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ごぼう茶 便秘が解消 飲んだ翌日に快便 外出の不安も一掃したので紹介します。

ごぼう茶 便秘解消 私の便秘体質を改善してくれた

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私は、高校生のころから便秘に悩んでいました。高校生の時の無理なダイエットがきっかけだったと記憶しています。ひどいときは1週間以上も便が出ず、ようやく便が出たあとにはひどい腹痛と下痢に襲われるため、外出するのが怖くなっていました。

一緒に住んでいた妹は全く便秘がなかったので、食事が原因とは考えられませんでした。おそらく、私の体質なんだと思います。

あまりに便秘がひどいため、20歳過ぎまで下剤を服用していました。しかし、下剤の副作用を心配した母から使用を止められ、今ではいっさい、下剤は服用していません。その後、便秘改善に役立つとされるセンナ茶を飲んだり、食物繊維を多く含んだ野菜などを積極的に食べたりしました。でも、私の場合は、全く効きません。

私の便秘は、30代になっても相変わらず改善しないままで、便秘に伴う腹痛で、外出することも怖くなっていました。

そんな中、私がごぼう茶を知ったのは、今から2年前、テレビで紹介されていたのを見たのがきっかけでした。

早速、市販のごぼう茶を取り寄せて飲んでみたところ、ごぼうのほのかな甘みとこうばしさがあり、とてもおいしく感じられたのが最初の印象です。1日に1パックのごぼう茶を500ccのお湯で煮出して、室温まで冷ましてから飲みました。すると、私の場合は、早くも翌日の朝に、軟らかい便がスルッと出たのです。これはいい!と思いました。便秘薬なしでお通じがしっかり出たのはとても久しぶりでした。

それ以来、2日に1回は便通があるようになりました。便秘が解消したため、腹痛の症状も消えています。何より、外出するさいの恐怖がなくなっただけでとても嬉しかったです。趣味のカフェ巡りや食べ歩きにも気がねなく行けるようになったばかりか、便秘の悪化を気にせずに、何でも食べられるようにもなりました。

ごぼう茶による変化は、便秘の解消だけにとどまりませんでした。便秘に悩まされているときは、顔や体のむくみや冷えもひどかったものです。ところが、ごぼう茶を飲んで便秘が治ったら、不思議なことに、むくみも冷えも次第に解消したのです。本当に、ごぼう茶には感謝しています。

ごぼう茶のおかげで、ドライブや食べ歩きといった趣味を安心して楽しめるようになったと心から感謝しています。ただし、ごぼう茶は便秘を治す薬ではありません。バランスの取れた食事や適度な運動と併せることで効果を発揮してくれることもわかりました。

https://benpi-guide.net/contents/archives/2667
正しい食物繊維の摂り方でないと便秘は悪化で逆効果に! 便通促進力の強い繊維が豊富な「ごぼう茶」がおすすめ

ごぼう茶の便秘解消効果

  1. 食物繊維の含有

    • イヌリン: ごぼうには食物繊維の一種であるイヌリンが豊富に含まれています。イヌリンは腸内で水分を吸収して膨張し、便を柔らかくすることで排便をスムーズにします。
    • リグニン: リグニンもごぼうに含まれており、腸の動きを助け、便通を促進する役割があります。
  2. 腸内環境の改善

    • 善玉菌のサポート: イヌリンはプレバイオティクスとして作用し、腸内の善玉菌を育てることで腸内環境を改善します。良好な腸内環境は便秘解消に繋がります。
  3. 利尿作用

    • 体内の水分バランスを調整: ごぼう茶は利尿作用があり、体内の余分な水分を排出するのを助けることで、便秘の改善に寄与することがあります。
  4. 腸の蠕動運動の促進

    • 腸の動きを活性化: ごぼう茶の成分が腸の蠕動運動を促進し、便通をスムーズにする助けとなります。

ごぼう茶を摂取する際の注意点

  • 過剰摂取に注意: ごぼう茶を摂取しすぎると、体内の水分バランスが崩れることがあります。適量を守りましょう。
  • アレルギーや体質に注意: ごぼうにアレルギーがある人や特定の体質の方は、事前に医師や専門家に相談することをおすすめします。

まとめ

ごぼう茶は、豊富な食物繊維と腸内環境改善に役立つ成分を含んでおり、便秘解消に効果が期待できます。

便秘の原因や体質に応じて効果が異なる場合もあるため、まずは少量から試して、自分に合った摂取方法を見つけると良いでしょう。

ごぼうとごぼう茶の比較

ごぼうとごぼう茶のそれぞれの特徴や利点を紹介します。それぞれに特徴やメリット やデメリットがあるので自分の体質と合わせて考えてみてください。
項目 ごぼう(根) ごぼう茶
形態 生の根、または調理済みの食品 ティーバッグ、粉末、または抽出液
主成分 食物繊維(イヌリン、リグニン)、ビタミン、ミネラル イヌリン、リグニン、微量のビタミンとミネラル
主な効果 便秘解消、血糖値のコントロール、抗酸化作用 便秘解消、腸内環境の改善、利尿作用
食べ方 煮物、炒め物、サラダなど お茶として飲む
調理の手間 調理が必要(洗う、切る、煮るなど) 調理不要(お湯を注ぐだけ)
食物繊維の含有 高い(生の根や調理済みでも十分な量) 比較的低い(抽出時に食物繊維は減少)
利尿作用 少ない(食物繊維が主な成分) あり(利尿作用が期待できる)
土のような風味があり、調理によって異なる あっさりした味、飲みやすい
カロリー 低い(調理方法によるが、比較的低い) 極めて低い
摂取の手軽さ 調理が必要で手間がかかる 手軽に摂取可能
保存性 冷蔵で保存し、消費まで時間がかかる 常温で保存でき、長期間保存可能

まとめ

  • ごぼう(根): 食物繊維や栄養素が豊富で、調理を通じて摂取します。便秘解消や栄養補給に効果的ですが、調理に手間がかかります。
  • ごぼう茶: 手軽に飲めて利尿作用や腸内環境改善に役立ちますが、食物繊維の含有量はごぼう(根)に比べて少なくなります。

自分のライフスタイルや健康目標に合わせて、どちらを選ぶかを検討すると良いでしょう。

医者いらず はやっぱり ポジティブ 思考と 笑い が重要です。病院のお世話にならずに元気で過ごす人はプラス思考でいつも笑顔ということです。

医者いらずの基本は 笑顔とポジティブ思考

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ストレスは免疫細胞や腸内細菌の大敵ですが、ポジティブ思考は免疫力を高めます。とくに笑ったり楽しいことをしたり、ポジティブに毎日を過ごしていると「医者いらず」の体になることは、多くの研究により明らかにされています。「医者いらず」の体になるには、1日1回は大いに笑うことです。泣くこともストレス発散になります。

