ゴーヤジュースを飲んだ我が家の体験談|血糖値やHbA1cの変化を振り返る

ゴーヤジュースを毎日の食生活に取り入れていた時期に、血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値に変化があった我が家の体験談を紹介します。

以前は糖尿病と診断され、血糖値やHbA1cについて悩んでいました。また、視力にも変化を感じ、以前のように新聞を読むことが難しくなった時期もありました。

その後、ゴーヤを食事に取り入れ、ゴーヤジュースも飲むようになりました。すると、健康診断で血糖値やHbA1cの数値に変化が見られたため、「ゴーヤを食べていたことも関係しているのだろうか」と考えるようになりました。

ただし、血糖値やHbA1cは、食事だけでなく運動、体重、生活習慣、治療内容など、さまざまな要因によって変化します。

そのため、この記事では「ゴーヤジュースを飲めば糖尿病が改善する」「血糖値が正常になる」「視力が回復する」といった効果を断定するものではありません。あくまで、ゴーヤを食生活に取り入れて感じた我が家の体験談として紹介します。

糖尿病と診断されてから血糖値が気になるようになった

糖尿病と診断されたのは、今から15年ほど前のことでした。

当時はゴルフ場のレストランで調理補助の仕事をしていました。

ある夏、仕事が終わると、ゴルフ場で生ビールを飲んで帰ることが続いていました。

普段はあまりお酒を飲まないのですが、従業員なら安く飲めることもあり、暑さで喉が渇いていると、つい飲みたくなってしまったのです。

そのころから、体がだるく感じたり、喉が渇いたりすることが増えてきました。

「何か体に変化が起きているのではないか」と思い、病院を受診したところ、糖尿病と診断されました。

まさか自分が糖尿病になるとは考えていなかったため、診断を受けたときはかなりショックでした。

処方された薬を飲んでいたものの続けられなかった

糖尿病と診断された後は、医師から処方された薬を服用していました。

朝・昼・晩と毎日服用する生活を1年以上続けていましたが、途中からお腹の調子が気になるようになりました。

ひどい下痢に悩まされるようになり、仕事中に腹痛が起きることもありました。

当時は仕事への影響も大きく感じてしまい、自己判断で薬を飲まなくなってしまいました。

現在振り返ると、薬を中止するときは自己判断せず、まず医師に相談するべきだったと思います。

糖尿病の薬にはさまざまな種類があり、副作用が気になる場合でも、医師に相談することで薬の変更や服用方法の調整ができる場合があります。

治療中の人は、自己判断で薬を中止したり、食品や健康食品だけに置き換えたりしないことが大切です。

糖尿病を放置している間に視力も気になってきた

その後、糖尿病について十分な対応をしないまま、数年が経過しました。

すると、今度は視力が気になるようになりました。

以前は裸眼でも新聞を読めていたのですが、次第に文字が見えにくくなり、新聞を読むことが難しくなってしまいました。

当時は、「糖尿病の状態が続いていることと関係しているのではないか」と心配していました。

糖尿病では、長期間にわたって血糖値が高い状態が続くことで、目を含めたさまざまな合併症のリスクが高くなることが知られています。

視力の変化には糖尿病以外にもさまざまな原因が考えられるため、見え方に変化を感じた場合には、眼科などで検査を受けることが大切です。

私の場合も、「食べ物を変えれば何とかなる」と考えるのではなく、もっと早く医療機関で相談すべきだったと思っています。

ゴーヤに関心を持ったきっかけ

そんなとき、健康関連の雑誌でゴーヤについて紹介されている記事を目にしました。

ゴーヤは沖縄などで昔から食べられてきた夏野菜で、独特の苦味が特徴です。

家庭菜園でも育てやすく、夏になると比較的たくさん収穫できます。

私自身もゴーヤは身近な野菜だったため、「毎日の食事に取り入れてみよう」と考えるようになりました。

当時はゴーヤに血糖値を整える作用があるという情報を目にしていたため、糖尿病を抱えていた私は特に関心を持ちました。

ただ、現在の視点から考えると、食品であるゴーヤを食べることと、糖尿病の治療や血糖値の改善を同じものとして考えるべきではありません。

ゴーヤを食べることは食生活の工夫の一つであり、糖尿病の治療そのものに代わるものではありません。

ゴーヤを食生活に取り入れてみた

ちょうど夏だったこともあり、ゴーヤはスーパーでも手に入りやすい時期でした。

そこで、少しずつゴーヤを料理に使うようになりました。

ゴーヤは苦味が強いため、最初は食べにくく感じることもありました。

苦味が気になるときには、薄く切ったり、塩もみしたり、さっと下ゆでしたりすると食べやすくなります。

また、ゴーヤだけでなく、豆腐や卵、肉などと組み合わせることで、いろいろな料理を楽しむことができました。

ゴーヤを使った料理

我が家では、ゴーヤをみそ汁の具にしたり、ワカメと合わせて酢の物にしたりして食べていました。

