考慮しながら食事のボリュームを増やしたりするときに役立ちます。
使い方によってはダイエットにも使えますし、逆に筋力アップなどの目的で体重を増やすときにも使えます。

典型的なダイエット用の使い方は、朝と昼は通常通りの食事を摂り、夕食をMRPにしてしまうという方法。その際にボリュームが足りなければ、これにバナナや野菜ジュースなどをプラスαしていきます
バルクアップの場合は、食間やトレーニング後にMRPを使うことで、1日合計4~5食としていきます。一度に必要以上の大量エネルギー摂取をしても体内で有効に活用されませんから、なるべく食間などを狙い、MRPで「小さなバランスのとれた食事」をプラスオンしていくという考え方です。1日の食生活をデザインするという観点からは非常に使い道の多い、お役立ちのサプリメントです。

HCA(ハイドロキシクエン酸)とは?

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HCA(ハイドロキシクエン酸)は、インド、東南アジアなどではスパイスとして利用されている「ガルシニア・カンボジア」という果実の皮に含まれるエキスです。

日本でも、「ガルシニアダイエット」という名前を聞いたことのある人も多いかと思います。何故HCAはダイエットに効果を発揮するのでしょうか。これまでの研究から、HCA には食事から摂った余分な糖質を脂肪として蓄積しにくくする働きがあることが分かっていましたが、さらに体脂肪の燃焼を促進する効果も確認されています。

まず、脂肪はグリセリンと脂肪酸に分解され、この脂肪酸が細胞の中に入り、ミトコンドリアと呼ばれるエネルギー生産工場に取り込まれます。このミトコンドリアに入った脂肪酸は、次にアセチルCOAという物質になり、TCAサイクルというエネルギーをどんどんと生み出す回路に入ります(= クエン酸回路) 。アセチルCOAがTCA サイクルの中でクエン酸という物質に変化し、エネルギー(A T P=アデノシン三リン酸) を合成していくのです。

ところが、エネルギーの材料となる脂肪酸が大量に取り込まれると、今度はクエン酸がつくられすぎてしまい、細胞質内にクエン酸があふれ出すという現象が起こります。過剰な状況です。
その際、あふれ出したクエン酸に、ある酵素(ATPクエン酸リアーゼ)が作用して、最終的にマロニルCOAという物質に変化してきます。そして、細胞内のマロニルCOAが合図となり、脂肪酸がミトコンドリアにそれ以上取り込まれないようにブレーキがかけられ、脂肪酸がエネルギーとして使われなくなってしまいます。
つまり脂肪が燃えなくなるわけです。HCAはミトコンドリアでつくられるクエン酸と分子構造が非常によく似ていて、あふれ出したクエン酸に代わって酵素にくっつきます。そうなると本来のクエン酸には酵素は反応しないことになり、結果としてマロニルCOAが増えないので、脂肪酸の燃焼にブレーキがかからなくなります。つまりミトコンドリアの中により多くの脂肪酸を取り入れ、脂肪燃焼を続けることが可能になるというわけです。

HCAってダイエットに効くの?

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HCA(ハイドロキシクエン酸)は、インドや東南アジアなどではスパイスとして利用される「ガルニシア・カンポジア」という果実の皮に含まれるエキスです。
ガルニシアのついてのウィキペディアの記事はこちらです。

日本でも、「ガルシニアダイエット」などという言葉を聞いたことがある人がいるかもしれません。
何故、HCAはダイエットに効果を発揮するのでしょうか。これまでの研究から、HCA には食事から摂った余分な糖質を脂肪として蓄積しにくくする働きがあることが分かっていましたが、さらに体脂肪の燃焼を促進する効果も確認されています。食事制限が苦手でダイエットがなかなかうまくいかない人にはうれしいHCAです。

まず、脂肪はグリセリンと脂肪酸に分解され、この脂肪酸が細胞の中に入り、ミトコンドリアと呼ばれるエネルギー生産工場に取り込まれます。このミトコンドリアに入った脂肪酸は、次にアセチルC OAという物質になり、→ A サイクルというエネルギーをどんどんと生み出す回路に入ります(= クエン酸回路) 。アセチルCoAがTCAサイクルの中でクエン酸という物質に変化し、エネルギー(AT P= アデノシン三リン酸) を合成していくのです。

ところが、エネルギーの材料となる脂肪酸が大量に取り込まれると、今度は、クエン酸がつくられすぎてしまい、細胞質内にクエン酸があふれ出すという現象が起こります。その際、あふれ出したクエン酸に、ある酵素(ATPクエン酸リアーゼ)が作用して、最終的にマロニルC 。Aという物質に変化してきます。そして、細胞内のマロニルC oAが合図となり、脂肪酸がミトコンドリアにそれ以上取り込まれないようにブレーキがかけられ、脂肪酸がエネルギーとして使われなくなってしまいます。

