シャワー ガン 細胞の増殖が促進される可能性大 入浴が大事。入浴がとても大切だという情報です。シャワーだけでは、デメリットしかありません。体の汚れは落とせるかもしれませんが、免疫力を高めることができません。
仕事が忙しく毎日せわしく過ごしている人ほど、入浴せずにシャワーですませることが多いようです。こういった人たちのライフワークをのぞいてみると、寝る時間を確保するために省略できることはできるだけ省いてしまう傾向が強いくあらわれています。現代人はとにかく「時間がない」を口ぐせように発しています。
シャワー ガン 細胞の増殖が促進
体を清潔に保つことが目的があるとすれば、シャワーだけでも問題はないのでしょう。しかし、健康を主眼に置くと、良い習慣とはいえません。
なぜなら、腸の機能を活性化し、ガンを予防するには体を温めることが必要だからです。そのためには入浴が大事です。
冬の間は、入浴するのに、夏になると入浴をせずにシャワーだけですませてしまう人も多いです。
2012年3 月名古屋で開催された「ミラクルワールド予防医学フォーラム2012」にて、『免疫革命』の著者として知られる安保徹新潟大学教授と講演が印象に残りました
そのとき、安保教授は「ガン細胞は先祖返りした細胞」であり、体内を低体温・低酸素の環境にしたために、古細胞に戻ったのがガン細胞だと話されていました。
地球上に生命体が誕生したとき、私たちの祖先となる生物は、無酸素と低温の環境にて解糖エンジンを働かせて生きている単細胞生物でした。
強力な放射線に地球がさらされていたため、生物は深海でしか生きられないという、過酷な環境下で生みだされたのが解糖エンジンです。そうした環境の中で、血管を伸ばし、栄養を吸収する細胞がいたのですが、ガン細胞はその生命力旺盛な細胞と性質が似ているというのが、安保教授のお話です。実際、ガン細胞は高糖質・低酸素・低体温という体内環境を好みます。
その環境とは、古単細胞生物が生きていた環境に酷似しています。一方、ミトコンドリアエンジンは、地球上が酸素に覆われ、表面温度が高くなるなかで築かれたエネルギー系です。そのため、酸素が豊富で体温が高い状態でよく動きます。ミトコンドリアエンジンが活性化するのは、低糖質・高酸素・高体温の環境です。ガン細胞の増殖を許さないためにも、中高年になったらミトコンドリアエンジンを活性化し、解糖エンジンの動きはゆるやかにとどめることが必要です。
中高年の体は、ミトコンドリアエンジンがメインに動いているため、解糖エンジンがフル稼働してしまうと、活性酸素が発生しやすくなっています。これを防ぐには、高糖質の食生活を改めること。そして、高酸素・高体温の環境を努めてでもつくりだすことです。
その12、体を清潔に | ガン予防のための習慣
1日1回、温かいお湯につかり、体温を上げることは、ミトコンドリアエンジンを活性化するとともに、ガン細胞の成長を許さないことにつながります。
ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産に重要な役割を果たしますが、温かいお湯に入ることでその活性化を促進するということです。温かいお湯に入ることでリラックス効果が得られ、ストレスを軽減し、二次的にミトコンドリアの活性化やガン細胞の成長阻害されるのです。
現代人の低体温化がすすんでいる理由
現代人の低体温化はすすみ問題視されています。近年、現代人の低体温化が大きく問題視されています。厚生労働省の調査によると、1980 年代と比較して、平均体温は 0.5℃ほど下がっていると言われています。
現代人の低体温化には、様々な原因が考えられます。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
運動不足
昔と比べて、現代人は運動不足になりがちです。運動不足になると、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。基礎代謝とは、何もしていない状態でも消費されるエネルギー量です。基礎代謝が低下すると、体温を維持するための熱産生量が減少し、低体温化につながります。
2. 冷房・暖房の普及
