菊芋(きくいも・キクイモ)を食生活に取り入れた方の体験談を紹介します。
この方は、ヘモグロビンA1Cが9%を超えて糖尿病と診断され、医師の指導による食事療法や運動療法に取り組みました。その後、いったんヘモグロビンA1Cが6.5%まで下がったものの、食事管理が緩んだことで再び数値が上昇したそうです。
その後、菊芋の成分を含む食品を食生活に取り入れながら、無理のない範囲で食事を見直したところ、本人の記録ではヘモグロビンA1Cが再び6.5%になったとしています。
ただし、これは一個人の体験談です。ヘモグロビンA1Cの変化が菊芋だけによるものとは限らず、食事療法や運動、生活習慣など複数の要因が関係している可能性があります。
ヘモグロビンA1Cが9%を超えて糖尿病と診断された
この方は北海道で30年以上、理容師として働いていました。
5年ほど前に健康診断を受けたところ、ヘモグロビンA1Cが9%を超えており、糖尿病と診断されたそうです。
理容師という仕事柄、朝食をとった後、夜遅くまで食事をとれない日も多かったといいます。仕事中にあめ玉を食べて空腹を紛らわせる生活を長年続けていたことや、父親も糖尿病だったことから、自身の生活習慣や体質などが関係しているのではないかと考えていました。
医師の指導で食事療法と運動療法に取り組んだ
糖尿病と診断された後は、医師の指導を受けながら食事療法や運動療法に取り組みました。
その結果、血糖値は徐々に変化し、1年後にはヘモグロビンA1Cが6.5%まで下がったそうです。
しかし、主治医から「もう大丈夫だね」と言われたことで安心し、食事管理が次第に緩くなってしまいました。
すると、その後はヘモグロビンA1Cが再び8%台まで上昇したといいます。
一度緩めてしまった食事管理を再び続けることに精神的な負担を感じ、無理なく続けられる方法を探していたところ、雑誌で菊芋について知ったそうです。
菊芋を食生活に取り入れるようになった
菊芋に興味を持ったこの方は、菊芋の成分を含む食品を通信販売で購入し、朝食前と夕食前の1日2回取り入れるようになりました。
同時に、食事についても厳しく制限するのではなく、ストレスにならない程度に見直すことを心がけたそうです。
糖尿病の食事管理では、極端な食事制限を長期間続けるよりも、自分の生活に合わせて無理なく継続できる方法を考えることが重要です。
ヘモグロビンA1Cが6.5%になったという体験
菊芋を含む食品を取り入れ始めた翌月に健康診断を受けたところ、本人の記録ではヘモグロビンA1Cが6.5%になっていたそうです。
糖尿病の合併症について不安を感じていたため、数値の変化に安心したと振り返っています。
その後は、甘い物や脂っこい物を食べすぎたと感じたときなどに菊芋を取り入れる程度になったものの、本人の記録ではヘモグロビンA1Cは7%前後で推移していたそうです。
ただし、短期間の数値変化を菊芋だけの作用と考えることはできません。食事内容の変化や運動、体重、治療内容なども血糖値やヘモグロビンA1Cに影響します。
骨折による手術を受けたときの体験
この方は、その後、雪道で転倒して右足を骨折したこともあったそうです。
糖尿病があるため手術について不安を感じていましたが、診察を受けたところ手術を受けることができ、その後、骨折部位に入れていた金属を取り出す手術も受けたといいます。
本人は治療後の経過についても良好だったと振り返っています。
ただし、手術が受けられたことや回復の経過を菊芋の摂取と直接結び付けることはできません。手術の可否や治療後の経過は、血糖コントロールの状態だけでなく、骨折の程度や全身状態などさまざまな要因によって判断されます。
喉の渇きや疲れについて本人が感じた変化
この方は、食事管理と菊芋を取り入れた生活を続けるようになってから、以前感じていた喉の渇きや疲れが気にならなくなり、朝もすっきり起きられるようになったと振り返っています。
こうした体調の変化は本人が感じた使用感の一つとして参考になりますが、菊芋によって症状が改善したと断定することはできません。
喉の渇きや疲れなどは、血糖値の状態だけでなく、睡眠、水分摂取、仕事量などさまざまな要因によって変化します。
糖尿病の人に強い喉の渇き、多尿、強い疲労感などが続く場合は、食品だけで対処せず医療機関に相談することが大切です。
菊芋に含まれるイヌリンとは?