つまり脂肪が燃えなくなるわけです。H CAはミトコンドリアでつくられるクエン酸と分子構造が非常によく似ていて、あふれ出したクエン酸に代わって酵素にくっつきます。そうなると本来のクエン酸には酵素は反応しないことになり、結果としてマロニルCoAが増えないので、脂肪酸の燃焼にプレーキがかからなくなります。つまりミトコンドリアの中により多くの脂肪酸を取り入れ、脂肪燃焼を続けることが可能になるというわけです。

植物性タンパクと動物性タンパクについて

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この場合のサプリはプロテインのことだと推測されます。大豆のタンパク質を使ったプロテインと、乳のタンパク質を使ったプロテインとの違いということでしょう。
イメージからすると植物性は健康によく、動物性はコレステロールなど健康にあまり好ましくないという印象を持つかもしれませんが、実はこの点は誤解が多いのです。

まず、動物性とはいってもタンパク質を精製していますから、コレステロールなどの脂質は含まれていません。むしろタンパク質が分解されてアミノ酸となった際のアミノ酸の組成は動物性のもののほうが優れています。
つまり、〝筋肉の材料としては動物性タンパク質の方が向いている″ ということです。そうなると〝大豆のプロテインは劣るのか? 〞という印象を逆に持たれるかもしれませんが、これもまたそうではありません。確かにアミノ酸組成としては動物性のホエイブロティンなどのほうが優れていますが、大豆には大豆特有の効能があり、例えばコレステロール値を下げるとか、脂肪燃焼効果があるとか、腹持ちがいいとか、筋肉の材料以外の点ではむしろすぐれているところが多々あります。
つまり両者はどちらが上とか下とかいった関係ではなく、その目的に応じて選び、使い分けることが理想でしょう。筋肉の=材料としてはホ工イブロティン、ダイエット目的では大豆プロテインといった具合です。最近はその両者のメリットを生かすべく、ホエイと大豆をブレンドしたプロテインも発売されています。

ラム肉は太らないの?

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サプリを使ったダイエットをはじめると、やはりどうしても「肉食べたくなる」時期がくる。せっかくダイエットしているのだから肉はカロリーが多いし、脂肪分も多いので避けたいが、やっぱり食べたい!!

ラムは1歳未満の仔羊で、「マトン」は1歳以上の羊を指しますが、いずれも「羊の肉」ということになります。羊の肉には、「カルニチン」と呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれています。このカルニチンは、分解された脂肪酸をクエン酸回路に運搬するという役割をするため、脂肪の燃焼には欠かせません。そして加齢とともに体内のカルニチン濃度が減ることが、歳をとると太りやすくなる理由の一つともいわれています。
そこでカルニチンを多く含むラム肉を食べると、脂肪酸の運搬がスムーズに行われて脂肪が燃焼されやすくなり、太らないのではないかと考えてしまうわけです。しかし、残念ながら実際にラムのもも肉100gには、タンパク質19gに対して脂質も14g含まれているのも事実です。
したがって相当量の脂質も同時に摂取されることになるので、ラム肉を食べ続けた場合には、やはり脂肪の蓄積は避けられないでしょう。ちなみに100g中に含まれるカルニチンは約200mgと、確かに有効推奨量とされる180mgに達しますが、必要以上のエネルギーと脂質も同時に摂取してしまうことになります。ラム肉自体は悪くありませんが、カルニチンを摂取するという目的でラム肉をひたすら食べることは逆効果といえます。サプリメント活用の一つのメリットは必要な栄養素や成分だけを確実に摂取するという点にもありますので、すべてを一般の食材からのみ摂取しようとすると、かえって無理が生じることがありますので注意が必要です。
基本的には、全ての食材を少しずつ摂りながら、食べ過ぎに気を付け、適度な運動、脂肪燃焼に効果のあるサプリの活用がおすすめです。

アミノ酸とたんぱく質ってどう違うの?