「笑う」「泣く」は心の解毒を行う

米国のある病院では患者さんに「精神健康」という冊子を配っています。そこには、「笑いは体内のジョギングである」と善かれてありました。「笑いはNK細胞の生成と活性化を促し、感染症の予防ばかりではなく、ガンの治療にも効果がある」とも述べられています。

また、笑いが感性のプログラムを活性化し、治癒力を高めることについて述べてる著書も数多くあります。笑いは自律神経を介して、心と体の機能を活性化させるというのです。

たとえば、愛情を注がれずに育った子どもは、発育が遅れ、身長や体重が伸びません。「優しさ」という感性の情報が欠如すると、心のプログラムが円滑に働かなくなり、成長ホルモンの分泌だけでなく、食物の消化・吸収までうまくいかなくなるからです。

反対に、優しくされると、子どもの消化・吸収力が進み、成長ホルモンの分泌だけでなく、免疫プログラムまでも活性化されます。そしてこれと同じように、笑うという行為は、神経・内分泌系から、免疫系へと続く心と体のプログラムを活性化し、免疫系の働きを高めると、ノーマン・カズンズは『笑いと治癒力』の中で述べているのです。

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笑うことで、免疫細胞が活性化するというデータはいくつかあります。健康な医学生 52 人を対象に1時間のコメディビデオを観賞させ、その前後の免疫因子の活性を測定しています。

この調査では、いくつかの免疫因子が測定されています。たとえばNK細胞の場合、その活性は観賞前は24%でしたが、観賞後は38%に増えていました。その他の免疫因子も、それぞれ活性を高めています。

また、ガン患者など8人と正常の人1人に吉本興業の公演を見てもらい、NK細胞の活性を調べています。その結果、活性値は3〜4倍も上昇していました。

ただし、免疫力を向上させるには笑いの質も大事です。防御や攻撃の笑いは交感神経が優位になり、免疫力を低下させます。免疫力が向上するのは副交感神経が優位になったときです。副交感神経が優位になると、免疫細胞をつくるリンパ球が増えるからです。副交感神経が優位になる笑いとは、まず「楽しく笑う」ことが出発点になります。そして「大声で笑う」とより効果的です。

「大声で笑う」と、横隔膜の上下運動と腹庄の増減によって内臓が刺激されます。とくに、小腸や大腸の嬬動運動が活発になります。すると、血流が促進され、脳の前頭野という部分に興奮が起こります。それが間脳に伝わり、間脳が活発に働きだします。結果、神経伝達物質であるプロオピオメラノコルチン(POMC )というタンパク質をつくり、それが無数の神経ペプチドに分解されます。

この神経ペプチドは、まるで感情を持っているかのように情報の善し悪しを判断し、その判断によって自分の性質を変える力を持っています。「楽しく笑う」と、その情報はドーパミンやβ ・エンドルフィンなどの「善玉ペプチド」を生み、血液やリンパ液を通じて全身に流れます。それがNK細胞の表面に付着し、NK細胞の働きを活性化するのです。これを「ペプチドシャワー」といいます。

反対に、悲しさやストレスなどの情報が入ってくると、間脳から分泌された神経ペプチドは「悪玉ペプチド」となり、NK細胞の活性を低下させます。では、笑えば笑うほどいいのかといえば、実は長時間笑い続けるのも問題です。1時間笑う実験では免疫力が大いに高まったのに対し、3時間笑い続けるという実験をすると、逆に免疫力が低下した例が見られました。これは、休息の神経である副交感神経が優位になり過ぎて体の緊張状態がなくなり、免疫反応が異常になってしまったと考えられます。

つまり、免疫力を高める笑いとは、「楽しく笑う」「大声で笑う」「はどはどに笑う」という3 条件ということになります。

現代社会は、ストレスで満ちています。そのため、現代人は総じて免疫力が低下しています。「何ごとも良い方向に考えましょう」「ポジティブな思考をしましょう」と繰り返し提案しています。心のあり方しだいで、医者いらずの体になれるからです。

病気を避け、元気に長生きするためには、人生を楽しむ心を忘れずに、何ごともポジティブに考える思考が大事なのです。

日本人はイワシの群れの意味 ありのままに生きることで免疫力がアップする

シャワー ガン 細胞の増殖が促進される可能性大 入浴が大事。入浴がとても大切だという情報です。シャワーだけでは、デメリットしかありません。体の汚れは落とせるかもしれませんが、免疫力を高めることができません。

仕事が忙しく毎日せわしく過ごしている人ほど、入浴せずにシャワーですませることが多いようです。こういった人たちのライフワークをのぞいてみると、寝る時間を確保するために省略できることはできるだけ省いてしまう傾向が強いくあらわれています。現代人はとにかく「時間がない」を口ぐせように発しています。

シャワー ガン 細胞の増殖が促進

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体を清潔に保つことが目的があるとすれば、シャワーだけでも問題はないのでしょう。しかし、健康を主眼に置くと、良い習慣とはいえません。

なぜなら、腸の機能を活性化し、ガンを予防するには体を温めることが必要だからです。そのためには入浴が大事です。

冬の間は、入浴するのに、夏になると入浴をせずにシャワーだけですませてしまう人も多いです。

2012年3 月名古屋で開催された「ミラクルワールド予防医学フォーラム2012」にて、『免疫革命』の著者として知られる安保徹新潟大学教授と講演が印象に残りました

そのとき、安保教授は「ガン細胞は先祖返りした細胞」であり、体内を低体温・低酸素の環境にしたために、古細胞に戻ったのがガン細胞だと話されていました。

地球上に生命体が誕生したとき、私たちの祖先となる生物は、無酸素と低温の環境にて解糖エンジンを働かせて生きている単細胞生物でした。

強力な放射線に地球がさらされていたため、生物は深海でしか生きられないという、過酷な環境下で生みだされたのが解糖エンジンです。そうした環境の中で、血管を伸ばし、栄養を吸収する細胞がいたのですが、ガン細胞はその生命力旺盛な細胞と性質が似ているというのが、安保教授のお話です。実際、ガン細胞は高糖質・低酸素・低体温という体内環境を好みます。

その環境とは、古単細胞生物が生きていた環境に酷似しています。一方、ミトコンドリアエンジンは、地球上が酸素に覆われ、表面温度が高くなるなかで築かれたエネルギー系です。そのため、酸素が豊富で体温が高い状態でよく動きます。ミトコンドリアエンジンが活性化するのは、低糖質・高酸素・高体温の環境です。ガン細胞の増殖を許さないためにも、中高年になったらミトコンドリアエンジンを活性化し、解糖エンジンの動きはゆるやかにとどめることが必要です。

中高年の体は、ミトコンドリアエンジンがメインに動いているため、解糖エンジンがフル稼働してしまうと、活性酸素が発生しやすくなっています。これを防ぐには、高糖質の食生活を改めること。そして、高酸素・高体温の環境を努めてでもつくりだすことです。