特に夏場は、さっぱりした酢の物が食べやすく、食欲が落ちているときにも取り入れやすい料理でした。

ゴーヤチャンプルーのように、豆腐や卵などと一緒に炒める料理も定番でした。

一つの食材だけを大量に食べるのではなく、ほかの食品と組み合わせて食べることを意識していました。

ゴーヤジュースも毎日の習慣にした

料理だけでなく、ゴーヤジュースも作るようになりました。

ゴーヤをミキサーにかけ、飲みやすくするためにリンゴやバナナなどを組み合わせる方法もあります。

我が家では、ゴーヤをミキサーにかけ、少量のシナモンを加えて飲むこともありました。

ゴーヤ特有の苦味はありますが、慣れてくると、その苦味も含めて楽しめるようになりました。

当時は「ゴーヤを毎日食べれば健康によいのではないか」と考え、料理とゴーヤジュースを組み合わせて、できるだけ継続するようにしていました。

ただし、ゴーヤジュースを飲んだからといって糖尿病が改善したり、血糖値が正常化したりすると保証されるわけではありません。

ゴーヤジュースはあくまで野菜を使った飲み物として考え、糖尿病の治療を受けている場合には、医師の指示を優先することが大切です。

シナモンも加えて飲んでいた

ゴーヤジュースには、好みでシナモンを少量加えることもありました。

シナモンは料理やお菓子、飲み物などに使われる香辛料で、独特の香りがあります。

私は昔からシナモンの香りが好きだったため、ゴーヤジュースに加えると飲みやすく感じました。

当時は、シナモンとゴーヤを組み合わせれば健康面でも相乗効果があるのではないかと期待していました。

しかし、食品や香辛料を組み合わせることで、糖尿病や血糖値に対する特別な効果が得られると断定することはできません。

シナモンを使う場合も、あくまで風味を楽しむための香辛料として利用するのがよいでしょう。

1日にゴーヤ1本を食べていた時期もあった

当時はゴーヤを積極的に食べようと考えていたため、料理やジュースなどを合わせて、1日にゴーヤ1本程度を食べることもありました。

最初は苦味が気になりましたが、毎日のように食べているうちに、次第に苦味にも慣れてきました。

夏の暑い時期には、ゴーヤのさっぱりした味がむしろおいしく感じられるようになりました。

ただし、ゴーヤに限らず、一つの食品に偏った食生活はおすすめできません。

野菜、主食、主菜などを組み合わせ、全体のバランスを考えながら食べることが大切です。

特に糖尿病の食事療法を行っている場合には、自分の判断だけで食事内容を大きく変更せず、医師や管理栄養士に相談することが安心です。

ゴーヤを食べ始めてから約1か月半後の検査

ゴーヤを料理やジュースに取り入れるようになってから、しばらくして血液検査を受けました。

ゴーヤを食べ始めてから約1か月半後の検査だったと記憶しています。

検査結果を見て驚いたのは、血糖値が110まで下がっていたことです。

さらに、ヘモグロビンA1c(HbA1c)も6.9という数値になっていました。

それまで糖尿病の数値について悩んでいたため、この結果を見たときはとてもうれしく感じました。

「毎日ゴーヤを食べたり、ゴーヤジュースを飲んだりしていたことも関係しているのだろうか」と考えました。

健康のために続けていた食生活が、検査結果を振り返るきっかけになったのです。

血糖値110、HbA1c 6.9という結果を見て感じたこと

以前は血糖値やHbA1cの数値が気になっていたため、検査結果が変化していたことは大きな励みになりました。

それまで「食生活を変えるだけで何か変わるのだろうか」と思っていた部分もありましたが、数字として結果を見ると、食事や生活習慣についてもっと考えてみようという気持ちになりました。

そこで、その後もゴーヤを食生活に取り入れることを続けました。

ゴーヤチャンプルーや酢の物、みそ汁など、料理として食べるほか、ゴーヤジュースも続けました。

ただし、現在振り返ってみると、血糖値やHbA1cはゴーヤだけで変化するものではありません。

食事の内容や量、運動量、体重、生活習慣、治療の有無など、さまざまな要素が関係します。

そのため、このときの数値の変化を「ゴーヤを食べたから」と断定することはできません。

その後もゴーヤを食べ続けた

検査結果がよかったことから、ゴーヤを食べる習慣をそのまま続けることにしました。

夏の間はゴーヤが手に入りやすく、家庭菜園などで収穫できる場合には、毎日のように食卓に並べることもできます。

我が家では、ゴーヤを料理に使うだけでなく、ジュースにすることで無理なく食生活に取り入れていました。

ゴーヤの苦味が気になるときは、リンゴやバナナなどと組み合わせると飲みやすくなります。

ただし、ジュースにするときは、一緒に使う果物などの量にも注意が必要です。

糖尿病や血糖値が気になる場合は、「ゴーヤだから大丈夫」と考えるのではなく、ジュース全体の糖質やカロリーも含めて考える必要があります。

ゴーヤジュースはどんな味?