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アミノ酸とはたんぱく質を構成している最小の単位の物質です。つまり、アミノ酸がつながってタンパク質がつくられ、逆にタンパク質が分解されるとアミノ酸となります。

トレーニング後に飲むプロテインも最終的には、アミノ酸という形になって吸収され、体内で利用されるのです。 しかし、分子構造上のアミノ酸の定義に則れば、アミノ酸と分類されるものはおよそ500種類もあり、このうちのわずか20種類のアミノ酸でタンパク質は構成されています。

「タンパク質とアミノ酸は同物質」というイメージがあるかもしれませんが、いくつかのアミノ酸はタンパク質を構成するということ以外にも単独での特長を持っています。

例えば、アルギニンというアミノ酸は血管を拡張させたり、リジンというアミノ酸は成長ホルモンの分泌を促進させ たり、といった具合です。また、20種類のアミノ酸以外のアミノ酸に分類されるものにも、瞬発力をアップさせたり(クレアチン) 、脂肪燃焼に関与したり(L・カルニチン) 、という特長を持ったアミノ酸があります。

カルニチンは脂肪酸を燃やすカギ

ちなみに、タンパク質を構成している20種類のアミノ酸のうち、9種類のアミノ酸は体内で合成することができないため、この9種類を「必須アミノ酸」と呼び、特に重要とされています。 必須アミノ酸が体内で合成されないことには変わりないので、ダイエットにしろ、筋肉づくりにしろ、それはカラダづくりには欠かせません。ちなみにうま昧や甘味料の成分となるアミノ酸や胃粘膜の生成といった生理機能を持つアミノ酸もあり、カラダづくりのジャンルを超えて活用されています。

サプリメントを飲む時、牛乳やお茶でもいいの?

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これは、飲むサプリメントの種類や内容によります。たとえばプロテインなどは、牛乳やオレンジジュースで割ることは問題ありません。特にトレーニング直後などの場合は、水よりもオレンジジュースなどをすすめるくらいです。
しかし、通常のアミノ酸の場合は、吸収スピードが大切ですから、できれば牛乳は避けて水で飲むほうが望ましいでしょう。
またダイエット中の人などは、牛乳やオレンジジュースはその分のエネルギーが付加されることになりますから、場合によっては水で割るほうが無難です。意外と難しいのはお茶かもしれません。お茶には、カテキン、タンニン、ポリフェノール、カフェインなど、いろいろな成分が含まれており、例えばタンニンは、鉄分の吸収を阻害するとか、カテキンは、血圧上昇を抑制するとか効果もまちまちです。単純に考えても、ビタミン、ミネラル系のサプリメントはお茶では飲まない、また就寝前のお茶は避けるなどは、意識してもいいと思います。基本は水で飲むように習慣づけるのがスタンダードです。
少なくともマイナスの要素がないことと、摂取エネルギーの計算などが確実にできること、そしてどこでも一番簡単に手に入ることが、主な理由です。

本気 で ダイエット したい!

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脂肪は、常に、合成と分解を繰り返します。合成が優位になってしまうと脂肪は溜まる一方です。逆に分解が優位の時には、 ダイエット効果 が アップ します。とてもシンプルで当たり前の理屈です

現状維持の人は、この合成と分解の綱引きのバランスが均衡しているということになります。 痩せられない人は、このバランスを少しでもいいから分解に傾けてやることに最大限力を注ぎます。

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均衡状態からならまだしも、仮に合成に傾いているとなると、逆方向の分解に傾かせるのはかなりの努力が必要になります。しかし、ここがダイエットの「最大のポイント」 なのです。

具体的には、 食事 運動 サプリメント の 3方向 からアプローチをします 。まず食事はを朝食べて、昼・夜は、カロリーを抑えたメニューを食べます。3食 食べる習慣は基本中の基本です。

極力、 高たんぱく 低脂質 を意識します。 肉・魚・卵・乳・大豆製品が代表的です。しかし、これらの中には高エネルギーなものも含まれています。まずは、食品群ごとに低エネルギーなものと高エネルギーなものに分類しましょう。

そして運動の要素を取り入れます。 有酸素運動 が効果的ですが、さらにその効果を上げるために、 有酸素運動前 に軽い 筋トレ を行います。 スクワット や 腕立て伏せ 、 腹筋運動など、どれも自宅でお金をかけずに行えるものです。

汗ばむ程度の運動を20分程度頑張ります。その後、早歩きくらいのスピードで30~40分間ノンストップで有酸素運動を行います。極めつけは、ここでサプリを活用します。筋トレ運動の30分前くらいに摂取ます。 週4回(3回と4回の差は大きい) このパターンを行い、残りの3日も通勤や買い物や掃除など、カラダを動かす前にサプリメントを摂取するようにします。

そのときの体重や体脂肪で一喜一憂せずに、週単位での傾向をチェックしていきます。 そして測定するタイミングはいつも変えないようにします。(起床時すぐ、あるいは、就寝直前など)。
3ケ月続けられたら、きっと脂肪は分解に傾いていきます。 サプリメントは「Lカルニチン」、コレウス(ハーブ)を使います。