その12、体を清潔に | ガン予防のための習慣

1日1回、温かいお湯につかり、体温を上げることは、ミトコンドリアエンジンを活性化するとともに、ガン細胞の成長を許さないことにつながります。

ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産に重要な役割を果たしますが、温かいお湯に入ることでその活性化を促進するということです。温かいお湯に入ることでリラックス効果が得られ、ストレスを軽減し、二次的にミトコンドリアの活性化やガン細胞の成長阻害されるのです。

現代人の低体温化がすすんでいる理由

現代人の低体温化はすすみ問題視されています。近年、現代人の低体温化が大きく問題視されています。厚生労働省の調査によると、1980 年代と比較して、平均体温は 0.5℃ほど下がっていると言われています。

現代人の低体温化には、様々な原因が考えられます。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

運動不足

昔と比べて、現代人は運動不足になりがちです。運動不足になると、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。基礎代謝とは、何もしていない状態でも消費されるエネルギー量です。基礎代謝が低下すると、体温を維持するための熱産生量が減少し、低体温化につながります。

2. 冷房・暖房の普及

冷房や暖房が普及したことで、年間を通して室温が一定に保たれるようになりました。そのため、暑さや寒さに体が適応する機会が減少し、体温調節機能が低下している可能性があります。

3. 食生活の変化

昔と比べて、現代人の食生活は欧米化が進んでいます。欧米型の食生活は、脂肪や糖質が多く、食物繊維が少ない傾向があります。このような食生活は、体脂肪を増やすだけでなく、基礎代謝を低下させることにもつながります。

4. ストレス

現代社会はストレスが多いと言われています。ストレスを感じると、自律神経が乱れ、体温調節機能が低下することがあります。

5. 睡眠不足

睡眠不足は、自律神経を乱し、体温調節機能を低下させるだけでなく、基礎代謝も低下させます。

これらの原因が複合的に作用することで、現代人の低体温化が進んでいると考えられます。
低体温化の対策

低体温化は、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。例えば、免疫力低下、疲労感、頭痛、便秘、下痢、肩こり、不眠症などです。

低体温化を防ぐためには、以下の対策が有効です。

1. 運動習慣をつける

適度な運動は、筋肉量を増やし、基礎代謝を高める効果があります。ウォーキング、ジョギング、水泳など、自分に合った運動を習慣的に行いましょう。

2. 冷房・暖房の使い過ぎに注意する

冷房や暖房の使い過ぎは、体温調節機能を低下させる原因となります。室温は25℃前後を目安に設定し、こまめに換気を行いましょう。

3. バランスのとれた食生活を心がける

野菜、果物、魚、大豆製品などをバランスよく摂取し、脂肪や糖質の摂り過ぎに注意しましょう。

4. ストレスを溜めない

適度な運動や趣味、十分な睡眠などを通して、ストレスを溜めないようにしましょう。

5. 十分な睡眠をとる

睡眠不足は、自律神経を乱し、体温調節機能を低下させる原因となります。毎日7~8時間の睡眠を心がけましょう。

これらの対策を意識することで、低体温化を防ぎ、健康的な体を維持することができます。

入浴することのメリットですが、腸の働きを高め、免疫力を高める効果もあります。腸は絶えず食物を消化し、病気から体を守るために免疫細胞を育てています。

常に持続的なエネルギーを使って、消化や免疫機能の活性化を保持しょうと努めています。それには、持久力に優れたミトコンドリアエンジンがスムーズに動き続けていることが必要です。

小腸は糖の吸収を積極的に行いますが、自分でエネルギーとして使わず、アミノ酸の一種であるグルタミン酸を使います。むしろ腸は、糖がたくさん入ってくるのを嫌がります。ミトコンドリアエンジンにエネルギー産生を頼っているため、解糖エンジンにフル稼働されると因ってしまうのです。

安保教授は「体温を1度上げると免疫機能が30パーセント上昇する」とも話されています。体温が上がれば、ミトコンドリアエンジンが活性化して腸の働きが活発になり、免疫機能が増強されるのです。また、ミトコンドリアエンジンを活性化するには、高酸素も重要です。1日数回深呼吸して、体に酸素を満たしてください。その習慣も、ガン予防には非常に効果的です。

風呂 温度 は 41 度が適温

私は週に1回、時間を見つけては近所の温泉に出かけます。温泉では、まず屋内の湯船によくつかって体を十分に温めます。次に、露天風呂に入り、深呼吸をして新鮮な空気を体に取り入れます。こうすると、高酸素・高体温の体内環境を一緒につくることができ、体がリフレシュしてパワーがこんこんと湧いてくるのを実感します。

ついでに、私は軽い運動も行います。温泉の端で、浴槽に足を引っかけ、腹筋運動をするのです。この週1 回の筋肉トレーニングは私の大事な健康法です。

最近は温泉施設が各地にできています。都会にも温泉はあります。こうした施設をご自身の健康増進のために上手に利用してください。もちろん、忙しくて温泉に出かけるゆとりを持てないという人も多いでしょう。そうした人こそ、1 日1 回、自宅の浴槽にゆっくりつかり、体をしっかり温める習慣を大事にしてほしいと思います。

半身浴の効果は絶大で毎日続けることで大きな効果をご自身の体で体験できます。

入浴で芯からじっくり温める方法(半身浴)

水道水を熱しただけの白湯はNG

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アルカリ性で非加熱、ミネラル豊富な生水が長寿の水

白湯健康法」が最近はとても注目を集めています。これにも2 つの問題点があります。1つは、水道水をそのまま沸騰させた水を飲んではいけないことです。水道水には、塩素が含まれます。塩素が体内に入ってくると活性酸素が発生します。では、煮沸消毒すれば良い水になるかといえば、もっと悪い水になります。水道水を煮沸させれば塩素は飛びますし、殺菌効果もあります。しかし、トリハロメタンの量は多くなります。

トリハロメタンとは、発ガン物質の1一つとして知られる有害物質です。体内に入ると中枢神経や肝臓、腎臓などの臓器に負担をかけるうえ、アトピー性皮膚炎やぜんそくを悪化させます。摂取量が多くなれば、集中力の低下や疲労感、イライラなどの精神的な不調も現れます。流産の危険性が高まるという報告もあります。

この有害物質は、塩素と有機物が化合してつくられます。水道水を熟にかけると塩素12と有機物の化合がみるみる進み、発生量が増えてしまうのです。トリハロメタンの含有量が最も多くなるのは煮沸直後で、煮沸前の2〜3倍にも増えることがわかっています。トリハロメタンを完全に取り除くには、15〜30分間は沸騰させ続ける必要があります。

では、ミネラルウオーターなど塩素のない水を沸騰させるとよいのでしょうか。2つめの問題は、ここです。ミネラルウォーターは加熱すると、水が持つ健康作用を失います。白湯をミネラルウオーターでつくることほど、もったいないことはありません。

