この意味は「L体」を意味しています。元々アミノ酸は、「L体」と「D体」という2種類が存在しますが、これは、ちょうど鏡に映った姿と同じ状態で構造的にそっくりなのですが、向きが逆になっている状態です。
そして不思議なことに体タンパクを構成しているアミノ酸はすべてがL体であり、これまで自然界には、D体は存在しないとされてきました。
つまりD体のアミノ酸を摂取しても体内でたんぱく質を合成したり、酵素の材料となったりといった反応は、起きていないということです
。細かい話になりますが、グリシンというアミノ酸だけはDとL の区別がなく、また人工的にアミノ酸を合成すると、L体とD体が半々の割合でできてきます。パッケージの裏面の原料表示で、L-グルタミンとかL -アルギニンとか一つひとつのアミノ酸名にLという文字を付けるケースもありますが、仮りに何もついていなくてもこれはLを意味するのだと理解してもらえばいいでしょう。
「このサプリメントのアミノ酸は、すべてL体を使っているから利用効率がいいのです」などといった売り文句はちょっと行き過ぎかもしれません。D体のアミノ酸を使ったサプリメントは存在していないはずなのですから。L体とは別に、「フリーフォーム」という言葉を使うこともあります。これはアミノ酸がいくつかつながった状態(ペプチド) や、タンパク質の状態ではなく、まさに単独のアミノ酸という状態であることを意味します。肉を食べた場合、胃で消化され小腸で吸収されますが、肉に含まれるタンパク質が分解されて出てくるアミノ酸は、全てL体で、その後そのアミノ酸が吸収されて血液中に存在するときは、フリーフォームの状態というわけです。

必須アミノ酸って?

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必須アミノ酸とはたんぱく質を構成している20種類のアミノ酸のうち、体内ではでは合成することのできない9種類のアミノ酸のこと。
体内で合成できないので、3度の食事やサプリメントから摂るしかありません。通常は肉、魚、乳、卵などを食べるとこれらの食材に含まれるタンパク質が体内で分解され、最終的にはここから必須アミノ酸が出てきます。たまにタンタンパク質の栄養価というような表現を使うことがありますが、これは必須アミノ酸がきちんと含まれているかどうか、足りない必須アミノ酸がないかどうかということを基準に、栄養価が決められています。
必須アミノ酸で大切なのは、「9種類のすべてが必要」ということ。このうちの一つでも欠けてしまうと、残りの8種類の効果が役目を果たしません。。
これはよく桶や家にたとえられます。
サイズの遣う9種類の木材でつくられた桶があるとします。一つの木材が大きすぎても意味がなく、また小さすぎると水が漏れてしまいます。また一つの家をつくるには、適材適所、それぞれのサイズや役割を持った木材が必要となります。ただ大きければいいわけではなく、逆に小さいと役に立たないものもあります。

このように、必須アミノ酸も同様で、やたらたくさん摂取すればいいというのではなく、9種類のアミノ酸がそれぞれバランスよく摂れていてはじめて、成り立っているということです。各アミノ酸の比率まで覚えようとすると大変ですが、総合アミノ酸を購入する際には、9種類のアミノ酸が入っているのかどうかくらいはチェックするといいでしょう。リジン、ロイシン、フェルニアルニン、バリン、トレオニン(スレオニン)イソロイシン、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファンです。

バランスのいい食事をとることが大切なこともこうしたことからも説明がつくのです。

アミノ酸とたんぱく質ってどう違うの?

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アミノ酸とはたんぱく質を構成している最小の単位の物質です。つまり、アミノ酸がつながってタンパク質がつくられ、逆にタンパク質が分解されるとアミノ酸となります。

トレーニング後に飲むプロテインも最終的には、アミノ酸という形になって吸収され、体内で利用されるのです。 しかし、分子構造上のアミノ酸の定義に則れば、アミノ酸と分類されるものはおよそ500種類もあり、このうちのわずか20種類のアミノ酸でタンパク質は構成されています。

