同じ料理でも、盛り付け方によって美味しそうに見えたり、そうでなかったりします。レストランの料理が魅力的に見えるのは、調理技術だけでなく盛り付けにもこだわっているからです。
実はプロの料理人が実践している盛り付けの基本は、それほど難しいものではありません。ちょっとしたコツを知るだけで、家庭料理もレストランのような見た目に変わります。
ここでは、誰でも簡単に実践できるレストラン風盛り付けのテクニックを紹介します。
余白を作る
レストランの料理を見ると、お皿いっぱいに料理を詰め込んでいないことに気づきます。
余白は料理を引き立てる額縁のような役割を果たします。お皿の7〜8割程度に料理を盛り付けることで、高級感のある印象になります。
家庭ではついお皿いっぱいに盛りたくなりますが、あえて空間を残すことが大切です。
主役を決める
一皿の中には必ず主役となる料理があります。
ハンバーグならハンバーグ、ステーキならステーキを最も目立つ位置に配置し、副菜や付け合わせは脇役として配置します。
主役がはっきりすると、料理全体がまとまって見えます。
高さを意識する
平面的な盛り付けよりも、高低差のある盛り付けのほうがおしゃれに見えます。
サラダをふんわり盛る、付け合わせを重ねる、肉を少し立てかけるなど、高さを意識するだけで立体感が生まれます。
レストランではこの立体感をとても大切にしています。
彩りを整える
料理は味だけでなく見た目も重要です。
プロの料理人は「赤・黄・緑・白・茶」の5色を意識して盛り付けています。
- 赤:ミニトマト、パプリカ
- 黄:かぼちゃ、コーン、卵
- 緑:ブロッコリー、アスパラ、レタス
- 白:ご飯、じゃがいも、大根
- 茶:肉料理、揚げ物
複数の色を取り入れることで、料理が華やかに見えます。
お皿選びにもこだわる
盛り付けを美しく見せるためには、お皿選びも重要です。
白い皿は料理の色が映えやすく、初心者でも失敗しにくい特徴があります。
黒い皿は高級感があり、肉料理や洋食との相性が抜群です。
また、料理の量に対して少し大きめのお皿を使うと余白を作りやすくなります。
ソースを演出として使う
レストランではソースも盛り付けの一部として活用されています。
料理全体にかけるのではなく、線を引くように流したり、スプーンで円を描いたりすることでおしゃれな印象になります。
ただし、かけ過ぎると料理が見えなくなるため注意が必要です。
付け合わせの配置を考える
洋食ではメイン料理を手前に、付け合わせを奥側に配置するのが基本です。
また、色の違う食材を隣り合わせにすると見栄えが良くなります。
ブロッコリーやにんじんのグラッセ、ポテトなどをバランス良く配置しましょう。
ハーブや葉物を活用する
パセリやベビーリーフ、クレソンなどを添えるだけでもレストランらしい雰囲気になります。
彩りが増し、料理全体が引き締まって見えます。
最後の仕上げとして少量添えるだけでも効果があります。
盛り付けでよくある失敗
- 料理を詰め込み過ぎる
- 茶色い料理ばかりになる
- 高さがなく平面的になる
- ソースをかけ過ぎる
- 大きさの合わない皿を使う
これらを避けるだけでも見た目は大きく改善されます。
まとめ
レストラン風の盛り付けを実現するためには、余白・彩り・高さを意識することが重要です。
さらに、お皿選びやソースの使い方にも気を配ることで、家庭料理がワンランク上の見た目になります。
毎日の食卓でも少し盛り付けを工夫するだけで、料理がより美味しそうに見え、食事の時間が楽しくなるでしょう。
洋食の基本的な盛り付けルールについて詳しく知りたい方は、洋食 盛り付け ルールもあわせてご覧ください。
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