体を健康に導くには、水の力が非常に重要です。なぜなら、人間の体は、成人男性の約60 パーセント、成人女性の約5 パーセントが水でできているからです。その水は、血液やリンパ液となって体のすみずみに栄養を運び、病原菌などの異物や老廃物の排出を行い、約60兆個の細胞を潤して体内の環境を整えるなど、ありとあらゆる働きをつかさどっています。ですから、どんな良質な水を体に与えてあげるかで、体内環境は違ってきてしまうのです。長寿の水とは、体内環境を整える作用を持つ水です。

それはどんな水かといえば、1万年前の人たちも飲んでいたような、人の手を加えていない生の水です。今でいうミネラルウオーターです。その生水を加熱して人の手を加えたりすれば、水の健康作用は失われてしまいます。

では、純水で白湯をつくればよいかといえば、これも怖いのです。最近は、水道水から不純物をきれいに取り除いた純水を無料で配るスーパーが多くなりました。純水は料理やお茶に使うならばよいでしょう。しかし、そのまま飲むのはよくありません。不純物ゼロの水は溶解度が高く、人体に取り込むと体内のさまざまな酵素やカルシウムなどのミネラルまで薄かし込みます。また、腸内フローラにも悪影響を与えかねません。

水の最も良い飲み方は、加熱殺菌など人の手を加えていないミネラルウォーターを、そのまま飲むことです。白湯健康法では、白湯にデトツクス(毒出し)効果があるというようですが、水そのものに老廃物を抱えて外に持ち出す作用があります。わざわざ沸騰させて、水の健康作用を奪う必要はありません。

ただし、ミネラルウォーターといっても、産地によって健康効果は異なります。ミネラルウォーターを買うときには、必ずラベルを確認しましょう。

選び方の主なポイントは3 つです。1 つは、アルカリ性の水であること。健康な人の体液は、弱アルカリ性です。それが疲れてくると酸性に傾き、体に不都合なことを起こします。ふだんからアルカリ性の水を飲んでいれば、体が疲れてきても、体内環境を素早く戻せます。

2つめは、原材料の欄に「鉱泉水」「鉱水」「温泉水」と記載があることです。これらの水は、数十年間かけ、磁鉄鉱や石灰岩の厚い岩盤を通り抜けて地底に湧き出た天然水です。こうした水にはミネラルが含まれます。一方、「伏流水」「井戸水」などはミネラルをほとんど含みません。世界各地には、人々の長寿を支えてきた水があります。長寿の水はみな「鉱泉水」「鉱水」「温泉水」です。日本にも長寿の水があります。私は日本各地のミネラルウォーターを研究し、「活性酸素を消す力のある水」をいくつか見つけました。日頃からこうした生の水で、活性酸素を消すような良質の水を飲んでおくことです。逆に、体に悪い水は、原材料の欄に水の採取場所は書いてあっても、水の種類について詳しく記載していないような水です。また、ラベルに「非加熱」と表示のない水は、加熱殺菌した水の可能性が高いと考えられます。飲んでもよいですが、健康作用はないので、長寿の水にはなりません。

3つめは、「おいしい」と感じる水を飲むこと。ミネラルウォーターは、ミネラルの含有量から硬水と軟水に分けられます。「日本は軟水の国だから、日本人の体には軟水が適している」と言う人がいますが、これも間違いです。カルシウムやマグネシウムの多い水は、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果もあります。自分にとっておいしい水は、体調が教えてくれます。硬水がおいしいと感じるならば、体がミネラルを欲している証です。ただし、硬水を飲み慣れない人は、舌にもったりと感じ、最初は飲みにくく感じるでしょう。最初は硬度の低い水から試し、硬度をだんだんと上げていって、「おいしい」と感じるようになれば、それが体調に合っている水なのです。良質な水は、長寿の水です。健康増進に水の力をぜひ役立ててほしいものです。

活泉水でもっと元気に!http://kassensui.sblo.jp/

若返りホルモン を増やす には 納豆 と イワシ を たっぷり食べよう という情報です。

DHEA は食事と適度の運動が増える イワシ 納豆

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アディポネクチン が発見される以前から、注目されていた長寿ホルモンがあります。それは、DHEA です。

DHEA ( デヒロドエピアンドロステロン ) は、副腎や性腺で産生されるホルモンの一種で、体内ではコレステロールを原料にして合成されます。男性ホルモンのテストステロン、エストラジオールの前駆体であり、筋肉強化のほかホルモン分泌を盛んにできる若返りホルモンとしても知られています。山芋などを原材料としたサプリメントも市販されています。

DHEA は男女とも 6 ~ 7 歳頃から分泌が増加し、20 歳前後でピークに達します。その後、加齢とともに直線的に下降していきます。そのため、以前から、人の老化の代表的な指標として注目されてきたのです。

若返りホルモン DHEA が健康にも影響する

日本の研究では、2006 年に久留米大学医学部の心臓・血管部門のグループが、DHEA 濃度の高い人は長寿の傾向が強いことを米国の心臓病学会にて発表しています。

DHEA は、副腎や性腺から血中に分泌されるホルモンで、ガンや動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー型認知症など生活習慣病の抑制に幅広く関与していると見られています。ただし、作用メカニズムについては、すべてが明らかにされているわけではなくまだまだ未知の分野とも言えます。

比較的はっきりわかっているのは、DHEAの脂肪細胞に対する作用です。DHEAが脂肪細胞に作用すると、インスリンの感受性が高まり、細胞へのブドウ糖の取り込みが向上すると確認されています。

また、DHEA はタンパク質と同化して、筋肉を増強させることが知られています。脂肪細胞に働きかけ、筋肉を増強させるので、内戚脂肪の減少につながり、メタポリック症候群の予防につながるとも期待されています。DHEA が皮膚に働けば皮膚が若返り、脳にいけば脳が活性化するとも見られています。

米国では、かなり以前からDHEA の若返り作用には注目されていました。たとえば、米国国立加齢研究所が、ボルティモア市で716人を25年間追跡した疫学調査を行っています。結果、DHEA 値の高い人は低い人より長寿だったことがわかりました。

また、65 歳以上の男性を 25 年間追跡調査すると、DHEA 値が低い人は 25 年後に 45 %が死亡していたのに対し、DHEA 値が高い人の死亡率は 25 %でした。65 歳以上の人の25 年後といえば、90歳を超えています。

このような多くの研究結果により、米国では1994年に DHEA をサプリメントとして販売することが認可されました。そのため、日常的に服用する人がたくさんいました。しかし、日本では今も認可されていません。それには理由があります。

DHEA は副腎や性腺で生産される男性ホルモンの一種だからです。サプリメントとして素人が手軽に服用するには、不都合な成分なのです。事実、DHEAのサプリメントを長期間飲んでいた人は、前立腺や卵巣などのガンになりやすく、また症状を増悪しやすいことが認められています。妊娠中・授乳中に服用すると、重大な影響を母体に与えることも知られています。自己判断での服用は、危険です。

