落ちたものを口にするぐらいになると生命力がアップ

  • 投稿日:
  • by

周囲の菌と仲良くするとことで生命力もアップする

今、AV やエロ画像は好きだけれども、リアルな恋愛やセックスができない若い男性が増えています。先日、ある男子学生と話していたら、「昨日は、友だちの○○ちゃん(女子学生)の家に泊まりました」と言います。「で、セックスしたの?」と聞いたら、「友だちなんだからそんなことはしないですよ」と笑うのです。若い男女が2 人きりで一晩を過ごし、何もないことのほうが私の世代には驚きです。

昔と違って、男性が獣からどんどん離れていっています。若い男性の童貞率が高いのも、「草食系」と揶揄されて平気なのも、その現れです。

「セックスは汚い」といって興味を示さない男子、AVを見ているだけで満足している男子が増えています。「AVは実写よりも、アニメのほうが美しくていい」と言う者までいます。日本人がセックスレス化している第3 の問題点は、そこにあります。行き過ぎた清潔志向です。

抗菌グッズを使いまくり、自分に消臭スプレーをかけ回す若い姿は、まさに異常です。人間は腸内細菌をはじめとする多種多様な菌類と共生する一生物であり、動物の一種である以上、周囲に菌がいても、自分や他者に匂いがあっても当たり前です。

ところが、目に見えない細菌におびえ、排除しようとする超清潔社会に住んでいると、セックスのような獣っぼい行為が気持ち悪くなります。衛生管理の行き届いた狭い獣舎でセックスを忘れ、目の前に出された餌を食べ続ける家畜のようなものです。

「生物としての自分」という野生性を忘れては、セックスを忘れるのも当然の成り行きでしょう。貧困家庭で多少汚い環境で育った男性は、初体験が早く童貞率が低いことがわかっています。セックスヘの意欲が高いのです。反対に、裕福で教育環境の整った家庭で育った男性は、大脳皮質ばかりに刺激が行き、爬虫類脳が刺激されないので、性にガツガツできない人が目立ちます。

精力とは、生きる力の象徴です。人間の生命力をつくつているのは腸内細菌です。腸内細菌を活性化させるには、外から菌を取り入れることが不可欠です。外から腸に菌が入ってくると、それが腸内細菌の刺激となり、数をどんどん増やしていくからです。腸内細菌の活性力が高まれば高まるはど、生命力は向上し、爬虫類脳は刺激され、性欲を感じさせる野生性は目覚めていきます。

私には70歳を過ぎて精力旺盛の友人がいます。彼は、中国の広州で養殖しているミミズを取り寄せて食べています。土で暮らすミミズは土壌菌の宝庫で、精力のとても旺盛な生きものです。そんなミミズを食べると全身の血流が促進され、とくにアソコの血流が増えて精力が増強すると彼は言い、どんな精力増強剤より効くと断言します。

脳梗塞、心筋梗塞の後遺症の回復に「赤ミミズ食品」が注目集まる

ただ、養殖のミミズは非常に高価で、私にはそんなお金がありませんから、土壌菌のカプセルを1 日1錠飲んでいます。わずか1 グラムの土の中には、数億個もの細菌が棲んでいますが、それと同じような土壌菌類をカプセルにすることに成功したのです。

私が70歳を過ぎて現役であり続けられるのは、毎日数億個もの土壌菌を飲んで腸内細菌を活性化し、野生性を鍛えているからだと実感しています。私だけの話では信憑性こいずみたけおに欠けるので、東京農業大学の小泉武夫名誉教授にも試してもらいました。翌日、小泉教授から電話が入りました。

「土壌菌は本当に効くね。久しぶりに元気になったよ」もっと手軽に土壌菌を取り入れる方法もあります。落ちたものを食べることです。思えば私たちが子どもの頃は食糧事情が悪く、遊びといえば野山に食べられるものを探しに行くことでした。ドジョウやタニシがおやつがわりで、カエルやヘビも、ウナギやナマズも食べました。今の70代以降の人が丈夫なのは、野生の生きものをおやつにし、腸に土壌菌を日々取り入れていたことに一因があるでしょう。

今の人は、テーブルに落ちたものさえ、「汚い」といって口に入れませんが、こんなにもったいないことはありません。床でも土でも落ちたものから多種多様な菌が腸に入ってきて腸内細菌を大いに刺激してくれれば、菌たちが精力的に働きだし、生命力も精力も高まります。バイアグラ知らず、です。腸内細菌が元気に育っている腸では排除作用が働きますから、身の回りの菌を恐れる必要はありません。