菊芋が健康を意識する人から注目される理由の一つが、イヌリンを含んでいることです。
イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、菊芋のほか、ごぼうなどにも含まれています。
イヌリンは小腸で消化されにくく、大腸まで届いた後、腸内細菌によって利用されます。その過程で短鎖脂肪酸が作られることがあり、腸内環境との関係について研究されています。
イヌリンは食物繊維として利用される
イヌリンは消化されにくい性質を持つため、食物繊維の一種として扱われています。
食物繊維を含む食品を食事に取り入れることは、普段の食生活を整える方法の一つです。
ただし、イヌリンを摂取すれば糖尿病が改善する、ヘモグロビンA1Cが必ず下がるといった効果が保証されるわけではありません。
イヌリンを摂り過ぎないことも大切
イヌリンなどの食物繊維を一度に多く摂取すると、人によってはお腹の張りやガスなどを感じることがあります。
菊芋やイヌリンを初めて取り入れる場合は、少量から始めて、自分の体調を確認しながら取り入れるとよいでしょう。
菊芋と血糖値について
菊芋にはイヌリンが含まれていることから、血糖値を意識した食生活の中で取り上げられることがあります。
一方で、「菊芋を食べれば血糖値が下がる」「菊芋だけで糖尿病を改善できる」と考えるのは適切ではありません。
血糖値やヘモグロビンA1Cは、食事、運動、体重、睡眠、ストレス、薬物療法などさまざまな要因によって変化します。
今回の体験談でも、菊芋だけでなく、医師の指導による食事療法や運動療法、食生活の見直しなどを行っています。
そのため、ヘモグロビンA1Cが8%台から6.5%になったという経過は、菊芋を取り入れた一例として参考にし、同じ結果が得られると考えないことが大切です。
菊芋を食生活に取り入れるときの注意点
菊芋は食品なので、普段の食事の一部として取り入れることができます。
ただし、糖尿病の治療を受けている場合は、菊芋を食べ始めたことを理由に、自己判断で薬を減らしたり中止したりしないようにしてください。
治療内容を変更したい場合は、血糖値やヘモグロビンA1Cなどを確認しながら、主治医に相談することが重要です。
また、菊芋だけに偏るのではなく、主食、主菜、副菜などを含めた食事全体のバランスを考えることも大切です。
菊芋を実際に取り入れた方の使用感
今回紹介した体験談では、菊芋を食生活に取り入れながら、食事療法や運動療法にも取り組んでいました。
本人はヘモグロビンA1Cの変化や、日常生活で感じた体調の変化を実感として記録しています。
ただし、体験談はあくまで個人の感想であり、同じような変化を保証するものではありません。
菊芋を実際に取り入れた方の使用感・レビューでは、今回の体験談以外にも、菊芋を食生活に取り入れた方の声を紹介しています。
イヌリンや菊芋について詳しく知りたい方へ
菊芋に含まれるイヌリンの特徴や、菊芋を実際に食べた方の体験については、親記事で詳しくまとめています。
イヌリンの効能・効果とは?菊芋に含まれる成分と実際に食べた人の使用感・レビュー
菊芋の体験談まとめ
今回紹介した方は、ヘモグロビンA1Cが9%を超えて糖尿病と診断された後、医師の指導による食事療法や運動療法に取り組みました。
その後、いったんヘモグロビンA1Cが6.5%まで下がったものの、食事管理が緩んだことで再び数値が上昇。その後、菊芋を含む食品を取り入れながら食生活を見直し、本人の記録ではヘモグロビンA1Cが再び6.5%になったとしています。
また、喉の渇きや疲れについても本人が変化を感じたとしていますが、これらを菊芋の作用によるものと断定することはできません。
菊芋にはイヌリンという水溶性食物繊維が含まれています。菊芋を健康的な食生活の一部として取り入れることはできますが、糖尿病の治療を菊芋だけに任せるのではなく、医師の指導を受けながら食事や運動、必要な治療を続けることが大切です。
菊芋とイヌリンの基本を知る
菊芋を利用した人の体験談を読むだけでなく、菊芋とはどのような食品なのか、含まれるイヌリンにはどのような特徴があるのかを知ることも大切です。
コメント