しかし、体内で自然な形で分泌量を増やすぶんには、問題ありません。むしろ、長寿ホルモンとしての働きを発揮し、若返りに役立ちます。それには、日常生活のなかでのちょっとした工夫が必要です。

まず、食事です。納豆を食べるとDHEAが増えます。納豆に含まれるイソフラボンがDHEAの材料になるからです。イソフラボンも、抗酸化力の高いフィトケミカルの一種です。イソフラボンは大豆製品に多く含まれ、豆腐や豆乳などにも豊富です。

もう1つは、イワシを食べることです。イワシに含まれるセレンが副腎を活性化することがわかっています。DHEA は副腎から主として分泌されますから、副腎を活性化すると、DHEA の分泌量が増えるのです。私は、「ちょっと疲れているな」と感じると、納豆とイワシのつみれがたっぷり入った納豆イワシつみれ汁をいただきます。

食事以外では、適度の運動が大事です。高齢者に30分間ほど軽めの運動をしてもらい、運動前後のDHEA量を観測したところ、運動前は550だったDHEAが658 に増加していました。運動は、ウォーキングでも簡単な体操でも、心地良いと感じる程度に好きなことを行う方法が最良です。

さらに、過剰なストレスが心身にかからないようにすることも必要です。副腎はストレスにとても弱い臓器です。ストレスにより副腎が弱ると、DHEA を分泌できなくなります。

ストレスを除くには、リラックスできる状況を意図的につくることです。私はお酒と音楽が大好きですから、ときどきお酒を飲みながら音楽鑑賞をします。また、副腎は寒さに弱い臓器です。若さを保つには、体を冷やさないこともとても重要です。

体温アップ についてはこちら。

ガン細胞の成長を抑える 食材 にんにくきゃべつ きのこ などです。積極的に食べたい食材です。

ガン細胞の成長を抑える 食材 ガン予防にはたっぷりの薬味ときのこが効く

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現在、日本人の 2 人に 1 人もの人がガンで命を落としているのです。ガンは誰にとっても怖い病気です。だからこそ、多くの人が「ガンを防ぐ食品」に過敏になり、テレビや雑誌などでも特集が組まれるほどです。

ガン患者に評判の健康食品

ガンを防ぐ食品」とは、抗酸化作用のある食品か、腸内細菌を活性化する食品です。腸内フローラが整っていれば免疫細胞が活性化し、ガン細胞を撃退してくれます。

活性酸素に傷つけられると、細胞は大半が死にますが、なかには異常な状態に変異するものが現れます。この中から、ガン細胞は生まれます。私たちの体の中では毎日 3 000 〜 5000 個ものガン細胞が発生しています。

ただし、ガン細胞がすぐに病気としてのガンになるのではありません。発ガンまでには、何回かの変異が起こり、細胞は形も性質も異常な状態になります。この前の段階にて、免疫システムが正常に働き、ガン細胞を殺してくれればその成長を止められます。そのとき、多くの免疫細胞が働きますが、大活躍するのが前述のNK細胞です。NK細胞の活性を高めるのは腸内細菌であり、活性を弱めるのは活性酸素とストレスです。

また、ガン細胞が成長するスピードは、生活しだいで大きく違ってきます。たとえば、胃ガンはガン細胞の発生からガンと診断されるまで20〜30年問かかります。活性酸素をできるだけ出させなくし、腸内細菌を増やし、免疫を高める生活を続けると、ガン細胞の増殖は抑えられます。そうすると、50歳でガン細胞が成長を始めても、発ガンは90歳にまで延ばせます。ガンの発症と進行は自分次第なのです。

米国の国立ガン研究所では、ガンを抑える作用に優れた植物性食品について学術調査を行っています。そして、ガン予防効果の最も高い食品をまとめて「デザイナーズフード・ピラミッド」をつくりました。その頂点に立つのはニンニクです。ニンニクはガンを抑制する最高の食品だと、米国国立ガン研究所は発表しています。

日本では、2004年に51人を対象とした大腸ガン予防の臨床試験が行われています。ガンに進行しやすい大腸腺腫にかかっている人たちを、2グループに分け、大腸ガン発生リスクを比較しました。熟成ニンニク抽出液を1ヶ月間2.4 ミリリットル摂るグループと、その15分の1を摂るグループです。結果、多く摂ったほうのグループは、ガンになるリスクが30パーセントも低下していました。

にんにくでガンを予防する

ガン細胞に影響を与える成分は、イオウ化合物のS・アリルシステインや脂溶性のスルフィド類などです。イオウ化合物はフィトケミカルの一部であり、長ネギ、玉ネギ、ニラ、大根、ワサビ、キャベツなどにも豊富です。キャベツは、デザイナーズフード・ピラミッドにて、ニンニクの次にガン予防の効果の高い食品と掲げられています。

イオウ化合物には、「ガン細胞を増殖させる新生血管の形成を抑制する」「ガン細胞をアポトーシス(自殺) に導く」「活性酸素による遺伝子の損傷を防ぐ」「ガンと闘うリンパ球や細胞などの免疫細胞の働きを活性化する」などの作用があることが明らかになっているのです。

イオウ化合物を含む野菜は、薬味として使われているものばかりです。昼食にざるそばを食べるときには、ネギやワサビ、大根おろしなどの薬味をたっぷり入れて食べ、キャベツサラダを添えると、それだけでガン予防メニューになるというわけです。

ただし、イオウ化合物は水溶性であるため、水に溶け出しやすいという性質があります。生食するときには、サッと水にさらす程度にすると、効率良く摂取できます。なお、イオウ化合物は、調理法によって成分にかなりの変化があって、生食と加熱食では異なる効果効能を期待できます。とくにニンニクはその特徴が顕著で、生のまますりおろすとガン予防や抗菌作用が、加熱すると血液サラサラ効果や高血圧予防などが期待できます。ただし、ニンニクは刺激が強いので、食べ過ぎると胃を荒らすという難点もあります。1日4グラム程度を摂るように心がけるとよいということです。中程度のニンニク1 かけが、およそ4グラムです。

きのこ β・グルカン もガン抑制効果が高い

ガン予防にはキノコもおすすめです。キノコは食物繊維が豊富であることに加え、-グルカンという免疫力を高める成分が多く含まれます。β-グルカンもフィトケミカルの一種であり、強力な抗酸化作用を持ちます。β-グルカンも水溶性なので、煮汁などは一緒に食べるとよいでしょう。

ガンを撃退する「ハナビラタケ増強食」の使用感、口コミ、効能、効果

体重1 キログラム当たり1000ミリグラムのエノキダケエキスを20 日間飲ませるマウスのグループと、飲ませないグループに分け、それぞれの背中に非常に転移する力の強いルイス肺ガンを移植し、90 日間観察した研究結果が掲載されています。