冷房や暖房が普及したことで、年間を通して室温が一定に保たれるようになりました。そのため、暑さや寒さに体が適応する機会が減少し、体温調節機能が低下している可能性があります。
3. 食生活の変化
昔と比べて、現代人の食生活は欧米化が進んでいます。欧米型の食生活は、脂肪や糖質が多く、食物繊維が少ない傾向があります。このような食生活は、体脂肪を増やすだけでなく、基礎代謝を低下させることにもつながります。
4. ストレス
現代社会はストレスが多いと言われています。ストレスを感じると、自律神経が乱れ、体温調節機能が低下することがあります。
5. 睡眠不足
睡眠不足は、自律神経を乱し、体温調節機能を低下させるだけでなく、基礎代謝も低下させます。
これらの原因が複合的に作用することで、現代人の低体温化が進んでいると考えられます。
低体温化の対策
低体温化は、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。例えば、免疫力低下、疲労感、頭痛、便秘、下痢、肩こり、不眠症などです。
低体温化を防ぐためには、以下の対策が有効です。
1. 運動習慣をつける
適度な運動は、筋肉量を増やし、基礎代謝を高める効果があります。ウォーキング、ジョギング、水泳など、自分に合った運動を習慣的に行いましょう。
2. 冷房・暖房の使い過ぎに注意する
冷房や暖房の使い過ぎは、体温調節機能を低下させる原因となります。室温は25℃前後を目安に設定し、こまめに換気を行いましょう。
3. バランスのとれた食生活を心がける
野菜、果物、魚、大豆製品などをバランスよく摂取し、脂肪や糖質の摂り過ぎに注意しましょう。
4. ストレスを溜めない
適度な運動や趣味、十分な睡眠などを通して、ストレスを溜めないようにしましょう。
5. 十分な睡眠をとる
睡眠不足は、自律神経を乱し、体温調節機能を低下させる原因となります。毎日7~8時間の睡眠を心がけましょう。
これらの対策を意識することで、低体温化を防ぎ、健康的な体を維持することができます。
入浴することのメリットですが、腸の働きを高め、免疫力を高める効果もあります。腸は絶えず食物を消化し、病気から体を守るために免疫細胞を育てています。
常に持続的なエネルギーを使って、消化や免疫機能の活性化を保持しょうと努めています。それには、持久力に優れたミトコンドリアエンジンがスムーズに動き続けていることが必要です。
小腸は糖の吸収を積極的に行いますが、自分でエネルギーとして使わず、アミノ酸の一種であるグルタミン酸を使います。むしろ腸は、糖がたくさん入ってくるのを嫌がります。ミトコンドリアエンジンにエネルギー産生を頼っているため、解糖エンジンにフル稼働されると因ってしまうのです。
安保教授は「体温を1度上げると免疫機能が30パーセント上昇する」とも話されています。体温が上がれば、ミトコンドリアエンジンが活性化して腸の働きが活発になり、免疫機能が増強されるのです。また、ミトコンドリアエンジンを活性化するには、高酸素も重要です。1日数回深呼吸して、体に酸素を満たしてください。その習慣も、ガン予防には非常に効果的です。
風呂 温度 は 41 度が適温
私は週に1回、時間を見つけては近所の温泉に出かけます。温泉では、まず屋内の湯船によくつかって体を十分に温めます。次に、露天風呂に入り、深呼吸をして新鮮な空気を体に取り入れます。こうすると、高酸素・高体温の体内環境を一緒につくることができ、体がリフレシュしてパワーがこんこんと湧いてくるのを実感します。
ついでに、私は軽い運動も行います。温泉の端で、浴槽に足を引っかけ、腹筋運動をするのです。この週1 回の筋肉トレーニングは私の大事な健康法です。
最近は温泉施設が各地にできています。都会にも温泉はあります。こうした施設をご自身の健康増進のために上手に利用してください。もちろん、忙しくて温泉に出かけるゆとりを持てないという人も多いでしょう。そうした人こそ、1 日1 回、自宅の浴槽にゆっくりつかり、体をしっかり温める習慣を大事にしてほしいと思います。
半身浴の効果は絶大で毎日続けることで大きな効果をご自身の体で体験できます。
入浴で芯からじっくり温める方法(半身浴)