「タンパク質とアミノ酸は同物質」というイメージがあるかもしれませんが、いくつかのアミノ酸はタンパク質を構成するということ以外にも単独での特長を持っています。

例えば、アルギニンというアミノ酸は血管を拡張させたり、リジンというアミノ酸は成長ホルモンの分泌を促進させ たり、といった具合です。また、20種類のアミノ酸以外のアミノ酸に分類されるものにも、瞬発力をアップさせたり(クレアチン) 、脂肪燃焼に関与したり(L・カルニチン) 、という特長を持ったアミノ酸があります。

カルニチンは脂肪酸を燃やすカギ

ちなみに、タンパク質を構成している20種類のアミノ酸のうち、9種類のアミノ酸は体内で合成することができないため、この9種類を「必須アミノ酸」と呼び、特に重要とされています。 必須アミノ酸が体内で合成されないことには変わりないので、ダイエットにしろ、筋肉づくりにしろ、それはカラダづくりには欠かせません。ちなみにうま昧や甘味料の成分となるアミノ酸や胃粘膜の生成といった生理機能を持つアミノ酸もあり、カラダづくりのジャンルを超えて活用されています。

サプリメントを飲む時、牛乳やお茶でもいいの?

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これは、飲むサプリメントの種類や内容によります。たとえばプロテインなどは、牛乳やオレンジジュースで割ることは問題ありません。特にトレーニング直後などの場合は、水よりもオレンジジュースなどをすすめるくらいです。
しかし、通常のアミノ酸の場合は、吸収スピードが大切ですから、できれば牛乳は避けて水で飲むほうが望ましいでしょう。
またダイエット中の人などは、牛乳やオレンジジュースはその分のエネルギーが付加されることになりますから、場合によっては水で割るほうが無難です。意外と難しいのはお茶かもしれません。お茶には、カテキン、タンニン、ポリフェノール、カフェインなど、いろいろな成分が含まれており、例えばタンニンは、鉄分の吸収を阻害するとか、カテキンは、血圧上昇を抑制するとか効果もまちまちです。単純に考えても、ビタミン、ミネラル系のサプリメントはお茶では飲まない、また就寝前のお茶は避けるなどは、意識してもいいと思います。基本は水で飲むように習慣づけるのがスタンダードです。
少なくともマイナスの要素がないことと、摂取エネルギーの計算などが確実にできること、そしてどこでも一番簡単に手に入ることが、主な理由です。

筋肉増強アップしているがなかなか筋肉がつかない

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トレー二ングの内容、方法に仮りに問題がないとすれば、「栄養」の要素か「休息」の要素のどちらかが、少し足りない可能性があります。
まず、トレーニングに絡めて何もサプリメントを利用していないのであれば、トレーニング後1時間以内にプロテインを飲むことをお勧めします。壊れた筋線雑に対して確実に栄養(筋肉の材料) を送り込むためです。
もしすでにプロテインを利用していて、かつそれなりにハードなトレーニングをしているのであれば、エネルギーである糖質(主としてデキストリン) 入りのプロテインを少し多めに飲むといいかもしれません。
この場合、糖質とタンパク質(プロテイン) の比率は4:1が理想です。
普通のプロテインであれば、オレンジジュースやスポーツドリンクで割ったり、同時にバナナを食べたりしてもいいでしょう。
ハードにトレーニングをすればするほど、体内のエネルギーは消粍されます。エネルギI 不足の状態では、筋肉の材料となるプロテインのみを補充しても、優先順位としてエネルギーの補充が必須となるため、プロテインが利用される効率が悪いのです。さらに完壁な状態を目指すのであれば、トレーニング中は単なる水ではなく、ハイボトニック系のスポーツドリンク(エネルギードリンク) を飲むといいでしょう
。エネルギーを使いながらトレー二ングするのですが、同時にエネルギーを補充してやり、その上でトレー 二ング後にはエネルギーを充満させ、筋肉の材料となるプロテイン(タンパク質) を補充させるという考え方です。

筋肉増強を目指す場合、栄養、運動、休息が重要なポイントとなります。

本気 で ダイエット したい!