結果は、エノキダケエキスを飲ませなかったグループは生存率が約20 パーセントだったのに対し、エノキダケエキスを飲ませたグループは生存率が50 パーセントもありました。しかも、生存したマウスのうち、半数は肺ガンが治っていたのです。免疫力を活性化する作用と強力な抗酸化作用を持つキノコを、ガン予防として食生活にぜひ取り入れてほしいと思います。

エノキタケ栽培家庭の胃ガンの死亡率は一般家庭の50%以下

きのこを日常的に食べる人はがんを発症するリスクが低いことが、米国で行われた研究で明らかになりました。きのこ18 g(中くらいの大きさのシイタケの傘の部分1個程度)を毎日食べている人のリスクは、きのこ を食べない人に比べて45 % ほど低くなる可能性が示されました。

がんの予防において、食生活が重要な役割を果たすことは広く知られています。キノコは、低カロリーで低糖質、かつ、塩分、脂肪も少なく、コレステロールを含まないといった好ましい特徴をもっています。さらにキノコには、生理活性化合物、例えば、フィトケミカル(フェノール酸、フラボノイド、カロテノイドなど)、食物繊維、ポリサッカライド、セレニウム、ビタミン、抗酸化物質(エルゴチオネインやグルタチオンなど)が豊富に含まれているため、積極的に食べれば健康全体に好ましい影響が現れると期待されています。これまで、がんの予防にキノコの摂取が役立つかどうかを調べる研究は少なからず行われていますが、効果があることを示した報告と、効果はないとする報告が入り交じっていました。

悪玉菌がいなければ生きていられない

「善玉菌たっぷり、日和見菌まずまず、悪玉菌は少なめ」が腸内フローラの理想形です。日和見菌という菌は、善玉菌が多いときには、良い働きをするのですが、悪玉菌が増えると悪さをします。善玉菌が増えると腸内フローラが整うのは、日和見菌に良い働きをさせることにも理由があります。

では、なぜ腸には悪玉菌と呼ばれる菌が存在するのでしょうか。悪玉菌というその名から、ここに分類される腸内細菌は、体に悪い菌だと思われがちです。しかし、それは間違いなのです。人体に悪い菌ならば、病原菌などと同様に免疫システムはこれを異物とみなし、排除するはずですが、免疫システムは、悪玉菌の存在を認め、腸に棲むことを許しています。なぜなら、悪玉菌も人体に重要な役目を果たしているからです。

悪玉菌の代表・大腸菌を例に、その働きを見てみましょう。まず、大腸菌は、O-157など有害な菌が侵入してきたとき、排除のためにいち早く動き出す番兵の働きをしています。また、食物繊維は腸内細菌たちの大好物ですが、大腸菌には、食物繊維の1つで水に溶けない不溶性のセルロースを分解する働きがあります。セルロースは野菜類に多く含まれていますが、私たちはセルロースを分解する酵素を持っていません。そこで大腸菌などの腸内細菌たちがせっせとセルロースを分解してくれています。しかも、その過程で人体の働きに重要なビタミンを合成してくれているのです。

私たちは大腸菌がいなければ生きていられません。ところが、人間は彼らを「悪玉菌」と呼んで悪者扱いします。その理由とは、悪玉菌は数を増やすと、タンパク質やアミノ酸を分解し、アンモニアや硫化物、アミンなどの有害物質をつくりだすためです。これらの物質は体各部の臓器を傷つけ、脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化、高血圧症、ガンなどの生活習慣病の発生を引き起こします。老化の原因にもなります。ですから、「悪玉菌」と不名誉な名で呼ばれてしまうのです。臭いのきついウンチやオナラは、腸内で悪玉菌が増えている証ですので、注意が必要です。

要するに、問題なのは、大腸菌をはじめとする悪玉菌たちではなく、悪玉菌と呼ばれる菌たちを増やしてしまうことです。善玉菌と悪玉菌は、腸内ですき間なく純張り争いをしながら、せめぎ合って存在しています。

悪玉菌を増やさないためには、食事や生活の中から腸内バランスを整えていくことが重要です。必要なのは、まずシンバイオティクスを毎日実践し、善玉菌を増やし続けることです。次には、セルロースをしっかり摂って、大腸菌をはじめとする悪玉菌をせっせと働かせ、勢力拡大を狙う暇を与えないことです。

そこで重要になってくるのが、野菜類、豆類、果物類を毎日の食事から十分な土を摂ることです。野菜類、豆類、果物類には、善玉菌の餌となるオリゴ糖や糖アルコールが豊富です。一方で、食物繊維もたくさん含みます。食物繊維が入ってくれば、大腸菌などの悪玉菌もせっせと働き、これを分解して、ビタミンを合成してくれます。食物繊維には大きく2つの種類があります。

1つは先ほどからお話ししている不溶性食物繊維のセルロースです。セルロースは腸で吸収されず、大腸に送られて、やがて排泄されます。その過程にて、腸や大腸にある不要物や水分を吸着して、大便をつくっていきます。腸内細菌の死骸や生きた腸内細菌のほか、発ガン物質などもひとまとめにして大便をつくり、体外に出してくれるのです。セルロースは、大豆、インゲン豆、小豆などの豆類のほか、キクラゲ、干しシイタケなどに豊富です。

2つめは、水溶性の食物繊維です。水溶性の食物繊維は、腸内で発酵しやすく、善玉菌を増やす特徴があります。粘着性があって、胃や腸をのんびり移動していくので、お腹が空きにくく、ダイエットにも最適です。また、糖質の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値が急激に上がるのを抑えます。水溶性の食物繊維は、昆布やワカメなどの海藻類のほか、里芋、豆類、果物、かんぴょう、エシャロットに多く含まれます。

こうした食物繊維の多い食品を、毎日意識してたくさん食べるようにしましょう。

食材で食物繊維が摂取できない場合は、トクホのイサゴールなどおおすすめです。

善玉菌の餌をとり続けることで腸内フローラは整う

腸内細菌の好物は、善玉菌の生きていた溶液以外にもあります。それは、オリゴ糖と糖アルコールです。これらの栄養成分は、野菜や果物に多く含まれます。

オリゴ糖は、バナナ、ハチミツ、大豆、玉ネギ、ゴボウ、ニンニク、トウモロコシなどに含まれます。オリゴ糖は、熱や酸に強く、調理や胃酸によって消失することなく、腸に届きやすいという特性があります。

糖アルコールには、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなどの種類があります。キシリトールはイチゴやカリフラワー、ホウレン草、玉ネギ、ニンジン、レタス、バナナに含まれます。ソルビトールはリンゴやナシに、マンニトールは昆布に豊富です。

オリゴ糖、キシリトール、ソルビトール、マンニトールなどは、人工甘味料にもなっていますが、こうした加工・精製されたものを大量に摂ると、下痢をしやすくなります。下痢をするということは、腸に不具合が起こっていることを表します。腸内細菌を喜ばせるには、果物や野菜から自然な形で摂るようにしてほしいと思います。

