驚くべき「指ひねり」の効果

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ひねりほぐして気の流れを改善
東洋医学では、体じゅうを巡きる生命エネルギーのことを気と呼びます。今回ご紹介する「指ひねり」は、この気の通り道でけいらくある経絡を刺激する健康法です。

指ひねりは、だれでも簡単に行うことができ、さまざまな症状に対して有効です。私たちの体の中には、十数本の経絡があります。そして、それぞれの手の指先には、肺経、大腸経、心包経、三焦経、心経、小腸経という6つの経絡が通っています。

指をひねることによって、経絡に刺激を与えて、悪い気の流れをよくします。そして、症状の改善を目指すのです

不快な症状がある方は、ご自身で指ひねりを行ってもらうことで、症状改善の効果を上げるのです。それでは、指ひねりのやり方をご説明しましょう。

指定された指の関節を、反対の手の親指と人差し指ではさみ、関節を回すようにコリコリとひねってもみほぐしてください。症状によって、刺激する関節の場所は異なります。

症状によっては、関節がかなりかたくなっていたり、もむと痛みを感じたりするかもしれません。しかし、指ひねりを行ううちに、こりはしだいにほぐれて、やわらかくなっていきます。指ひねりは、刺激する場所の数にかかわらず、片手につき3分ずつ行ってください。両手の場合は計6分です。これを1回として、1日1~2回行いましょう。行う時間はいつでもかまいません。自宅でテレビを見ているときや、会社の休憩時間、通勤時など、空いている時間を利用するといいでしょう。また、刺激する箇所に指定されていない場所や、指全体を刺激してもかまいません。
第二関節が指定されている場合でも、第一関節がかたくなっていたり、指全体がこわばっていたりすることが少なくないからです。症状の改善には、こっている部位を重点的にほぐしていく、という意識が重要です。
痛いところは特に丁寧に
指ひねりは、多くの痛気に対して有効ですが、ここでは代表的な症状についてふれてみましよう。まず、腰痛です。座り仕事が多いかたの腰痛は、小指の第一関節を中心に指をひねってください。腰の痛みが発生している場所によって、刺激する指は違います。

腰の右側が痛む場合は右の小指を、左側が痛む場合は左の小指をひねります。真ん中が痛むなら、両手の小指をひねhソましょう。慢性的な腰痛に悩んでいるかたには、第一関節だけでなく、両手の小指全体をひねることをお勧めします。そして、ひねっているうちに、痛いところが見つかったら、そこを特に念入りにひねるといいでしょう。次にひざ痛やリウマチです。これらの症状には、両手の小指の各関節をひねってください。

特に、各関節の外側を重点的に刺激するといいでしょう。どちょらかのひざが勝れていたり、水がたまっていたりする場合は、主に左手をしっかりひねってください。頭痛は、親指の爪の両わきをひねります。頭全体に痛みが拡散していたり、場所が特定できなかったりする場合は、両手の親指を刺激してください。偏頭痛で局所的に痛む場合は、痛む場所によってひねる場所が異なります。頭の右側が痛むなら右の親指を、左側が痛むなら左の親指を、真ん中が痛むときは両手の親指をひねります。

肩こりは、薬指のつけ根の第三関節をひねります。右肩がこつていれば右の薬指、左肩がこつていれば左の薬指をひねってください。肩こりが重症の場合は、さらに人差し指と小指の第三関節もひねるといいでしょう。この場合も、こりが左右の肩で違えば、ひどくこっている側の指を中心に刺激します。首のこりは、親指の第二関節です。
こちらも同様に、首の片側にこりをより強く感じるようなら、こりを感じているほうの指を中心にひねります。真ん中あたりがこつている場合は、両手をひねってください。

疲れ目や老眼、精神的疲労には、左右の中指をひねります。第一関節を中心に、第二関節、第三関節もひねってください。特にかたかったり、腫れぼったかったり、違和感のある関節があれば、そこを重点的にひねりましょう。不眠には、右手の薬指の第三関節をひねります。
もしも左手の薬指をひねってみて、強い痛みや、こわばりを感じたら、併せて左もひねるといいでしょう。耳鳴りや難聴には、両手の薬指をひねります。
第一関節、第二関節、つけ根の第三関節をひねりましょう。高血圧には、左手の小指の第三関節をひねるといいでしょう。
糖尿病は、左手の親指を丹念にひねります。気持ちいいくらいの力で、第一関節と第一一関節をほぐすように行いましょう。