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脂肪は、常に、合成と分解を繰り返します。合成が優位になってしまうと脂肪は溜まる一方です。逆に分解が優位の時には、 ダイエット効果 が アップ します。とてもシンプルで当たり前の理屈です

現状維持の人は、この合成と分解の綱引きのバランスが均衡しているということになります。 痩せられない人は、このバランスを少しでもいいから分解に傾けてやることに最大限力を注ぎます。

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均衡状態からならまだしも、仮に合成に傾いているとなると、逆方向の分解に傾かせるのはかなりの努力が必要になります。しかし、ここがダイエットの「最大のポイント」 なのです。

具体的には、 食事 運動 サプリメント の 3方向 からアプローチをします 。まず食事はを朝食べて、昼・夜は、カロリーを抑えたメニューを食べます。3食 食べる習慣は基本中の基本です。

極力、 高たんぱく 低脂質 を意識します。 肉・魚・卵・乳・大豆製品が代表的です。しかし、これらの中には高エネルギーなものも含まれています。まずは、食品群ごとに低エネルギーなものと高エネルギーなものに分類しましょう。

そして運動の要素を取り入れます。 有酸素運動 が効果的ですが、さらにその効果を上げるために、 有酸素運動前 に軽い 筋トレ を行います。 スクワット や 腕立て伏せ 、 腹筋運動など、どれも自宅でお金をかけずに行えるものです。

汗ばむ程度の運動を20分程度頑張ります。その後、早歩きくらいのスピードで30~40分間ノンストップで有酸素運動を行います。極めつけは、ここでサプリを活用します。筋トレ運動の30分前くらいに摂取ます。 週4回(3回と4回の差は大きい) このパターンを行い、残りの3日も通勤や買い物や掃除など、カラダを動かす前にサプリメントを摂取するようにします。

そのときの体重や体脂肪で一喜一憂せずに、週単位での傾向をチェックしていきます。 そして測定するタイミングはいつも変えないようにします。(起床時すぐ、あるいは、就寝直前など)。
3ケ月続けられたら、きっと脂肪は分解に傾いていきます。 サプリメントは「Lカルニチン」、コレウス(ハーブ)を使います。

ダイエット効果を期待できるサプリメントはある?

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まずダイエットとは、単に体重を減らすだけでなく、不要な脂肪を減らし、見たにも美しくなる作業だと思います。体重の増減の理屈は簡単で、摂ったカロリーから使ったカロリーの差がプラスなら体重は増えますし、マイナスなら体重は減ります。
問題は、脂肪がどうやって減るのかということです。脂肪は、一気になくなるのではなく、主に「分解」「運搬」 「燃焼」という三つのプロセスを経てエネルギーに変わっていきます。この場合、自分がどのプロセスが弱いのかを確認するところからスタートします。

「分解は、日常生活の中で運動習慣の有無で差がでます。運動を動かす習慣のない人はいきなり最初のハードルでつまずいてしまいます。次に「運搬」ですが、この要素は加齢と共に能力が減退します。最初のハードルをクリアーしてもここでつまずいてしまっても脂肪は燃焼しません。
そして最後のハードル「燃焼」能力は運動によって左右されてしまいます。瞬発的なトレーニングは、燃焼能力が上がりにくく、逆に有酸素運動などの持久的な運動は燃焼アップ効果が高くなっています。


まず「分解」に役立つサプリメント(素材) に「コレウス」( ハーブ)があります。コレウスに含まれるフォルスコリンという成分が、軽い運動(例‖駅からの徒歩や買い物) でも脂肪の分解を促進してくれます。次に加齢と共に落ちてくる「運搬」の機能には「L・カルニチン」というアミノ酸が役立ちます。このアミノ酸は、体内ではリジンとメチオニンというアミノ酸から合成されますが、そのままカルニチンを摂取してもいいでしょう。
食品では、牛肉中に含まれる物質で、脂肪燃焼には必須の栄養素です。
最後に「燃焼」は、「HCA」と呼ばれるガルシニアという果物の果皮に含まれる成分がお勧めです。自分がどのハードルにつまずいているのかをいま一度見直して、そこに合ったサプリメントの活用を検討してみることがダイエットの一番近道です。
サプリでダイエットしたい