たとえば、ヨーグルトにバナナとハチミツを添えれば、腸内の善玉菌が大喜びするスイーツになります。また、玉ネギやゴボウ、ニンジンなど具のたっぷり入った味噌汁は、これだけでシンバイオティクスの実践になります。

しかし、バナナやイチゴ、リンゴ、ナシなどの果物類は、炭水化物も豊富に含みます。年齢的にメインエンジンがミトコンドリア系に移っている人は、炭水化物を摂り過ぎると、解糖エンジンが活発化し、活性酸素が大量発生してしまうことは前述しました。炭水化物は、イモ類やトウモロコシ、レンコン、カボチャなどにも豊富ですし、グリンピースやソラ豆にも含まれます。昆布にも糖質はあります。完全な糖質制限食を目指すと、オリゴ糖や糖アルコールを含む野菜や豆類、昆布、果物類も抜くことになります。

「食べ過ぎなければ」という前提を置きますが、食べ過ぎなければ、こうしたものも適度に摂るのは健康には必要です。なぜなら、それらの野菜や果物、海藻は、オリゴ糖アルコールなど腸内細菌の大好物の栄養素を含むからです。これらの栄養素が入ってくると、腸内細菌は働きを活性化し、数をどんどん増やしていきます。

繰り返しになりますが、年代的にミトコンドリア系にメインエンジンが移ったのちも、解糖エンジンはゆるやかに動いています。炭水化物などの糖質を多く摂り過ぎるのは、ミトコンドリアエンジンのジャマをするので良くありませんが、糖質がまったく必要なくなるわけではありません。主食や白砂糖、お菓子などの炭水化物を控えておけば、腸内細菌の喜ぶ野菜や果物を安心して食べられます。

さて、シンバイオティクスを実践するにあたり、大事なことが1つあります。腸内フローラの改善には、毎日続けることが必要なのです。

日本栄養・食糧学会が、オリゴ糖を摂るとビフィズス菌がどの程度増えるのか、という調査をおこなっています。その結果によると、オリゴ糖を摂る前は約18パーセントだったビフィズス菌が、1週間後に約40パーセント、2週間後には約46パーセントにまで増殖しました。

ところが、摂取をやめると、わずか1週間で、もとの数値まで戻ってしまったのです。理想の腸内フローラとは、自分でつくり上げていくものです。オリゴ糖など善玉菌の餌となる野菜や果物を毎日食べていれば、善玉菌が増え、悪玉菌は減ります。しかし、善玉菌の餌を摂っていないと、腸内フローラの形勢は短期間のうちに逆転します。善玉菌が減り、悪玉菌が増殖してしまうのです。

野菜や果物によって腸内環境を良好に保つことがいかに重要か、近年、興味深い事実が明らかにされてきています。米国国立ガン研究所では、野菜や豆類などを多く摂れば免疫力が上がってガンを予防でき、アレルギーも抑えられるという研究結果を発表しています。これらの食品は、免疫力を上げると同時に腸内環境も整えてくれるので、便秘や下痢にならない元気な腸を保つためにも役立ちます。

プレバイオティクスになる食品は1回摂れば大丈夫と安心せず、毎日食べ続ける工夫をしましょう。毎日摂り続けることが、腸内フローラを健全に保つ最善策となります。毎日摂るなら、オリゴ糖をたくさん含んだごぼうのお茶がおすすめです。『有機 高原のごぼう茶』

腸はビタミン、ホルモン、酵素をつくる

善玉菌の棲んでいた溶液は、腸内細菌の餌

食事から生きた善玉菌をたくさん摂り入れても、すべての菌が腸に届くわけではありません。よく噛んで食べられたものは唾液と混ざり、胃に送られます。胃では、強力な殺菌作用を持つ胃酸によって、感染症の原因となる細菌やウィルスだけでなく、腸内細菌を活性化する菌たちも殺菌してしまいます。

ただし、胃という難所を通過するたくましい菌たちもいます。腸にたどりついた善玉菌たちは、細胞分裂によって短時間のうちに数を増やし、すでに腸内で働いていた仲間たちの働きを助けます。病原菌もときには胃を通過して腸に入り込んできますが、立派を腸内フローラが働いていれば、敵とみなされた異物は一網打尽に排除されます。

では、胃で死んでしまった善玉菌たちは、無駄死にかといえば、そうではありません。彼らもまた腸の働きに貢献してくれているのです。善玉菌が棲みついていた溶液が腸に届くと、それが腸にいる善玉菌を増やすことが最近の研究によってわかっています。

生きた乳酸菌 よりも 死んだ乳酸菌を 大事にしたい | 賢い乳酸菌生活

生きた善玉菌を摂り入れるのが「プロパイオティクス」で、善玉菌の餌となり、その働きを助ける食べものを食べるのが「プレバイオティクス」です。そして、この2つを同時に行うことを「シンパイオティクス」といい、近年、医学界でもさかんに注目を浴びています。

シンバイオティクスを実践すると、腸内で善玉菌が増えます。善玉菌が腸内で増えると良いことがたくさんあります。善玉菌の代表は、ビフィズス菌をはじめとする乳酸菌群です。乳酸菌群には、腸内を酸性に保つ働きがあります。多くの病原菌は、酸性の場所では生きていられません。乳酸菌群は、腸内を酸性に保つことで、外から入ってくる悪い菌の攻撃を防いでくれているのです。

また、腸は人体で最大の免疫組織です。腸には、約70パーセントもの免疫細胞が集まり、体全体の免疫システムを支えています。この免疫システムを活性化しているのが腸内細菌です。とくに善玉菌の乳酸菌群が腸内で増えると、免疫力は増強されます。乳酸菌群の細胞壁には強力な免疫増強因子があって、腸管にいる免疫細胞を刺激し、働きを活性化させることがわかっています。

シンバイオティクスが注目されるのは、善玉菌が増えると免疫力が高まり、病気をしにくくなる効果が高いからです。また、免疫力が強化されれば、近年、患者数を伸ばしているアレルギーの改善にも高い効果を期待できます。

毎日の食卓にてシンバイオティクスを実践していただきたいと思います。ポイントは、善玉菌と腸内細菌の餌を一緒に摂ることです。

味檜や納豆は酸に強く、腸まで届くプロパイオティクスです。味噌や納豆を毎日の食事で摂ることで、腸内細菌を増やせることは前述しました。

また、プレバイオティクスに良い食品としてまず挙げられるのは、ヨーグルトです。世界の長寿国といわれる有名なカフカス地方に位置するグルジア共和国では、1日3食、乳酸菌でつくつたヨーグルトを食べているそうです。ところが、ヨーグルトに豊富に含まれる乳酸菌やビフィズス菌の種類は、残念ながら大部分が胃酸に弱く、90パーセントが胃で死んでしまいます。ですが、乳酸菌やビフィズス菌が死んで腸に到達しても、腸内の善玉菌が増えることは前に述べました。乳酸菌やビフィズス菌が棲んでいたヨーグルト液には、自分たちの仲間を増やす因子が含まれているからです。