生のゴーヤをそのままミキサーにかけると、当然ながらゴーヤ独特の苦味があります。

苦味が好きな人ならそのままでも飲めますが、苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。

我が家では、リンゴやバナナなどを加えて飲みやすくする方法も試しました。

ゴーヤの量を調整したり、ほかの食材と組み合わせたりすることで、自分の好みに合った飲み方を見つけることができます。

また、冷やして飲むと苦味が少し気になりにくく感じることもあります。

ただし、飲みやすくするために果物やジュースを多く加えると、糖質の摂取量も増えるため、血糖値が気になる人は量に注意したほうがよいでしょう。

ゴーヤを料理に使う方法

ゴーヤはジュースだけでなく、さまざまな料理に使えます。

ゴーヤチャンプルー

ゴーヤ料理の代表といえばゴーヤチャンプルーです。

ゴーヤと豆腐、卵、肉などを一緒に炒めることで、ゴーヤだけではなく、さまざまな食品を組み合わせて食べられます。

苦味が気になる場合には、ゴーヤを薄く切ったり、下処理をしたりすることで食べやすくできます。

ゴーヤの酢の物

夏場に食べやすかったのがゴーヤの酢の物です。

ゴーヤを薄く切り、ワカメなどと合わせると、さっぱりした一品になります。

暑くて食欲が落ちているときにも食べやすく、我が家では夏の定番料理になっていました。

ゴーヤのみそ汁

ゴーヤをみそ汁の具として利用する方法もあります。

いつものみそ汁にゴーヤを加えるだけなので、料理のレパートリーを増やしたいときにも便利です。

ゴーヤの苦味が気になる場合は、量を少なめにして、豆腐などほかの具材と組み合わせると食べやすくなります。

視力についても変化を感じた

ゴーヤを食生活に取り入れた後、私がもう一つ気になったのが視力です。

糖尿病と診断されてから数年たったころには、以前のように新聞を読むことが難しくなっていました。

ところが、その後しばらくすると、以前よりも文字が見やすく感じるようになり、再び新聞を読めるようになったのです。

当時は、「ゴーヤを食べ続けたことも関係しているのではないか」と考えました。

しかし、視力や見え方には、糖尿病だけでなく、近視・遠視・老眼、白内障、緑内障、網膜の病気など、さまざまな原因が関係する可能性があります。

そのため、私自身が感じた視力の変化を、ゴーヤの効果として断定することはできません。

視力が低下したり、見え方に変化があったりする場合は、食生活だけで様子を見るのではなく、眼科で検査を受けることが大切です。

「体調がよくなった」と感じた時期もあった

ゴーヤを食べる習慣を続けているうちに、以前より体調がよくなったと感じる時期もありました。

夏場に以前ほど夏バテを気にしなくなったり、冬に風邪をひきにくくなったように感じたりすることもありました。

そうした変化があると、「ゴーヤを食べているからだろう」と思いたくなります。

しかし、体調は季節や年齢、睡眠、食事、運動、仕事の状況など、さまざまな要因によって変化します。

そのため、これらについてもゴーヤだけの効果とは考えず、「ゴーヤを食べるようになった時期に、体調についてこのように感じた」という個人的な体験として記録しています。

ゴーヤは食品として楽しむ

ゴーヤについて調べていると、血糖値や糖尿病との関係についてさまざまな情報を目にします。

ゴーヤに含まれる成分について研究されているものもありますが、食品としてゴーヤを食べることと、糖尿病を治療することは別の話です。

「ゴーヤジュースを飲めば糖尿病がよくなる」と考えて、医師から処方された薬をやめたり、通院を中断したりするのは避けなければなりません。

糖尿病は継続的な管理が必要になることがある病気です。

血糖値やHbA1cに変化があった場合も、自己判断せず、検査結果を医師と確認しながら治療や生活習慣を考えていくことが大切です。

ゴーヤジュースを続けるなら無理のない方法で

ゴーヤジュースは、ゴーヤを手軽に食生活へ取り入れられる方法の一つです。

ただし、毎日必ず飲まなければならないものではありません。

苦味が強くて続かないのであれば、ゴーヤチャンプルーや酢の物など、料理として楽しむ方法もあります。

健康のために食べる場合も、無理をして一つの食品を大量に摂るのではなく、普段の食事全体のバランスを考えることが大切です。

私の場合は、ゴーヤを食べることが習慣になったことで、食事そのものについて考える機会が増えました。

結果として検査値に変化があったことはうれしかったですが、それをゴーヤだけの働きだと決めつけず、これからも生活習慣全体を大切にしていきたいと思っています。