したがって、ヨーグルトを飲んでいると、たしかに善玉菌が増えてきます。しかし、私はヨーグルトを毎日すべての人が飲み続けることが必ずしも良いとは思っていません。なぜなら、日本人の中高年には糖分や脂肪分の摂取過剰な人が多いからです。

ヨーグルトの善玉菌は腸まで届かないことが多いので、善玉菌を増やすにはヨーグルトを毎日摂取しなければなりません。ですが、ヨーグルト液には糖分や脂肪分が多く含まれていますので、糖分や脂肪分の摂取過剰な人がヨーグルトを飲み続けていると体の調子がおかしくなってくるのです。

そのような人には、「乳酸菌生成エキス」を飲むことをおすすめしています。「乳酸菌生成エキス」は腸内に棲んでいる「自分の乳酸菌を増やす因子」が多量に含まれているからです。

もちろん、糖分や脂肪分が気にならない人にとっては、ヨーグルトはプレバイオティクスとしてとても良い商品であることは問違いありません。

食事で味噌や納豆、おつけものなどの発酵食品を摂ってプロバイオティクスを実践し、デザートやおやつに少量のヨーグルトを摂ってプレバイオティクスを実践すれば、完壁なシンバイオティクスになります。糖分や脂肪分の気になる人は、乳酸菌生成エキスを毎日飲むとよいでしょう。

なお、1品で完全なものを目指すのではなく、いくつかの食品を組み合わせたはうが、より完璧で健康的なシンバイオティクスを目指すことができると考えてください。

味噌 納豆 腸内細菌 滋養強壮 必須

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味噌 納豆 腸内細菌 滋養強壮 必須 です。

放射線に負けない体づくりには 「 味噌 」

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腸内細菌が喜ぶ食べものは第1に、古くから人に食べ継がれてきたものです。伝統食には、人が健康になる知恵がたくさん詰まっています。とくに日本の伝統食には腸内細菌を増やし、免疫力を高める食品が多いと知られています。日本人が世界一の長寿民族である理由は、日本の伝統食が腸内環境を良い状態に保ってきたからなのでしょう。

日本の伝統食によく含まれているのが、乳酸菌などの発酵菌です。味噂、醤油、酢、みりんなどの調味料のほか、納豆や糠漬け、塩辛、酒盗、なれずし、くさや、日本酒、焼酎などさまざまな食品が、善玉菌の力を使って発酵してつくられています。発酵食品には、腸内細菌の善玉菌を増やす作用のあることがわかっています。

発酵食品には、腸内細菌の善玉菌を増やす作用のあることがわかっています。「善玉菌いっぱい、日和見菌ほどほど、悪玉菌少々」が腸内フローラの理想形だと前述しましたが、生きた善玉菌を豊富に含む発酵食品を食べると、腸内フローラが整います。

人体に良い影響を与える微生物、またはそれらを含む食品は、「プロパイオティクス」と呼ばれ、健康を促進するものとして医学的にも大きな注目を集めています。善玉菌が生きている発酵食品を食べることは、プロバイオティクスの実践です。

がとくにおすすめしたいプロバイオティクスは、味噌です。味噂汁は、食生活の乱れが気になる現代人でも、1日1回は食べるであろう親しみ深いメニューですし、味噂の中にはたくさんの麹菌が生きています。また、野菜やワカメなどの具には、腸内細菌の好物がたっぷり含まれています。味噌汁は、生きた菌で腸内フローラを整えるとともに、腸内細菌に好物を与えて腸の働きを活性化させてくれる万能食なのです。

ただし、麹菌は熱に弱く、グッグッ煮立ててしまうと死んでしまいます。味噌を溶いたら、決して煮立てずに火を消すことが、生きた菌を腸に取り入れるポイントです。冷めた味噌汁を食べるときにも、煮立てずに軽く温めるようにしてください。また、スーパーなどに陳列されて売られている味噌の多くは、発酵を止めるため処理が加えられています。陳列棚で発酵が進み、品質が保てなくなると困るからです。ですから、残念ながらスーパーで買ってくる味噌では、プロバイオティクスの実践にはなりません。

かつては多くの商店街に味噌屋があり、生きた味噌を売っていましたが、今は味噌屋も珍しくなりました。とはいえ、現代はインターネットが普及し、日本全国の食品をお取り寄せできる時代です。「味噌お取り寄せ」で検索すれば、さまざまな味噌が紹介されていますから、麹菌の生きている好みのものを購入するのもよい方法でしょう。

味噌 腸内細菌 効果

味檜の良さは、腸内バランスを整えることに留まりません。味噌には、強力な抗酸化作用があります。腸内細菌の大敵である活性酸素を無毒化する作用があるのです。

広島での原爆後遺症の調査の中で、「みそ汁を毎日食べていた人は、後遺症が軽くてすんだ」という報告がありました。

放射線被ばくで怖いのは、放射線を浴びる量が多くなるほど、体内で大量の活性酸素が発生することです。そして、近くの細胞を次々に破壊していくという「もらい泣き現象」を起こすことです。

放射線被ばくの害に対し、味噌がどのような効果を示すのか、広島大学の伊藤明弘教授はマウス実験を行っています。マウスの腸粘膜に放射線(Ⅹ線)を照射し、餌によって腸粘膜細胞への被害がどのように変わるのかを見たのです。

結果、味噌の餌を食べていたマウスは、他の餌を食べていたマウスに比べて、粘膜細胞の死亡率が圧倒的に低くなっていました。

しかも、一度は放射線で傷ついた細胞が、再生している様子が見られました。さらにすごいことに、筋肉中の放射性物質の含有量が少なく、味暗が放射性物質の排出に優れていることが示されたのです。現代社会に生きる私たちは、放射線や活性酸素という目に見えないものから、自分の体を守るために積極的に行動せざるを得ない時代に生きています。生きた味檜を毎日食べることは、活性酸素から身を守る大きな手段です。

味噌の驚くべき著効 | 放射線の防御にも味噌汁が効果

納豆 腸内細菌

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また 日本食の伝統食である 納豆 もおすすめです。納豆 にも納豆菌がたくさんいます。しかも、大豆は腸内細菌の大好物の 1 つです。

その大豆を細菌で発酵させている納豆は、腸内細菌にとって、味噌のように良いことづくしの食品です。近年、朝食を抜く人の多さが、社会的な問題にもなっています。なかには、「朝は体は排泄の時間だから健康的に抜いたほうがよい」と朝食抜きの健康法を唱える専門家もいます。ですが、腸内細菌に食事を与えるためにも、朝食は少しでもよいので摂るベきだと考えています。具だくさんの味噌汁に納豆をたっぷり入れた納豆汁をl杯すするだけでも、体と腸を活動的にする十分な朝ご飯となります。

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